【感想】僕らのごはんは明日で待ってる

瀬尾まいこ / 幻冬舎文庫
(187件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
45
76
47
4
0
  • 切なく重く、でも軽やかで爽やかな作品

    文書のリズム、会話のリズム、言葉の選び方、ツッコミ、全てが心地よくて、内容は切なく重いはずなのに、爽やかでほんわかしたリズムに全てが気持ちよく包まれる。高校三年の「米袋ジャンプ」から始まる恋の物語。若い2人の物語だけども、青臭い恋愛じゃなく、何歳でもあてはまる。ほろ苦く切なく悲しいのに、とっても温かい読後感で、いろんな人にこの本よかったよって勧めたくなる本でした。『悲しみをわかりあえる存在が与えてくれるのは安心だけで、一緒にいることで悲しみが薄まるわけではない。』続きを読む

    投稿日:2017.06.24

  • この二人の

    その後の事 読み終わった途端に気になりました。学校の同級生から恋人になり、一時期 別々の生活をして再び恋人となり その伴侶となった。二人の関係はご飯の様に無くてはならない物・人生に彩を添える物へと成長していました。続編が是非 読みたいです。続きを読む

    投稿日:2020.05.08

  • 不条理

    どんな人でも生きていれば、多かれ少なかれ不条理なことに直面します。
    そんなどうしようもないもの、乗り越えることさえできないもの、傍に一人居れば、一緒に居れば受け流しては行ける。呑み込まれない。
    いのある本ではないですが、穏やかにはなれます。続きを読む

    投稿日:2019.01.24

ブクログレビュー

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  • のりログ

    のりログ

    このレビューはネタバレを含みます

    職場の同僚に「瀬尾まいこさんの本がよい!「と勧められて2冊目読了。兄を病気でなくした葉山、両親に捨てられた上村、暗い過去を持つ2人がくっつき、離れて、またくっついて家庭を築く。何か自然体で関係だなぁって感じる。終盤、ちょっとドキドキしたけど最後はなんだかほっこり。イエスと小春に幸あれと願う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • Yumi

    Yumi

    20240316

    小春みたいに、実は自分のこと想ってくれる人が周りにいたりするのかなぁ、と期待しちゃうね。笑

    パートナーがいるって本当に心強いと感じさせられた小説。
    私はまだ独り身だけど、
    亮太みたいなパートナーと家庭を築けるといいな。

    1人旅とか、1人で海外出張とか行ったけど、
    やっぱり何かを一緒に取り組んで、
    感情を共有できる相手がいるって素晴らしいよね!!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.16

  • おにぎり

    おにぎり

    やさしい物語、ちょっと前に出てきたフレーズがあとになって伏線じゃないけど、もう一度出てくるとなんか素敵

    投稿日:2024.02.18

  • オオヤマメ

    オオヤマメ

    久しぶりに読んだ恋愛小説。サバサバした上村が妙に可愛い。
    兄を失った葉山が、その時の自分の醜い心のうちを語る場面が一番良いかな。「あぁ、そういうことあるよな〜」と共感。

    投稿日:2024.02.02

  • こたつ

    こたつ

    運命の相手とは結局別れてもまたくっつくものだとわかった。2人はほんとにお互いのことを大事にしているというのが伝わってきた。せめて夏生が産まれてから病気になったらよかったと思った。ケンタッキーのフライドチキンが食べたくなった。続きを読む

    投稿日:2024.01.31

  • chapihon

    chapihon

    二人の人間がいい夫婦になっていくまでのお話。
    心の深いところについては一切語られずあっさり描かれているのがちょっと残念。
    タイトルの意味はわからずじまい。

    投稿日:2024.01.16

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