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スティーヴン・D・レヴィット, スティーヴン・J・ダブナー, 望月衛 / 東洋経済新報社 (211件のレビュー)
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総合評価:
BACH/バッハ
1
目からうろこの世界の理解をする方法
「90年代のアメリカで犯罪が激減したのが中絶の合法化のおかげとは?」「銃とプールと危ないのはどちらか」「麻薬の売人はなぜいつまでも母親と住んでいるのか」「相撲取りと八百長のインセンティブ」。 本書の…項目は、こんな気になって仕方がない文言でうめつくされている。起こった出来事の表面をすくい、理解したつもりになっていることが、経済学的思考法を使うことで、一気に違った顔を見せ始める。 原因と結果を、インセンティブ(=人の意思決定や行動を変化させるような要因)を拠り所に論理的に考えれば、相撲取りが八百長をすることは必然的なことになってしまうのだという。 実際に八百長報道が明るみに出る前に、偶然にも本書はそのことを説明してしまっていた。神聖なスポーツと呼ばれる相撲の勝敗ですら経済学で分析できてしまう。なんとも恐ろしい…。 欲望と資本主義社会で働く強力なインセンティブは、経済の論理で可視化される。続きを読む
投稿日:2014.07.25
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スタヰル
#インセンティブ次第でヒトの行動は大きく変わる 名前こそ『ヤバい経済学』だが、カテゴライズするとすれば心理学や行動経済学だと思う。 ヒトは無意識のうちに何かしらの「報酬」を期待して行動していること…を再確認できる一冊。 `インセンティブ` とは 「ヒトにいいことをさせ、もっと悪いことをさせないようにする方法」と定義してある。 保育園に遅れてくる親から罰金をもらう話や、相撲の八百長の話。 そして、クラック売りの密売人に迫った臨場感溢れる分析は痺れる。 組織の福利厚生や社会福祉制度にも、もちろんインセンティブが設計されている。 制度を利用させることで、設計者が利用者に望んでいることが垣間見えるかもしれない。続きを読む
投稿日:2023.10.14
ハイイロ
ずっと読みたいと思っていた本をやっと読了。 物事の因果。バタフライエフェクト。 すべての物事は繋がっていて、何かを変えればそれに伴って良いことも悪いことも起こる。 1973年のロー対ウェイド事件に…よりそれまで非合法だった人工中絶が合法になった。その20年後、それまで増加する一方だった犯罪率が劇的に減少したのは何が原因だったのか。 あれこれと考えられてきた犯罪防止政策のどれかが効果を上げたのか? それとも? 変化は、時間をかけて他のものごとも変化させる。 面白かった。続きを読む
投稿日:2023.09.06
ーーーー
経済学ではなく、統計を使った社会学の豆知識集みたいな本。 基本的にはバカ向けに書かれているため、 そういう記述が多くて非常に疲れる。 意味のある文章が50Pに1Pあるかないか。
投稿日:2023.03.11
がらがら
映画を先に観ていたから内容が被っている部分には新鮮味は無かったけど、ヤクの売人のシステムの話や教師が行った不正の発見の仕方など、映画にはなかった話もワクワクする題材が多くて面白かった。
投稿日:2022.06.02
タコス
誰にとって何がご褒美になってるかを元に仮説を立てる考え方は目から鱗。この考え方だと八百長やテストの不正など不謹慎と言われる問題も良い悪し抜きで判断できる。 ズルして自責の念にかられてもご褒美がある仕…組みに責任転嫁しても良い!と都合よく解釈してみよ。 続きを読む
投稿日:2022.04.16
pinkfish
犯罪の減少は20年前の中絶合法化と相関しているとか、試験の点と強く相関している要因など、目から鱗の相関を教えてくれます。面白い。
投稿日:2022.01.10
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