【感想】わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

ゆるりまい / ホビー書籍部
(143件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
31
48
38
4
1
  • 「ただただ、唖然としましたよ...。(遠い目)」

    最初のページの著者の友人のひとことです。
    この言葉がわたしの心情をすべてを物語っています。ここまでくるとただの病気ですね。

    東北大震災で大変な思いをされ、それを期にものを捨てたい病が加速したようですが、それ以前からもちょっと変ですw

    一人暮らしならともかく、家族がいる状況で何もない暮らしのために涙ぐましい努力と家族への洗脳(笑)最初は家族が大変だったろうなー。

    そもそも捨てることを前提にして片付けることを考えることが普通じゃありません。私もどちらかと言えば要らないものは捨てる方だし、要らないものを片付けると気持ちいいという気持ちは分からないでもないですが、ここまでいくとちょっと...。

    話自体も結構赤裸々で、よくここまで自分をさらけ出せるなと感心しつつ、こんな人もいるんだとちょっと面白かったです。

    それと最後に家の写真が載っていますが、これだけ病的にものを捨てる人の家でも想像しているよりものが残っているもんだなあと感じ、それを見ていかに自分達が色々なものを必要としているかをしみじみ思いました。
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    投稿日:2014.04.12

  • 「片付ける」ことへの執念と狂気

    極限まで物を減らした暮らしを綴ったこの方のブログは「キレイっていいな」と思う反面、そこに狂気にも似たものがちらほらと見え、薄ら寒い感じがしたものですが、それがエッセイ本としてまとまり、著者の心情などが事細かに語られると、ああ、やっぱりこの人病気だな、得心します。

    この本の影響力は大きく、読んだ後は片付けモチベーションが急上昇。ゴミ袋を片手に「不要なものはないか」「これなくても生活できるんじゃないか?」と部屋を徘徊してしまいます。ひとまず、我が家から歯磨きコップは消えました。
    この本を読む方は、「捨てたい病」の発症を覚悟してください。なにせ、卒業アルバムすら捨てた著者の言葉が詰まった本ですから…
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    投稿日:2014.10.05

ブクログレビュー

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  • ままねこ

    ままねこ

    「これ以上掃除のしやすい家は無い☆」と
    感動した本です。

    https://nannimonaiblog.blogspot.com/?m=1

    投稿日:2024.04.26

  • ゆきんこ

    ゆきんこ

    捨て変態(敬意をもって言っていますので悪しからず)ゆるりまいの誕生日秘話(秘話なのか?)。汚部屋からどのようにして何にもない部屋へとなったのかが書いてある。東日本大震災を経験して…だったんだな。片付けること=命を守ることにつながっている。それにしても、こんなに何もない部屋の主が、汚部屋出身だなんて。
    「持ち物は全てお気に入りにする」というのは、自分の意見や審美眼がはっきりしているということ。お手入れしながら、ずっと長く愛用できるモノ選びっていいな。
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    投稿日:2024.04.03

  • baum001

    baum001

    片付かない家にいても安らげない。必要最小限の物は意外と少ない
    まいさんの自宅の写真、ガラーン具合が潔い
    おうち拝見コーナーやQ&Aコーナーは参考になる

    投稿日:2023.08.26

  • nico0604

    nico0604

    自分も捨てたい病を発症したことがあるので気持ちはとてもわかる。

    でも一緒に生活する側は大変…(^^ゞ
    おたがいに。

    投稿日:2023.08.12

  • ろこ

    ろこ

    今夜、ボールを2つ捨てることを提案してみようかなと思った一冊。漫画で昼休みにサクッと読めるお片付け本。本書の段階で著者の家には認知症の祖母と猫3匹がいるそうです。これはかなり散らかしそうなメンバーですが、写真が通常通りならば、これはすごい・・!とにかく捨ててお気に入りのものだけ残すというのは、こんまりさんを始め他のお片付けのプロが行き着いた結論と同じです。4巻までシリーズであるようなので続きも読みたいと思いました。
    ※わたしはこんまりさんの本を読んで以来、片付け好きです。

    本書で学べるお片付けのポイント(わたしの主観です)
    ●まずは自分のエリアのみ
    これはお片付けで家族とうまくやっていくための大前提。こんまりさんも経験したことが本書でも紹介されていました。それは、「捨てるのが楽しくて、他の人の分も捨てると怒られ、片付けを禁止される。」
    実は、わたしも経験があります。

    また、祖母からの「モノを大切に」と称した数十年単位で使っていないのに捨てられない物たちも、本当あるあるで共感できました。
    本書では自分のエリアをすっきりさせていくうちに、周りの人が「スッキリ」に魅了されて一緒に片付け好きになっていきます。我が家はそこまでいっていないのでまだ修業が必要です。

    ●なくても暮らしていける物たちは参考になる
    冒頭のボールはここに入っています。一家に一個でOK!
    今の時代ならテレビもおすすめです。アルバムは親に大反対されるのが、先に見えるのですが実家に帰ったらそっと捨てたいもの1位ですね。。だって結構、闇青春なんだもの。

    ●震災の経験が大きい
    物が多い家に大きな地震が来た時どうなるか・・。本書ならではの経験ではっとさせられました。危ないしサバイバルできない。今ではしっかり対策がされていて参考になりました。そして、災害が来た時、使わずに大切にしていた先祖代々のものはどうなったか・・興味深かったです。

    ●夫のつとむくん最高
    穏やかで協力的で応援してくれる頼りになる。みんなで住もうってなかなか言えないよ?素敵でした。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.10

  • こもれび

    こもれび

    片付け本というか、捨て本というか、ゆるりまいさんの第1作目。すでに、このシリーズは第4作まであるようだ。主に漫画のストーリーでサクサク読める。実際の写真などもあるので分かりやすい。
    我が家の家族も捨てられない人なので大いに共感できる部分が多かった。かといって、私自身もさほど捨て上手ではない。「物を捨てたい病」、私も発症してくれないかと思う。続きを読む

    投稿日:2022.11.13

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