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谷川俊太郎 / 岩波文庫 (38件のレビュー)
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総合評価:
Reader Store オフィシャル
6
誰の詩は知らなくても、この人の詩は知っている
教科書に載る詩人、詩人としての仕事だけで唯一食べていける人。さまざまな言われ方をするけれど、1931年生まれでいまなお現役の谷川俊太郎は、間違いなく日本一有名な詩人です。 1952年に『二十億光年…の孤独』を発表して以来60年近くが経ち、これまで作った二千数百におよぶ全詩から、作者自身が173篇を選びました。 わらべうたから実験的な長編詩まで、誰もが知っている身近な言葉で、でも新しい世界を開く谷川俊太郎の入門編にして最高の1冊。続きを読む
投稿日:2014.01.28
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BACH/バッハ
1
言葉の可能性と伝わらない絶望と孤独が同居する
教科書に作品が使われている谷川は、 小学生にとってもはや夏目漱石や芥川龍之介と変わらず、 死んだ昔の人と思われることがよくあるらしい。 そのくらい、一般に浸透した作品とも言えるわけだが、 唯一詩人が…詩人として詩だけで生活ができる唯一の人とも言われている。 (詩人が詩人として生きていきにくい時代は、本当なら不幸なのかもしれない) ともあれ、谷川俊太郎は詩人といえばの題名的な存在である。 その谷川が自分で選んだ自分の精選詩集である。 デビュー作「二十億光年の孤独」から 言葉遊び、リズム遊びのような「かっぱらっぱかっぱらった」や実験的な詩まで。 言葉を信じ、言葉を疑い続ける詩人の楽しい格闘の証。 言葉の可能性と伝わらない絶望と孤独が同居する。続きを読む
投稿日:2015.07.13
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ほんのむし100
リズムよい言葉遊び 生と死の境界を漂う なんかエロティック 色んな世界に誘われ 想像が委ねられる 言葉の魔術にかかる ザ!俊太郎マジック⁉︎ ブックオフにて購入
投稿日:2024.03.16
bookkeeper2012
わざわざ買って手元に置いていたくらいなので谷川俊太郎の詩に興味があったのだとおもうが、しばらく積読にするうちに、すこしだけ「読み頃」を逃したのかもしれない あきれるほど多彩なスタイルで詩を書いている…が、どのようなスタイルであっても谷川俊太郎らしさが感じられるのは流石というべきか続きを読む
投稿日:2024.01.03
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
「わかんない」 わかんなくても/みかんがあるさ/ひとつおたべよ/めがさめる わかんなくても/やかんがあるさ/ばんちゃいっぱい/ひとやすみ わかんなくても/じかんがあるさ/いそがばまわれ/またあした … 17歳の頃から書き続けた2千数百以上もある詩のなかから、80歳を過ぎた著者が今選んだ173篇。続きを読む
投稿日:2023.09.27
踊る猫
谷川俊太郎の書くものはいつも「好きだけど嫌い」とスッキリしない感情とともに接してきた。それはこの詩集を読んでも変わらない。平易な言葉づかいで果敢にエロティックや下品なモチーフを扱うその手付きがどこか「…あざとい」とも感じ、だけど同時にそうしたモチーフまで詩にしてしまう懐の深さを示しつつもむやみに「前衛」しているわけでもない「つかみどころのなさ」が「わからない」「不気味だ」と思えたのだった。でも、そんなヌエのような佇まいと強靭な意志によって生み出されてきた詩をこうして読むとさすがに「強度」を感じ感服してしまう続きを読む
投稿日:2023.07.12
Mauer
ゆっくり読む。自分のペースでゆっくり読む本。 分からなくても先を急がない。分かろうとはしないことが大切だということを教えてくれる本。
投稿日:2023.06.01
K
あとがきで著者の歴史をなぞると、 詩ができた背景や想いがちょっぴりわかる。 これらを知っていた方が詩を楽しめると思うので、 先にあとがきを読むのがオススメかも。
投稿日:2022.01.25
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