【感想】アルスラーン戦記(2)

荒川弘, 田中芳樹 / 別冊少年マガジン
(58件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
19
22
6
0
0
  • 確実におもしろさが増してます

    賢く類まれな能力をもった隠者ナルサスや、美しく強気詐欺師?ギーヴなど、どんどん魅力的な人物が登場してきた2巻。世間知らずの箱入り息子だったアルスラーンも、敗戦や逃亡生活の中で急速に成長し、ときおりハッとするような台詞を吐いたりします。本当に、荒川さんの描く人々は何故こんなに魅力的に映るんでしょう…!ちょっとしたモブキャラも心を込めて描いている気がします。

    どうやらアルスラーン王子の生い立ちも色々謎がありそうな感じが匂わされ、色んな人が交差し始めた2巻は、間違いなく1巻よりも面白くなって来ています。変な話ですが、始まったばかりだというのに、早く終わりが見たい気持ちが強くなりました。期待以上のモノが出てくる予感がするので。
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    投稿日:2014.05.08

  • 過不足ない快調ペース

    アルスラーンの16翼将のうち、4人までが登場した2巻。
    今回はナルサスとギーヴに焦点が当たった流れになっています。
    原作よりも展開ペースがやや速めにも感じますが、描くエピソードのつなぎ方が上手いので、スピーディーな展開がむしろ心地いいです。
    そして最終ページを見て驚きました。
    導入のためだけに描かれたとばかり思ったオリジナル前日譚が、伏線として重要キャラクターに紐づけられていました。
    奴隷に関する描写から見て、アルスラーンの成長を奴隷解放エピソードに重点を置いて描き出すのかも……など、あれこれ読者の想像を逞しくさせる2巻でした。
    続刊も楽しみです。
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    投稿日:2014.05.09

  • ナルサスとの邂逅、ギーヴ登場!

    1巻のアルスラーンをイメージした白と、ダリューンのパーソナルカラーである黒を全面に打ち出した表紙の対比が美しい第2巻です。

    ナルサスとギーヴの登場回になります。どちらも大好きなシーンなので期待に胸踊らせつつ読みました。

    やはりアルスラーン戦記の魅力のひとつはこういったシーンに代表される知的で洒落っ気たっぷりの会話です。何度も読んでもニヤリとしてしまいます。

    そしてきました!1巻最初のオリジナル部分に関連するお話の挿入。全体のストーリーを大きく逸脱することはないと思いますが、どう絡めてくるのか3巻が楽しみです。
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    投稿日:2014.05.09

  • 細かく丁寧な描写が世界観を広げます。

    2巻目ですが、まだまだ序章といっていもいい段階です。
    何しろまだ主要キャラが揃っていないのですから。
    今回で死んでしまった脇役がすごく生き生きと描かれていて、死んでしまったのがもったいないと思えるくらい感情移入してしまいました。
    原作を読んだのが10年以上前のことになるので物語の内容がうろ覚えになっていますが、ここまで脇役が生き生きと描かれてはいなかったような・・・。
    漫画にするとまた違った味が出てくるものですね。
    個人的にはナルサスの作品が見たかったんですが・・・(^_^;)
    続きが早く読みたいです。
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    投稿日:2014.05.11

  • 頑張れ、超頑張れ王子!

    これから始まるアルスラーン王子の壮大な物語の導入部分。魅力的な登場人物が出てきます。ここまで読んだら最後まで読まないと止められないですよ。

    投稿日:2014.05.10

  • 時代や背景の描かれ方

    最初は、荒川弘先生原作漫画のアメリカ中西部や西部の背景と、アルスラーン戦記の中世西南アジアの風景がマッチするか心配でしたが、意外と合うものなんですね。古今東西の風物とファンタジーの組み合わせの妙に、新たな漫画、小説、アニメの息吹を感じました。これからも楽しみにしています。続きを読む

    投稿日:2015.04.19

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ブクログレビュー

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  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    どんな絵何だろう
    未来の宮廷画家になる絵って
    この絵は見せてくれない
    この絵を見ているキャラクタたちの反応だけは見せてくれるのだけど
    それがよくある反応ではないからこそ
    ぜひ見てみたい
    どんな絵なんだろうか

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.08.13

  • tsukasa26

    tsukasa26

    無理矢理_現世の法と損得勘定で律するのは野暮というもの 浮薄なる女には浮薄なる夢が相応しい 餌を与えられた豚はよく踊るものだな

    投稿日:2022.02.06

  • にごり

    にごり

    このレビューはネタバレを含みます

    何度読み返しても夢中になる、今最も好きな漫画。
    中でもこの2巻は出色の巻。(14巻まで読了)

    とにかく登場人物がどれも魅力的すぎるのだけど、
    それが主人公・アルスラーン王子に惹かれ、毎号少しずつ仲間になっていく。
    2巻はまだストーリーの序の序なのに読み進むうちに、もう「パルス軍(アルスラーンの仲間たち)箱推し」状態…

    この2巻では隠遁生活を送っていた智略の将・ナルサスとその弟子エラムが仲間に加わる。とはいえ一筋縄でいく人物ではない。
    その心を掴むのが、アルスラーンのまっすぐな誠実さと「本質を捉える力」。

    「私がパルスの国王となったあかつきには、ナルサス卿そなたを宮廷画家として迎えよう」

    わー!これは素晴らしぎるでしょう!ナルサスが一発で気にいるのも納得だし、読者の私もアルスラーンが一発で好きになってしまった。

    次のエラム参加を決定づけるセリフといい、読者は「本当のリーダーの器とは何か」を問いかけられ、主人公と一緒に「自分の正義とは?目指す世界とは?」を考えさせられる…
    さすが荒川弘先生。最高のエンターテイメントをありがとうございます(合掌)

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    投稿日:2021.02.13

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    このレビューはネタバレを含みます

    王都炎上。残されたのは王子ひとり、騎士ひとり。壊滅に追い込まれたパルス軍。騎士・ダリューンと王子・アルスラーンは、ただふたり、戦場から敗走する。絶望から這い上がり、国を取り戻すために、ふたりは、稀代の天才軍師・ナルサスの元を訪れる。そして、あえなく拒絶される。消える王国、生まれる希望……。「ひ弱な」王子・アルスラーンを待ち受ける運命は!?(Amazon紹介より)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.12.18

  • naonokoto

    naonokoto

    このレビューはネタバレを含みます

    ナルサスの絵がどんなにすごいか見てみたい。タハミーネが何を考えてるのか知りたい。国を追われてここからどう逆転していくのか。楽しみです。

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    投稿日:2016.09.30

  • fz400

    fz400

    軍師登場。

    徐々に主要メンバーが出てきました。

    どのキャラもしっかりとした描写で惹きこまれます。

    投稿日:2015.09.27

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