【感想】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10

渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
7
8
0
0
  • 箸休めまたはラブコメ回

    今回は最近の出来事から抑えめになって、それぞれのキャラに重点を合わせた巻になってると思います。奉仕部への依頼でまたひともめしますが、一人一人のキャラクター性が良く使われてるイベントが多く、キャラ好きの私としてはとても楽しめました!

    また「手記」の部分が某作品を彷彿してしまい、懐かしさとこれから終盤へとさしかかったんだという寂しさを感じました。

    奉仕部の人間関係の結末と「本物」とはなにか?

    次巻の刊行がまちどおしいです!

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    投稿日:2014.11.27

  • ごみいちゃんの妹は総武高校に合格できるのか?

    進路の話ですね。あと葉山。八幡達もそろそろ高校卒業後のことを意識する時期になってきました。その辺のことと、三浦の恋心なんかを中心に話が進みます

    でも、中心は葉山。葉山はシリーズのかなり早い時期から八幡のライバル・友人、一言では言い切れない複雑なキャラクターになっています。本巻では葉山の内面にまた少し迫ります。これまでは、葉山が八幡にポロッと内面をさらす4巻があり、本音丸出しで激突する6巻を境に八幡と関わるようになりましたが、本巻ではついに八幡に影響されて自分の行動を変えるようになります。うーん、どうみても裏ヒロインは葉山ですね。すごくたっぷりと八幡との関係の進展がえがかれてますもん

    ところで、本巻の逆転の一手は八幡が自分を傷つけるやりかたではありませんでした。自分としてちょっと気に入った作戦でしたね

    雪ノ下や葉山の家庭の事情なんかも書き込みが進んで、ゆるゆるとですが話が進んでいます。青春ですなあ。自虐小ネタも大目で残念系コメディとしても楽しめました

    全体的になかなか良い出来だったと思います。
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    投稿日:2014.12.14

  • 9巻から一歩引いて

    ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡(※ただし、残念ゆえの、一人ぼっちの信念が半端ない)が、「奉仕部」に入り、学園一の美少女(かつ才女)・雪乃(※ただし、突出しているがゆえの、一人ぼっちの信念が揺るぎない)と出会い、様々な人の問題を導いていく話。

    10巻は、色々あった高校2年生に終わりが見えてきて、3年生になることで今の関係性が終わってしまうことに不安を覚える人からの依頼をこなす。

    今回の八幡の解決策は9巻までに色々な人へ踏み込んできた経緯があってこその内容になっている。しかし、9巻であれだけ、踏み込んでいった八幡だが、10巻の内容は「わかった気になっているのでは?・・・」と思わせるものに見えます。

    2時間40分くらいで読み終えることが出来ました。

    作中、マラソン大会にて葉山と2人で話を始めるまでに、どのように依頼をこなそうとするかを予想してから読むと楽しめます。今までとはどこか違う解決策になっています。
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    投稿日:2014.12.06

  • まさかの葉山回

    葉山を中心に起こる騒動に首を突っ込む回です。
    表紙が陽乃なのでついに雪ノ下家の問題に入るかと思ったらそのさわりで葉山という一番雪ノ下家に近いだろう人物を掘り下げてきましたね。
    他人に期待させない八幡と期待を受けて答える葉山の対比が面白かったです。
    そして新生徒会長のいろはが人気があったのか奉仕部以外のメンバーとしては他のヒロインを押しのけてレギュラー化してきてそちらの絡みも面白いですw
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    投稿日:2014.12.26

  • 面白かった~♪

    面白かったとしか言いようがないですね~(´ω`)次が気になって仕方がないです~(;´д`)

    投稿日:2014.12.23

ブクログレビュー

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  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    年末年始、進路選択回。
    葉山の進路を探りながら、奉仕部の距離感も探ってる八幡でした。
    戸塚が頼ってもらえたわりには、活躍の出番が少なくて寂しいですね。ただ、少し本音を言い合えた感じでよかった。

