たかはしさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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かんがえるひとになりかけ
近田鳶迩 / 東京創元社
30ページなれどあっと驚く結末
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その結末は予想してなかった――というか、ある意味卑怯じゃないですかそれ、な一人称ミステリ。
お値段以上の驚きはいただきました。投稿日:2013.09.26
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宇宙軍士官学校―前哨―1
鷹見一幸 / ハヤカワ文庫JA
地味です。だがそれがいい。
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舞台は宇宙。宇宙軍士官学校の生徒として過酷な訓練に明け暮れる主人公達。
といった感じですが、内容としては頭脳派青年がひたすら頭をひねりつつ、どうしようもない状況を少しでもひっくり返すべく抗うお話。
早…川の作品としては、ライトノベル的要素が強いので読みやすくもあります。 続きを読む投稿日:2013.09.26
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漫喫漫玉日記 深夜便
桜玉吉 / 月刊コミックビーム
桜玉吉久方の新刊
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桜玉吉といえばファミ通などで「コミックビーム!」という4コマを描いている人、というのが多分一番わかりやすい気がしますが、その昔はゲイツちゃんがギャーと叫んだり、掲載誌を燃して暖を取ったりとしていた人で…もあります。長らく心身の不調で筆をおいていた作者の久方ぶりの新刊。
ノーフューチャーぶりはさらに磨きをかけ、もはや読んでるこちらが不安に胸を痛めるほど。
そんな中に現れる不条理かつ現実と非現実の境目の「日記」は、一読の価値があります。 続きを読む投稿日:2014.05.11
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日々我人間
桜 玉吉 / 文藝春秋
作者の安否確認をするなら週刊文春で
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読んでいると「読もう!コミックビーム!」を彷彿とさせる何かを感じてしまう。
あと作者名が「桜(空白)玉吉」になってるせいで、漫玉日記の「桜玉吉」とリンクが繋がってないのが残念。
そのせいで電子書籍版が…出てるのに、昨日ようやく気づきました。 続きを読む投稿日:2017.01.25
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放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生
笹本 祐一 / ハヤカワ文庫JA
ねらわれた学園を思い出す
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作者が後書きで触れるように、導入の流れはあえて陳腐・普遍的と言ってよいものがあります。
しかし作中の様々な天文知識など、宇宙関連に長らく携わった作者なりの拘りなどは、現代的なジュブナイルといえる。
…
そう。本作はライトノベルというよりも、現代のジュブナイルと呼ぶべきなのかもしれない。 続きを読む投稿日:2017.05.27
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ソード・ワールドRPGリプレイ集バブリーズ編1 2万ガメルを取り返せ!
清松みゆき/グループSNE, 中村博文 / 富士見ドラゴンブック
実は本領発揮は次の混沌魔術師から
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一定以上の年齢のTRPGプレイヤーやその周辺書籍の読者からは有名な「バブリーズ」。
その冒険の始まりの巻です。
ただこの頃の彼らはとてもとても貧乏で貧弱で、後の「バブリー」さはまだありません。
しかし…、その悪らつなまでの頭脳プレイが、皆様を痛快にさせるでしょう。ただし今のSW2.0やSW1.0完全版ルールでは、おそらくこの辺りの手は使えませんのでご注意を。 続きを読む投稿日:2013.09.26