【感想】青い虚空

ジェフリー・ディーヴァー, 土屋 晃 / 文春文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
9
24
6
1
0
  • 騙し、騙され、電脳戦

    天才ハッカー同士の電脳戦。騙し、騙され、スリリングな展開が面白かった。文庫での初版発行は10年以上前で、ICQとか懐かしいなあと思いつつ読んだ。
    ショーンの正体は最初に思っていた通りだったんだけど、途中でアイツだコイツだと二転三転、あれ、違うのか? どうなの? と翻弄されまくり。ジレット…今度はきっと、大丈夫だよ。続きを読む

    投稿日:2015.06.06

  • 意外といける

    コンピュータ(インターネット)を中心にすえた話は賞味期限が短いかなと危惧しながら読み始めましたが、意外と面白く読めました。
    スマホ、ツイッター、Lineなどは出てきませんが、根底にある情報操作の恐れは今も本書が書かれた当時も同じだからだと思います。
    物語は二人のハッカーの知恵比べで進みますが、捜査陣の中に潜む裏切り者の使い方が巧みで、良い意味で予想を裏切られました。
    IT関連の専門用語が比較的出てくるので、専門用語にアレルギーがある方は敬遠するかもしれませんが、追いつ追われつの知恵比べの物語を楽しめる、上質のエンターテイメント小説だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.01

ブクログレビュー

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  • don

    don

    ジェフリー・ディーヴァーの単独作品。獲物のコンピューターに侵入し情報を集めてから殺す凄腕の殺人ハッカーに対抗するため警察は服役中の凄腕ハッカーを起用することに決めた。
    コンピューターの専門的なところは僕にはふわっとしかわからなかったが2人のハッカーの頭脳戦、ソーシャルエンジニアリングを活かした二転三転するストーリーはまさしくジェフリー・ディーヴァーのもので著者のリンカーン・ライムシリーズ等が好きな人は楽しめると思う。ただ登場人物の魅力に関してはライムシリーズには到底及ばない続きを読む

    投稿日:2022.07.01

  • まっくすすき

    まっくすすき

    このレビューはネタバレを含みます

    頼む囚人天才ハッカーあいつを捕まえて!小説。


    モヤポイント
    逃げた厚化粧の女の行方
    ワイアットさんの共感できない異常な愛情
    出会って3秒でハッキング
    内部犯を疑わない無能警察
    ショーンのショーンたいショーンもな

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.05.03

  • hayasick0103

    hayasick0103

    ハッキングで得た情報を素に殺人を犯す天才ハッカー『フェイト』と協力者『ショーン』、対抗の手段として警察は服役中の天才ハッカージレットを捜査に加えた。彼らはお互いの先を読み、更にその先を読み、更にその先を…パソコンさえあれば、そんな事やこんな事、あんな事までやってのける。出版された20年も前からすでにその危険が始まっていた恐怖。2人のハッカーの過去、ジレットと刑事ビショップ、ジレットと元妻のエピソードと読みどころも多い。ハッカー達の攻防の末の、ラスト100ページの畳み掛ける展開が凄まじかった。
    ちょっと泣かせてくれるエピローグまで満足させれくれたこの本、早くも今年のベスト5入りか!?
    続きを読む

    投稿日:2021.01.11

  • だい

    だい

    同様のテーマの著作は多数あるが、
    すごいな。
    コンピュータマニア
    ネットワークのハッキング
    (現実はこれを超えたか)

    投稿日:2019.08.17

  • fattycatlover

    fattycatlover

    このレビューはネタバレを含みます

    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    面白いはず、と絶対的な作者への信頼感がありながらも、
    ハッカーの世界を扱ったこの作品は、かなり途中が苦しかった。
    「一般人」の身としては、
    コンピューターの話がどこで重要な要因となるかわからず、
    わからない言葉に必死で食らいつかざるを得なかった。
    もちろん素人にもわかるようにはしてあるのだが。

    さらに言わせてもらえば、
    偏見なのだとわかっていても、
    一流のハッカーがお芝居が上手というのはしっくりこないし、
    主人公の元妻の新しい恋人が「恋人」ではないのは、ばればれ。

    いや、面白かったんだけれど。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.28

  • mysterymanbo

    mysterymanbo

    この後に書かれる「ソウルコレクター」の露払い的なお話。
    犯人にとって目障りな存在であるハッカーを殺す機会が何度もあったのに殺さず・・
    さらに細かな点は端折って、ハンマーで頭を2回殴られても無事だと思える人のみ読んでください。続きを読む

    投稿日:2019.03.15

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