【感想】アイネクライネナハトムジーク

伊坂幸太郎 / 幻冬舎文庫
(709件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
171
301
156
18
5
  • この選手が勝ったら・・・

    この選手が勝ったら告白をしようという ”他力本願”。

    これがこの本の一番のハイライトでしょう。読めば分かります。
    前にも書いていますが,この作家の描く女性像が結構好きです。
    そういう観点から,今回も楽しませてもらいました。続きを読む

    投稿日:2017.08.14

  • 心が暖まります!

    流石!伊坂さんと思える繋がる繋がる作品でした。
    ウキウキ気分で読破してしまいました。
    最高です!

    投稿日:2018.04.07

  • お手の物?

    連作短編集で、こっちの作品に出ていた脇役が、こっちの作品では主人公になっていたり。
    そこも含め、伏線の張り方、回収の仕方は、伊坂幸太郎ならお手の物か。
    文句なく面白いけど、伏線回収の醍醐味は長編の方がより感じられるかな。続きを読む

    投稿日:2019.12.26

  • 短編としても、連作としても楽しめます

    伊坂幸太郎自身がこの作品のあとがきでも書いているように、伊坂幸太郎の作品としては、珍しく、泥棒や強盗、殺し屋などが出てきません。そのかわり、奥さんに逃げられた夫や耳の不自由な少年、女子高校生など、普通に生活している人達がいろんなところでつながって行くという伊坂幸太郎の作品によくあるパターンなっています。
    6つの短編からなっていて、その全てがどこかでつながって行くこのパターンは、短編としても、連作としてもどちらも楽しめます。
    続きを読む

    投稿日:2018.01.20

ブクログレビュー

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  • ますたぁ

    ますたぁ

    連作短編群像劇
    地域が仙台だったり関東だったり、視点が過去や現在に行ったり来たりするけど、登場人物達が少しずつ関係していたりする

    所々で「誰が誰とどの時点でどんな関係なんだっけ?」と思うところがあっ
    自分で表でも作ればわかりやすいのかもしれない


    映画を先に見てたので、大体の内容は知ってた
    でも、面白く読めた
    流石は伊坂さん、面白い話を書くよね

    映画ではカットされたエピソードは
    ・ドクメンタ
    ・メイクアップ
    二つかな

    確かに他のエピソードに比べるとメインの人達との絡みは薄いのでカットしても影響は少ない



    今作の伊坂さんっぽい言い回し
    ----------------------
    「あの、こちらの方がどなたの娘さんかご存知の上で、そういう風に言ってらっしゃるんですか?」
    「いえ、誰の娘かも知らずに怒っているんだとしたら、あたながちょっと心配になっちゃいまして。命知らずだな、と」
    ----------------------

    世の中、相手の表面上の印象だけで強気に出る輩の何と多い事でしょう
    面と向かってもそうだけど、ネットでも相手の素性を知らずに釈迦に説法食らわしてる哀れな人も屡々見かけますしね

    基本的に、どんな人にも丁寧に接するにこしたことはない
    続きを読む

    投稿日:2024.04.15

  • unisonsqayomenai

    unisonsqayomenai

    このレビューはネタバレを含みます

    読み進めれば進めるほど面白くなっていった。描かれていなかった箇所も「こういうことがあったんだろうな」と想像して楽しめた。
    ただ『女だからってなめてたら、怖い人の娘さんかもしれませんよ』みたいな脅しを延々と強調する話には辟易。女は男の付属品扱いで『大事にすべき』論は古すぎ。流石に繰り返し使われすぎててうんざりした。
    ラウンドガールの扱いも『は?』って感じだけど、でもあの男の子の登場に繋がるには必要だったんだろう。まあもっと流れは練ってほしいけど。一番熱くなった箇所ではあった。
    あといじめっ子のその後をしっかり描いてくれたら満足なんだけどなー。齊藤さんの歌詞はいくつか気になったから検索して聴いてみたい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.14

  • みのり

    みのり

    めちゃくちゃ洒落てる構成、物語の絡み方。
    どの人物も愛せる。
    織田一真みたいなおちゃらけ担当、私の周りにもいないかな。

    投稿日:2024.04.13

  • くるみょん

    くるみょん

    人生の交差点で起こる、人と人とのちょっとした触れ合い、小さな奇跡を描いた六編。六編の登場人物は少しずつ(あるいは大きく)繋がっており、それが最終編で効いてくる。
    特別な事件などは起こらず、それが少し退屈ではあるが、最後まで読んだ後は心に温かい余韻が残るだろう。続きを読む

    投稿日:2024.04.11

  • かななん

    かななん

    本人曰く伊坂幸太郎としては珍しい恋愛作品。
    短編集かと思いきや繋がりがある作品。

    免許センターの話好き。
    人生色々あるなぁ。

    投稿日:2024.04.07

  • あいらぶ

    あいらぶ

    あとがきに記載されていますが、この作品の【アイネクライネ】は斉藤和義さんの“ベリーベリーストロング”の歌詞で、この曲をよく聴いていた私は曲と連動して作品を楽しむことができました。
    連作短編集ですが、それぞれ細かく繋がりがあり、時系列が変わるので、間隔が空けずに読んだ方がわかりやすいと思いました。
    伊坂さんの作品にしては物騒な人が出てこないし、恋愛小説というのも新鮮。
    斉藤さんの曲と一緒に楽しむことをオススメします。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.07

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