【感想】AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

小林雅一 / 講談社現代新書
(88件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
13
35
23
3
0
  • 内容は柔らかかったですよ。

    本の表紙に
    「AIの衝撃」とか
    「人工知能は人類の敵か」とか
    「脳科学とコンピュータの融合が私たちの常識を覆す」とか
    書かれてますが、そんな堅苦しい内容ではなかったです。
    浅く広く人工知能について柔らかく書かれていました。
    人工知能の今とかこれまでとか仕組みとかロボットとか将棋対戦とか作曲とか。
    難しい技術的なことを突き詰めて書かれていませんので簡単に読めました。
    ディープラーニング、ニューラルネット、ビッグデータ、IoT。
    なんか最近よく聞くようになった言葉。
    人工知能はもうそこにあるのですね。
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    投稿日:2015.12.03

  • 面白かった

    AI関係の本は最近もたくさんでているけれど,昔のAIから何が変わってきたのかが例え理系でなくとも良く理解できる形で説明されている良書。
    結局,G社がなぜAIにこんなに注力しているのか,日本の産業はそれで大丈夫なのか,なども(たぶんわりと正確に)書かれています。
    AIが人間を支配しちゃうみたいな危惧の深刻度も・・・。
    たくさんのAI関連本がでているなかで,最初に読むのによさそうな本です。
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    投稿日:2017.11.13

  • 衝撃! 3冊分の内容

    AIの凄さや将来性は勿論だが、内容が濃い。
    良くこれだけの内容を書けたと感心した。

    投稿日:2018.02.18

ブクログレビュー

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  • 本好きの社長

    本好きの社長

    人工知能の歴史から今後の未来展望について書かれていた。特にロボティクスについて触れていたところは興味深かった。AIは知能、ロボティクスは体。

    投稿日:2023.02.15

  • すた

    すた

    よく耳にはする「AI」。
    歴史的に、単なる数字システムだったのが、脳科学の知見の導入(パターン認識能力)という動きが、長い時間かかって進んでいると理解。

    つまり初めは、線形回帰や重回帰程度の統計技術だったところ、次第に写真認識ぐらいまでできるようになってきただけでなく、「フィードバックすることで学ばせる」ことで「人間の操作なしで判断できる」状態に導くという、いわば子を育てるような感覚に近づいてきたということ。
    従って将来的には一定の仕事(非創造的or定型的なもの)は人から奪うだろうし、倫理観の導入も必要となる。なんなら自律的な兵器だってできてしまうだろうから。

    兵器に限らず、たとえば自動運転をさせるならサンデルの哲学教室のような問い(こういうケースでバスはどっちに曲がるべきか、みたいな)への答えさえも用意する必要がでてくる。勤務管理みたいなことをAIにさせるなら、そこにいかに心理的安全性を保つかみたいな話もでてくるかもしれないな。

    ディープラーニングとその多層化がAIを次のステージに持って行ったのは事実。そしてそこにGoogleやFBも集中投資している。すごい翻訳サイトもでてきた。さて、日本は、そしてインフラ分野はどうだろう。

    さらにいえば、ロボットとの組み合わせで、例えば災害対応用ロボットが自律性をもつ(自ら判断する)とか、あるいは産業や家庭の様子の情報が入手できる(トロイの木馬っぽく…)とか、そういう情報端末としてGoogle等が注力しているとか・・・とにかくなるほどなと思った。
    日本は建設ロボットとか確かに少し前に流行ったし、i-Conとかも言っているけど、そこにAIを取り入れていく発想がないと、確かに欧米に負けそうだよな。。

    将棋のAIは、「ゲーム木」の探索と「評価関数」という点。少し前は評価関数を独自の感性で手作りしていたが、学習を棋譜事例をもとにすることで飛躍した、、、更に人間(の棋譜)から学ぶことから卒業した――ソフトの自己対戦から学ぶという不法に移行している――といったあたりも面白かった。

    (少し古い本であるとはいえ)AIのことが大体概観できて、良書だった!
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    投稿日:2021.09.19

  • ひろ

    ひろ

    異なる要素同士を繋げて新たな知見を生み出す。人口論とガラパゴス諸島の動植物からダーウィンが提唱した種の起源など。人工知能に取って代わられない人間のアイデンティティとは。

    投稿日:2021.07.18

  • ブルーツ・リー

    ブルーツ・リー

    目的 AIの基礎知識とトレンドを学ぶ
    ・AIは機械学習で進化していく、統計学と確率論
    ・人間は自分を超えるものを受け入れる包容力がある →自分達を超えるAIを生み出す

    投稿日:2021.03.02

  • hayataka

    hayataka

    濃いです。研究の変遷など、良くある話はさることながら、AIにまつわる各国・各企業の競争原理の変遷や観点の違いが面白い。日本は米国企業の下請けになってしまうのか…筆者は警鈴を鳴らしています。

    投稿日:2020.12.20

  • hiddie

    hiddie

    内容が古く感じた。それだけにAIの世界では5年前の著作も古く感じさせるくらい、技術の進歩が素早いと実感した。

    投稿日:2020.10.29

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