【感想】漫喫漫玉日記 深夜便

桜玉吉 / 月刊コミックビーム
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
5
2
0
0
  • 桜玉吉久方の新刊

    桜玉吉といえばファミ通などで「コミックビーム!」という4コマを描いている人、というのが多分一番わかりやすい気がしますが、その昔はゲイツちゃんがギャーと叫んだり、掲載誌を燃して暖を取ったりとしていた人でもあります。長らく心身の不調で筆をおいていた作者の久方ぶりの新刊。
    ノーフューチャーぶりはさらに磨きをかけ、もはや読んでるこちらが不安に胸を痛めるほど。
    そんな中に現れる不条理かつ現実と非現実の境目の「日記」は、一読の価値があります。
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    投稿日:2014.05.11

  • 地味ながら、クスリと笑える話が揃っています

    哀愁の漂う日記です。嫌味を全くといって感じさせないのは、作者の人柄・・・でしょうか。
    このまま新作を描き続けてほしいものです。

    投稿日:2015.04.14

  • 「幽玄漫玉日記」以降のファンです。

    そんなにたくさんマンガを読む方ではないので、当方が知識不足なだけなのかもしれないけど、この人は画が上手です。でもって身辺雑記でちゃんと読ませてくれる、力量のある人だと思います。
     
    本作は、2012年4月から2013年11月までの作品のようです。
    精神的にかなり調子が悪そうだし、経済的にも逼迫しているようですが、まずはこうして新作がでたことが慶賀すべきことです。

    画は以前と変わらず上手です。
    とりわけ女の子がどれも可愛らしい。表情を描き分けるのが上手なんですね。

    作風は全然違いますが、読み終わって、以前読んだ吾妻ひでおの「失踪日記」を思い出しました。
    なんていうか、本人はかなりしんどいのでしょうが、おそらくは本人の元来の性質によるものなのでしょうね、どこか飄々としていてユーモアがにじみ出てしまう。
    普通だったらそんな状況じゃないはずなのに、自分の中のもう一人の自分が「へへへ。。」あるいは「トホホ。。」って笑っているような、そんな感じが伝わってきます。

    むかし雑誌「ダ・ヴィンチ」で大田垣晴子さんが年間ベストコミックに玉吉さんを作品を挙げており、「玉吉になりたい!」と描いていたのを覚えています。
    いま改めて大田垣さんが玉吉さんになりたいと思うかどうかはなんともわかりませんが、才能ある人であることは間違いないです。いやほんと。
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    投稿日:2017.07.04

ブクログレビュー

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  • knkt09222

    knkt09222

    このレビューはネタバレを含みます

    ・3・11金曜日
    ・ゴジラさん
    ・忘れる草
    ・銀河追想
    ・深夜便
    ・路上にて
    ・春場所
    ・グレー・スケール
    ・街の店
    ・まなざし
    ・蕃茄(アカナスビ)
    ・あとがき

    初めての桜玉吉の本、いい。
    「ファミ通」でなんとなく見覚えがあるし、押井守関連だし、と手にしたのだが、もう少し読んでみたい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.04.09

  • 7do8bu1991

    7do8bu1991

    桜玉吉氏の作品『漫喫漫玉日記 深夜便(2013)』を読了。 リアルで良かった&描写が大好き。”銀河追想”がいいっすねー。傑作。

    投稿日:2019.09.25

  • kadoemon

    kadoemon

    ネカフェでたまたま見かけて読んでみました。
    日常のどうでもいい事を、面白おかしく描かせたら玉吉先生はトップクラスだなあ。
    しかし先生、いつまでネカフェにいるんだろう(笑)

    投稿日:2016.10.25

  • akiyama924

    akiyama924

    いくら☆5といっても、いきなり、この漫画から桜玉吉さんの世界に入ってはなりません。
    『しあわせのかたち』から、年代に沿って順番にね。

    投稿日:2014.05.03

  • しん

    しん

    久しぶりの桜玉吉の漫画。雑誌は特に読んでいないので最近の状況がわからず、生きているのかどうなのかと思っていたのですが。。。

    内容は相変わらずの玉吉ワールド。日常がデフォルメされて表現されていますが、まったくの虚構ではないところが面白い。玉吉が出会い感じることに共感できるようになってきて、自分がおじさんになってきたんだなぁと思う次第。まだまだ、爺になるまで頑張ってほしいものです。続きを読む

    投稿日:2014.02.02

  • piyo

    piyo

    玉吉先生の久々の新刊。
    正直,面白いかというと,よくわからない。
    だけど,復帰してくれて嬉しいのは事実。

    投稿日:2013.12.12

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