キングダム 44

原泰久 / 週刊ヤングジャンプ
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
7
4
2
0
0
  • 信の目指す大将軍、飛信隊への想い。それは漂と語り憧れたヒーローそのもの!

    43巻までの黒羊戦は丘をいかにして早く占拠するかの頭脳戦でした。
    しかし、この巻は桓騎軍と飛信隊の軍のあり方・根底にあるものが対比されて描かれています。

    それも、ただ対比するのではなく
    桓騎の残虐性(民間人の虐殺・凌辱、砂鬼一家による人身モニュメント)や
    信じていた仲間に裏切られた信の心痛の表情を出すことで、
    信の飛信隊へのメッセージがより強く心に残りました。

    僕はこの黒羊戦を通してどうしても離眼兵に感情移入してしまい、
    秦には勝ってほしいが桓騎軍には負けてもらいたい矛盾した気持ちが今もあります。
    改めて主人公サイドが正しいとは限らないことを痛感させられます。
    そして、これが戦争なんですよね。
    いつの時代も綺麗ごとは王宮で語られ、現場では非人道的なことが起きている。

    黒羊戦は終わりに近づいていますが、
    離眼城に向かった桓騎軍を誰が止めるのか?それに対して飛信隊はどうするのか?
    何が起こるかわからない展開に次巻への期待がさらに高まってます!

    あと、信が振るっていた矛が慶舎との戦いで折れてしまったけど、
    次の戦いでは王騎の矛を使うのかな!?(そうなると、次の論功行賞でとうとう将軍に!)

    最後のおまけコーナーに慶舎が李牧にスカウトされる話があります。
    子供の頃の慶舎は今以上にぶっきらぼう・・・、だけどかわいい!
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    投稿日:2016.11.17

  • もし入隊するならカンキ軍と飛信隊どっち?

    前巻の続き、シンとケイシャとの戦いはもちろん見物です。
    ハラハラドキドキでどうなるんだ、この後の展開は!と思いっぱなしです。
    そしてこの巻では、もう1つ見所があります。

    それは、カンキとシンの将軍としての違いです。
    もちろん、体格、戦略、力、魅力、いろいろな違いがあります。

    でも、1番の大きな違いは、カンキとシンが将軍として見ている「中華統一」です。
    中華統一という同じ結果に向けて歩んでいくけども、そこまで歩む道のりは違う。

    お互いが部下をリーダーとしてどう扱うかも見えてきます。
    正直、将軍としてどちらがふさわしいのか解りません。
    でも、私ならどちらについて行きたいかそれだけは解りました。

    表紙のイラストは、本を読み終わった後に
    もう1度見ると印象がまた変わって見えてきます。

    次巻も楽しみです!!
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    投稿日:2016.11.20

  • 読後感想文 キングダム 44

     44巻冒頭 飛信隊 隊長 信 すばらしい結果をだしたのですが、そこからまだまだ物語が大きく揺れ動きます。キョウカイの激情、ビヘイのオレは普通の人、そして飛信隊というもの。読み手の感情がふるえます。(ふるえるを漢字にすると意味が固まってしまう。気持ちも体も震えてくることを伝えたい。それに見合う漢字が思いつかない。ただのバカだからか?)
     そして、44巻も主役はやっぱりカンキ将軍。いつ情報を得て、いつから準備にかかっていたのか。5日目の朝を迎えるまでの4日間が全部時間稼ぎ、あの川渡りも、丘裾の挟撃も、ケイシャの突撃からの死闘、それからのゼノウによる王手、さては敵将ケイシャ  討ち取りまでも。全部がこの戦に有っても無かってもいい事に・・・。
     「戦は大将軍がするもの」かつてヒョウコウ将軍の戦でオウキが信に伝えたこと。今まさに動かしている。敵将ケイシャがいない今この戦はカンキ将軍の好きなように動かされることに。44巻では結果はでませんが、敵将キスイに責任重大な選択をせまることに。
     話が面白すぎる。外で戦い、内輪でもめる。まったくあきません。45巻早く出してくださいまってますよっと。
    最後に、以前 NHKで「キングダム」を放映していましたが、この巻は絶対に無理やね。砂鬼一族がエグすぎる。ハリウッドで映画化してもモザイク入りそう。 カンキ将軍の最後の一手、ケイシャ将軍が生きていたらどう行動していたのでしょうか。

