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谷瑞恵 / 集英社文庫 (72件のレビュー)
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総合評価:
ツクヨミ
7
二人のその後が自然と浮かんでくる
シリーズ完結巻。 最終巻だけあって、今回は本当の意味で秀司&明里が主役の1冊になっています。個々の短編は秀司の時計店を訪れる客の物語でもありますが、今回はその依頼の内容さえも二人の物語に収束していくと…いうか……。夢と大切な人、どっちかを選ぶのは難しいだろうなあ、自分だったらどうするかなあ、とぐるぐる考えながら読みました。 秀司と明里がどんな道を選んだかは実際に読んで確かめてほしいところですが、読後、本には書かれていない二人のその後が自然と想像できました。シリーズ最大の謎、太一の正体についてもやっと明かされるものの、こっちはよけいに混乱するかも……? これで秀司や明里ともお別れかと思うと寂しいですが、最後まで陽だまりのようなあたたかさに満ちたシリーズでした。続きを読む
投稿日:2016.06.30
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ココすけのままりん
5
この商店街の温かい交流が、二人の未来を・・・。
ふとした拍子に、むか~しのちょっとした場面が浮かんできて、 なんであんなことになったんやろ、なんであんなこと言うたんやろ、って。これ後悔ですわ。 まわりにいてくれる大切な人たちには、黙って口を閉ざすよ…り、そのままにしておくより、 思い切って伝えた方が、行動したほうが、絶対いい事あると思います。 すでに津雲神社通り商店街の一員として溶け込んでいる、秀司さんと明里さんは、 神さまに、いや商店街の皆に見守られています。あの太一くんもね。 なのできっと。続きを読む
投稿日:2016.08.26
"powered by"
mai
最終巻にして、ぎゅっと心を掴まれました。好きだから離れたくない、でも夢を諦めて欲しくない、離れると不安になる…色んな思いが詰まった本でした。 ハッピーエンドだったけど、こんなハッピーエンドもあるんだな…と思いました。 素敵なシリーズ本でした。続きを読む
投稿日:2023.05.16
すー
このレビューはネタバレを含みます
時計というアナログなものを主に据えている物語だからこそゆったりとした時間を過ごせた物語だったのだと思いました。独立時計師としての秀司の夢を応援する一方で、彼が戻ってきた時の居場所として婚姻届を突きつける明里は意外と強かな面があるのだなと思いました笑 秀司も自分が丹精込めて作り上げた時計をプレゼントするほどに明里のことを想っているので、例え遠距離であっても2人が上手くいく未来が見えるように思います。
投稿日:2023.05.11
葉月
完結。 後日譚などちょっとあったらよかったのにと思います。 きっと夢を叶えて幸せな未来が訪れると思っていますが。
投稿日:2023.03.28
masa_book
今回もファンタジーと現実が見事に融合してました。みんなが幸せになる、読み終わって心地よさを感じる、このシリーズが終わってしまったのは残念ですが、登場人物たちのその後を想像するのも楽しいです。
投稿日:2022.03.22
shima
トゥールビヨン 機械は重力の影響を受ける。 懐中時計は、6時の方向にずっと重力がかかることになる。 テーブルの上においていれば、裏蓋の方に重力がかかる。 そのわずかな力でも正確な動作に誤差を作ってしま…うから、なるべく重力を分散して機会が正確に動くようにしようという仕組み続きを読む
投稿日:2021.10.26
mone
ついに完結。明里と秀がすれ違ったり離れたりすることなくゴールできて本当に良かった。商店街のみんなも、秀のお祖父さんや明里を可愛がってくれたお祖母さんたちも喜ぶだろうな。 太一は結局は普通の人、でいいん…だよね。何となくごまかされた気もするが、ずっとツクモさんに居てくれるならいいか。続きを読む
投稿日:2021.10.04
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