【感想】新装版 ハゲタカ(下)

真山仁 / 講談社文庫
(53件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
12
25
12
0
0
  • フィクションかノンフィクションか。。。

    上巻よりビジネスライクなところもあれば、
    鷲津氏にも人並みの感情があったのか~という場面も。
    バイアウト後の会社がどうなっていくのかをもう少し詳細に読みたかったです。
    元経営者のその後はちらっと出てきたけど、会社は成功した、としか記載がなかったので。
    何年にもわたる壮大なストーリーなのに、スピード感があって、
    あっという間に読んでしまいました。

    残り40ページで意外な真実と展開があるので、お楽しみに。
    Ⅱも出ているようなので、そちらも今後読みたいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.06

  • 衝撃的

    単なる経済小説の域をはるかに超えた作品です。
    分野は違っても、自分が仕事をするに当たって、そして生きていく上で、
    とても参考になります。
    読んで良かった。

    投稿日:2015.07.25

  • 上巻を読んだら是非。

    上巻ではちんぷんかんぷんだった金融用語もだいぶ呑み込めるようになってきて素直に物語を楽しめた。正直上巻を読んだ段階では下巻を読むのはやめようかなとも思ったがやはり読んで良かった。

    鷲巣の動機と芝野の過去が明らかになる最後は今までの消化不良が一気に解決するがごとく納得の結末だった。

    上巻を読んだだけでやめてしまう人もいると思うが是非下巻も読んでほしい、でないともったいない。著者は金融に関しては素人だったと聞いてよくもこんな専門的なことをかけたものだと感心した。
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    投稿日:2017.07.23

ブクログレビュー

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  • KAORI

    KAORI

    うーん、面白かったけど、
    なんか中途半端な終わり方のような。
    鷲津が見た目はイマイチなのに
    (仕事はすごくできるんだろうけど)
    美人からモテモテで、
    他の女性にも色目使う感じが
    イラッときてしまった。

    女性視点からは一途な男の人がいいと思うけど、
    男性視点からは島耕作とかルパンみたいに
    いろんな女性にモテるのがいいんだろうな。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.02

  • きじお

    きじお

    満足の行く面白さだった。

    金融、債権や企業買収など色々な展開があり、勉強にもなった。
    前半のチームワークで盛り上がるところも良かったし、後半の鷲津個人として感情剥き出しのところも良かった。

    続編も期待続きを読む

    投稿日:2024.03.02

  • につ

    につ

    このレビューはネタバレを含みます

    感想
    太陽製菓の創業家の横暴ぶりを見ていると潰れるべくして潰れる会社という気がした。

    最後、鷲津は思っていた復讐を成し遂げるが、そこに勝者はいなかった。。。バブルの波に翻弄されたのは債権を回収された側だけでなく、した側にも寂寥感の残る結果とは皮肉なものだ。

    あらすじ
    鷲津は以前より目をつけていた同族会社で、会社の私物化が甚だしい太陽製菓の買収および企業再生を進めようとしていた。

    一方、貴子は元総理まで使ってなんとか父親をホテル経営から引きずり下ろし、ミカドホテルの再建を手掛けようとしていた。

    外資の思わぬ横槍が入り、すったもんだの末に何とか太陽製菓の買収に成功する。

    次に狙うのは、足助銀行。同銀行が破綻したのをキッカケに国は、地銀の破綻及び再生を指示。鷲津率いるホライゾン・キャピタルは足助銀行を手に入れようと画策する。

    鷲津の思い通りに事が運び日光を手に入れたホライゾン・キャピタルだったが、国からのまったがかかり、当初の日光の観光地化計画を諦める。

    鷲津がずっと追ってきたのは自分の父親をハメた相手だった。当時の三葉銀行の芝野が犯人だと思っていたが、実はその上司の飯島が仕組んだことだった。鷲津は三葉銀行のプライベートバンクの存在を世間に明らかにし、社会的な制裁を与えるが燃え尽きる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.13

  • Terryyade

    Terryyade

    ちょっとまだこの面白さを理解しきれないレベルにあると自覚。またいつか読み返すか。総じて小難しかったが、最後に主人公がどういうパッションで動いてたのかがわかったので読み直したい。がちょっと長いからまたの機会にでも。続きを読む

    投稿日:2024.01.25

  • khs5001e2503

    khs5001e2503

    面白かった記憶があり、再読。

    90年代後半からバブルがはじけた後に、その債権をファンドが買い取って企業再生に取り組んだり、必要な事業だけ切り離して新会社を作って、採算性の悪い事業は清算する事案が多かった。

    その企業再生に懸命に取り組む人たちと、知られたくないプライベート口座を持つ政治家やセレブ、それを守る銀行に振り回される話をリアルに描いている。

    もちろんノンフィクションなんだが、何か現実味を感じさせる描写がこの作家さんの上手いところ。

    このシリーズは続くようなので、また読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2022.06.23

  • にしど

    にしど

    え、ここで終わるん?というラストでした。
    これから面白くなりそうな伏線ばかり貼られていて、続編が気になって仕方ありません!

    投稿日:2022.03.28

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