    ・・・さてアメリカでは不動産王 トランプ氏 が次期アメリカ大統領となりましたね、秦国で 商人 呂不韋 が国王となっていればどのような国政をしていたのでしょうか。また、選挙戦では、破天荒な発言を繰り返し、「強いアメリカ(白人)を取り戻す。」と発言を繰り返したトランプ氏、実際にどのようにアメリカを導くのでしょうか。アメリカが実質 主導権を持っていたTPPは本当に脱退するのでしょうか。在日米軍はどうなるのでしょうか。東西ドイツの壁が無くなった現代に本当にメキシコとの国境に壁を造るのでしょうか。娘婿の「ジャレッド・クシュナー」(Jared Corey Kushner)はものすごく賢い35歳 ユダヤ人 です。これからアメリカ合衆国の舵を取るのはいったい誰なのでしょうか。ドナルド トランプ、ジャレッド・クシュナー、それとも表に出てこないユダヤ人の誰か アメリカ合衆国はユダヤ人の手に落ちすべてをビジネスライクに裁いていくのでしょうか。そうなるとTPPを取りやめて2国間貿易協定を日米でやるとそうとう不利な貿易協定になるでしょう。
     私は安部内閣総理大臣は他に変われる人はいないと思いますが一つ矛盾が有ります。TPPはする、国内労働者賃金は引き上げさせる。これは非常に矛盾した政策です。TPPで関税撤廃は賃金のグローバル化を意味します。日本の企業が海外に工場を作るのは人件費が安いからです。国内工場で生産しても対抗できるぐらい関税を高くすると国内に工場を置きます。そうすると労働者の価値が上がるので賃金も上がり易くなります。TPPは大手企業の経営者が望んでいるだけです。日本の小さい農家がやっていけない国になると地方都市は本当に無くなっていくでしょうね。日本の政治家の提案している政策で未来が明るいとは到底思えません。カジノは政策ではありません。政治家がカジノ(ノウハウを持っているアメリカの企業に任すことのなるそうで)に頼るのは自分は他に景気回復の政策を持っていませんと、無能ですと発表しているようなものです。全く愚かです。
     
     日本とアメリカは深く繋がっています。温故知新、過去を学び多くの人民の未来を良いものにしてもらいたいものです。
    続きを読む

    投稿日:2016.11.18

ブクログレビュー

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  • にゃんこ

    にゃんこ

    このレビューはネタバレを含みます

    信、見事慶舎を討ち取った!そして羌瘣も劉冬を討ち取ったけど・・・この2人のエピソードは涙を誘いそうでした。

    間一髪、信が羌瘣を救出したシーンは女子的視点で見て、かなりキュンキュンくるシーンでした。

    そしてその後の展開が悲惨。
    あーもう一体どっちが悪役?って言いたくなるぐらい秦側のやってることが残虐。たぶん史実にもあったんだろうとは思いますが。民の遺体でアーチを作って敵側に心理的打撃を与えて士気を下げさせるなんて、正気の沙汰とは思えん。

    尾平のちょっとした出来心が飛信隊内でも大変なことになりました。でも、尾平の「俺は普通の人間だ、普通の人間が必至こいて背伸びしてついて行くのがどんだけ大変か、あいつらはわかってない」の叫びには幾分共感できるかなと思いました。最終、飛信隊では「略奪・凌辱・虐殺はしない」で意思統一できたようでよかった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.02.16

  • puttyhama

    puttyhama

    趙との黒羊丘の戦いはついに信が総大将慶舎に切り込む!
    そして…ついに丘を獲得できるとなるが、桓騎の決断は「撤退」。
    一方、略奪と凌辱で土地を奪い尽くすやり方に信は反対を唱えるが…。

    45巻へ続く!

    投稿日:2019.08.22

  • hina

    hina

    慶舎取ったー!!劉冬も!

    逃げる力くらい残しとけよバカ
    ……面目ない
    きゃー!!この羌かい拾いあげる信好き!

    桓騎カッコイイー!!鼻血も出るわ笑

    私も心を潤わせ続けたい!
    どんなに言われても理想を追い求めたい!続きを読む

    投稿日:2019.06.27

  • 202

    202

    慶舎を討つという大金星よりも、
    尾平と飛信隊が今回のメインと思われる。
    作中の独白に現れる、尾平の人間臭さ、
    今まで差し出したものの重さ故に、単純に思いとは言い切れず、情念と表現するのがしっくりくるような感情がよく描けていると思った。
    あと、タク伍長が生きてたのがちょい驚き。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.01

  • うらぐ

    うらぐ

    再読。勝つためにはなんでもやるという桓騎の姿勢と真っ向から衝突する信。秦軍内での内輪揉めを通じて、飛信隊は一層結束力を高めた。そして黒羊丘を巡る戦いは最終日に突入する。
    大将級の人々は年齢不詳感が強いなと思う。輪虎にしろ慶舎にしろ。
    人間アーチは本当にびっくりした。原先生、今後桓騎に出番を与えるのはなるべくやめてください。といっても魏と戦った時からグロテスクなやり方をすることは知っていたけれど。
    弱みを見せたものが負けるというのは、真っ向勝負にしろ桓騎のようなやり方にせよ変わらない。ならば是とされるのはどちら?次巻も楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2019.03.15

  • なべちゃん

    なべちゃん

    黒羊丘の戦いは佳境!

    桓騎の拷問。
    いくら味方でも目を覆いたくなる。

    上に立つべきビジョンを語る信。
    やっぱり飛信隊は最高だ!

    投稿日:2019.02.21

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