【感想】ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下

櫛木理宇, ヤマウチシズ / 角川ホラー文庫
(34件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
5
22
3
1
0
  • 人間関係にドキドキしました!

    ホラー要素もともかく、今巻はやっぱり、人間関係にドキドキしました!
    八神くんにライバル(?)登場ー。敵に塩を送っちゃうところが、へたれのへたれたる所以で、そこがまたよいです!進展…してるような、してないような。
    にしても、オカ研の飲み会は、いつも美味しそうで楽しそうです。
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    投稿日:2014.01.13

  • 新キャラ乱入

    シリーズ第3巻です。短編5話+プロローグ&エピローグという構成も、板についてきた感がありますね。オカ研の面々は相変わらずホラーな事件ばかり追っていますが、今回は学外からの相談も目立ちます。学内だけではさすがにネタが尽きつつあるのでしょうか……。ちなみに、個人的に気に入ったのは「白丁花の庭」(第4話)です。
    ホラー以外の読みどころである八神(主人公)とこよみの関係ですが、本巻では新キャラ(男)の登場で新たな局面に突入します。八神の言動はもはや「キング・オブ・ヘタレ」の域ですね……。
    2人の関係を追うという意味でも、1巻から順に読むことをお勧めします。
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    投稿日:2014.03.23

  • サボテンの名前が気になります

    オカ研をめぐる関係性がかたまってきたので、新キャラ(?)登場。さわやかな誰もが認める男前、普通にいいやつでかわいらしいところもある。憎めない彼に塩をおくりまくる森司の姿がほほえましいです。ここで邪険にしたら彼ではないと思うので(笑)。

    こよみがサボテンにつけてる名前はどう考えても・・!?森司がこよみに告白したら、このシリーズ終わっちゃうんじゃないかなあと、逆に心配になったりの3巻です。
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    投稿日:2016.04.18

ブクログレビュー

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  • 豆腐@読書垢

    豆腐@読書垢

    #読了

    ふぅ。何故か少し苦戦しながらの読了。
    今回の話は恋愛が主だった気がして少し重たかった。
    恋心はいつか執着になってしまうのかな、とか思いながら読み進めました。特に最後の話は何故か辛かったなぁ。

    投稿日:2022.03.02

  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「ホーンテッド・キャンパス桜の宵の
    満開の下」3

    著者 櫛木理宇
    出版 角川ホラー文庫

    p155より引用
    “ 場所とりくらいなんということはない、
    と昨日までは彼も思っていた。しかし五時起
    きした上、早朝の寒さに凍えながら四時間も
    五時間も待つというのは、いざやってみると
    苦行以外のなにものでもなかった。”

    目次より抜粋引用
    “月の夜がたり
     覗く眼
     泣きぼくろのひと
     白丁花の庭
     水辺の恋人たち”

     見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
    を主人公とした、短編連作青春オカルトミス
    テリ。シリーズ第三弾。
     大学の長い春休みも終わりが近づく三月下
    旬、他のサークルが新入生の勧誘に策を練る
    この時期でも、主人公・八神森司が所属する
    オカルト研究会はいたってマイペースで…。

     上記の引用は、春の定番行事のお花見の場
    所取りについての一節。
    担当しているのは主人公ですが、会社などで
    は新入りか若手の仕事だそうですね。ここ最
    近は大勢で騒ぐことのできない状況ですが、
    こういう面倒くさい些事をぼやきながらしな
    ければならないくらいが、幸せな世の中なの
    かもしれません。
     恋のライバルが良い奴っぽいため、甘い顔
    をしてしまった主人公・八神森司の恋のその
    後はどうなるのやら…。
     ホラーとラブコメが混在している作品です
    が、ホラーや人間ドラマの部分が思っている
    以上に人間臭く、生臭い内容です。アニメよ
    りも二時間ドラマやジャパニーズホラーが好
    きな方に合う作品ではないでしょうか。

    ーーーーー
    続きを読む

    投稿日:2021.12.08

  • ゆふぃ

    ゆふぃ

    こよみちゃんが…だんだんデレている…!今回もホラーミステリーしては満足だったし、八神くんも男らしくなってきたし、楽しいシリーズになってきた。

    投稿日:2021.05.24

  • 座敷婆

    座敷婆

    このレビューはネタバレを含みます

    3作目
    ホラーもミステリーもかなり重厚な感じが増してきました。
    それに加えて、森司の恋のライバルも登場。
    森司にとっては大問題だろうけど、櫛木ワールドの息が止まるような緊張感を和らげてくれます。

    益々ふたりの今後が楽しみ。

    あと今作は、部長さん大活躍でした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.04.30

  • 可不可@the beautiful world

    可不可@the beautiful world

    シリーズ三作目。怖くないホラー短編集だと思っていたら、少しだけ裏切られた。方向転換?。最後の呪いの沼の話しはショートムービーにできそうなくらい怖かった。真夏に読むにふさわしい出来となっています。お祖母ちゃんの霊が孫を守って恋人に憑依していた話しは良かった。続きを読む

    投稿日:2019.08.04

  • 夢追人009

    夢追人009

    オカルト研究会5人の大学生のキャンパス・ライフと怪奇な心霊現象奇譚が絶妙にブレンドされた恋愛ホラーミステリの3冊目です。このシリーズの魅力は死者の霊が怨念で化けて出るだけの単純な構造ではなく複雑に捻ったマニアックなオチが用意されている点で、加えて100%現実路線の方向へ転じて読者をガッカリさせたりしないのも大きいと思いますね。私が考えるメンバー5人の一番の長所は欲得抜きの無償の人助けですね。こよみに片思いの森司は強力な恋のライバル小山内にさえ遠慮してしまうヘタレぶりですが、でも優しさが彼の美点でしょうね。続きを読む

    投稿日:2019.06.30

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