    この巻は、雪ノ下、葉山、三浦、戸塚、小町とちょっとした本音が出てきてる感じで、10巻もキャラの動きを読んできた側としては感慨深い感じがしました。

    最後のマラソンでの解決は、これまでにないほどすっきり(?)とした解決方法でした。
    ということで、美人のお姉さんもだいぶ現れ出して、そろそろ雪ノ下ファミリーの話に入るんでしょうか。次巻も期待です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.08

  • jixisan

    jixisan

    あのギスギスした感じから徐々にお互い歩み寄ってキテる八幡軍団。そしてその変化は周囲でも。。。進路を見据えての文理選択の時期から葉山たちの間も変化が起き始めていた。 徐々に徐々に話が進んでいますね。個人的に今回の八幡のやり方は今までのやり方とは違って良いね。今までの周りから自分がどう思われても良いというやり方には納得できなかったけど、今回は同じように身体を張っていてもしっかりぶつかった気がする。この調子で頼むよ、八幡続きを読む

    投稿日:2022.03.18

  • fudo

    fudo

    前半はクリスマスイベントの一件が解決した後の日常イベント。いつものメンバーでいつも通りの会話。雪ノ下母が出てくるが、特に変わったことはなし。
    後半は葉山隼人のお話。彼がなぜ周りに文理選択のことを話さないのか、というのが本筋。
    葉山と比企谷のなんとも言えない関係性がいい。
    ラスト数ページは雪ノ下陽乃の黒い部分が垣間見えた気がした。次巻で大きな動きがありそうかな?
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    投稿日:2020.02.29

  • nira1013

    nira1013

    アニメ2期の呼び水としては十分な出来なのでは

    さほど冗長にならずにこまめにオールスターキャストを登場させた内容。
    ファンブック的になりそうなところを進路選択に絡めて少し真面目な雰囲気にしている。

    主課題は三浦が随分と深刻になっている「葉山の文理選択」。
    校内マラソン大会中にヒッキーがトップの葉山に追いすがり、ゲスいトークで本音を探ろうとする。
    肝心の種明かしが、二者択一で難しさがなく、論理的でもないので煙にまかれたよう。読了後、物足りなさが残る。
    また、マラソン中の謎解きは、氷菓シリーズ(未アニメ)にもあるので新鮮でもない。

    小町が愚痴をこぼすところは良かった。
    川崎とちゃんと会話をしたのもちょっと感動。
    Wヒロインレースは、ラスボス母親と挨拶させた雪ノ下が、2回程顔を接近させた由比ヶ浜を一歩リードか。
    ところで、初詣の京成線の帰り道の描写によると、雪ノ下の高層マンションは新習志野駅近くにあるのだろうか?
    続きを読む

    投稿日:2018.10.29

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     ライバル男性キャラクターが伴って始めて物語を輻輳させうることからすれば、葉山が確固とした存在感を持って機能する本シリーズは、初期の期待通り、いやそれ以上と言えるだろう。そして、性格のっぺらぼうの彼に少しだけ焦点を合わせた本巻では、彼自身が生みだした波紋を通して、雪乃、陽乃、優美子、そして八幡を漣の如く静かに揺り動かす。◇謎も散りばめつつ、物語のラスト方面への種まきは済ませたのだろうが、個人的には、要領と小悪さを兼ね備えたいろはに八幡が掻っ攫われる。それを見た雪乃と結衣がどう動くのか、を見てみたいが…。
    孤高の仮面を上手く脱げない雪乃、猫かぶり仮面をはずせない結衣にとって、八幡の「本物」を理解し捉えるには、それくらいの荒療治が必要だろうから。そして、大切な関係性、本物の関わり合いには、互いに不断の関心と努力が求められることを知っていくはずだから。

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    投稿日:2017.01.23

  • natsu

    natsu

    進路希望調査。
    3人の関係はあんまり進まず。
    けど、着実に終わりは近づいてるんだなぁと思わせる。
    葉山隼人はほんとに超人じみてるな。
    なりたくはないかな、とも思ったけど。

    投稿日:2016.12.09

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