【感想】ザ・ゴール2 コミック版

エリヤフ・ゴールドラット, 岸良裕司, 青木健生, 蒼田山 / ダイヤモンド社
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
5
8
11
2
0
  • すぐに問題解決ができる優れもの!というわけではない

    現状に起きている問題をわかりやすく表現する思考プロセスを紹介し、利用するとどうメリットがあるのか
    といったユースケースの提示がされている。そのため、納得して紹介されている思考プロセスを利用したいと感じさせてくれる。

    問題点として、あくまで現状の分析、で終わる思考プロセスなので解決策は自分で見つけるしかできないものであるということを理解しなければいけない。
    (解決策まで提示してくれる優れた思考プロセスは世の中に存在しないので問題点ではないのですが、漫画を読むとすぐに解決できるように感じてしまうので注意が必要です)

    実際に私も身の周りの問題で利用してみたが、なかなか上手く書くことができず、在り来たりな問題がわかるだけで解決策が出てこなかった。
    漫画では思考プロセスで大問題が解決!となっているが現実ではそこまでうまくいくことは難しい。

    このプロセスを使い紙に書くことによって、大きく複雑な問題であればあるほど全体を見渡すことができ、周りとのコミュニケーションも円滑になる。
    また、感情によって問題が正しく認識できていない部分も明白にすることができる。これらのメリットだけでも十分効果的なものだと思います。

    大切なことは、このプロセスをまずはしっかりと身に着け、頭の中や紙にすらすらと書くことができるレベルになることである。
    有効に利用できればビジネスマンや主婦の方でも多くの場面でかなり役立つものであると感じました。
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    投稿日:2017.02.24

ブクログレビュー

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  • じゅん

    じゅん

    制約理論に関連する思考プロセスの話。

    こちらも概要を掴むのは良いが、漫画の割に文字が多い。原著よりかはマシですが、、

    投稿日:2023.08.12

  • りょう

    りょう

    このレビューはネタバレを含みます

     ザ・ゴール(コミック版)の続編である。1巻で工場閉鎖の危機を救った主人公が出世し、取締役に抜擢された。しかし、業績不振により、傘下の3社を売却せよとの指令が発せられた。売却を阻止するため、傘下3社の問題を解決し、さらに付加価値を付けて売却を見送らせる行動にでた。
     1巻で理解した制約理論を単なる生産管理の理論から、あらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させる物語である。
     思考を整理する手法として、問題等の好ましくない現象を「UDE」(ウーディー)「Undesirable Effects」と呼び、それをリストアップし、因果関係を図にしたのが「現状ツリー」である。現状ツリーが構築できれば問題のコアが明らかになる。
     問題のコアが明確になれば、あとはそれをつぶしていけば、成功へ結びつく。
     このような思考プロセスを実践することで永続的な企業経営、さらには充実した意義ある人生に近づくことが出来るであろう。

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    投稿日:2023.05.27

  • つる

    つる

    このレビューはネタバレを含みます

    「思考プロセス=思考の見える化」でもある。
    一見複雑でどうしようもなく見えることも、ロジックツリーの配下では共通の目的に向かっていることもある。
    娘さんが22時終了のライブに行くことを許すか否か、この問題を解く所か印象的。
    娘の安全を守りたい、友達と仲良くなりたい、両者の利害関係はある策で一致する。
    答え:21:30の車送迎で解決する。

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    投稿日:2022.11.06

  • こういち

    こういち

    コンサルやる上で1番必要なのは、思考の見える化と言語化能力。もう何十年前のほんのエッセンスなんで真新しさはない

    投稿日:2022.08.29

  • aya00226

    aya00226

    このレビューはネタバレを含みます

    現状ツリー=問題点、現象をリストアップして因果関係を明らかにする。コアの問題点を探る。

    技術開発競争があり、新製品がどんどんでてくる市場では、需要が供給を上回っていても価格が下がり続けることがある。

    製品のメリットは、ポジティブなものだけでなく、ネガティブを減らすこと、にもある。

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    投稿日:2022.04.02

  • たいやき

    たいやき

    ゴールに辿り着くまでの「なぜ」を考え、コンフリクトが起こっている箇所を見つけていく方法について説明していた。
    前作は製造工程のボトルネック改善がテーマであったため改善方法も分かりやすかったが、今回は経営が関わってきており因果関係ツリーの描き方は実際に使う難易度は高そうだと思った。続きを読む

    投稿日:2021.11.24

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