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上橋菜穂子, 二木真希子 / 偕成社 (37件のレビュー)
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総合評価:
ココすけのままりん
7
バルサとチャグムの運命を左右すると言っても過言ではない!その存在とは?
敵であり味方でもある、が真の味方ではない。ならばそれを信じるワケとは? ナユグとサグの均衡と影響は、果たして関係あるのか無いのか? バルサの年齢を重ねてきたが故の、これからのバルサの決断は? わたしの…気になるこれらは、まだまだほんの序章であり、物語の中に答えがあるのかどうか。 そして、いく筋もの影が消えては現れ、バルサとチャグムを・・・! あとがきの、「魔法にかかったような執筆その1」で、先生が語られている、“スッパーンと開けて見えた道” 物語を紡ぎ出すとは、こういう事なんだ!と更にワクワクしてきて、もう一度物語に入って行きました。続きを読む
投稿日:2017.01.01
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みっちゃん
1
運命を切り開く細い糸
祖国と民を守るために漆黒の海原へ前途を求め旅立ったチャグムが、とても細くて心細い 未来への糸を手繰り寄せて、数奇なめぐり合わせの人々の助けを得ながら目的に向かって 一歩一歩、未来を切り開く姿が、かかわ…った人々の視線で描かれている。 それを追い続けるバルサが、もう一歩、というところですれ違ってしまうバルサの視線との 絡み合いで、ハラハラ感がさらに高まって、あっという間に読み終えてしまった。 前作までの物語が、複雑かつ微妙に絡み合って、見えそうで見えない先の展開に チャグムとバルサの再会の場面も含め、いろいろと想像と期待が膨らみます。 続きを読む
投稿日:2017.01.07
ゆきおんな
チャグムを守れ!
バルサがチャグムを探します。 刺客に追われるチャグムに追いつくまでの道程がスピード感に溢れているのに、もどかしくてヤキモキしました。そして、タンダも大きな渦に巻き込まれてしまいました。タンダの家族っ…てちょっと都合よすぎてイラッとします。タンダに闘いは似合わないです。ハラハラしながら、次へ進みます。続きを読む
投稿日:2017.06.14
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コロネ
ついに守り人シリーズ最終巻に手を出した。バルサの物語が終わるのが寂しくてずっと読むのを先延ばしにしていた。 精霊の守り人に出会ったのは小学生の時。精霊の守り人の発売から10年で天と地の守り人が発売され…たというので、初読から10年以上経っているという事は、だいたい同じ時間の感覚で読んでいることになる。たまたまだけど。 当時はチャグムと同じ年齢だったから、チャグムと同じ目線で読んでバルサ大好き!みたいな気持ちでいたけど、バルサの年齢に近づいている今はバルサ目線で読んでしまう。チャグムが成長したことはとても嬉しいけれど、あの幼いチャグムとは違うことに寂しさもある…。 と、ここまで書いて感想ではなく思い出語りになってしまいました。 あるようなないような望みを抱いて旅をするチャグムを、ずっと心配していたバルサ。その追い詰められ具合はこちらの胸が痛くなるくらいだった。途中カシャルの家で読んだチャグムがバルサに宛てた手紙からは、気遣いや覚悟が伝わってきて私も自然と涙が出た。そんな2人がやっと再会できたときは本当に嬉しかった。これからの2人の旅は決して楽な道のりではないだろうけど、バルサとチャグムが一緒に旅できる幸せを感じながら、2人がたどり着く先をこの目で見たい。続きを読む
投稿日:2023.09.25
URIKO
このレビューはネタバレを含みます
いよいよラスト三部作に突入。 前作「蒼路の旅人」で海に飛び込んだチャグムを追ってバルサが動き出した。 チャグムの計画は、たくさんの複雑な各国の事情や、チャグム自身が新ヨゴ皇国ですでに死んだ者として扱われている事実、また、予想以上のタルシュの力の及び方を前に思ったようには進まない。 なんと、カンバル王側近にもタルシュの息がかかっていた・・・! 誰にどんな思惑があって、どことどこがつながって・・・あぁ、もう混乱! 私の頭では一度さらっと読むだけでは、あちこちにほころびがあって、読みながら頼りない記憶をさぐる、読み進める、一度頭の中で整理してみる、読み進める、記憶をさぐる、頭の中で整理・・・んあぁぁぁ!となる。 驚いたことに、上橋さんは執筆の際、プロットを立てたり、メモをとったり一切しないとのこと。あとがきにそう書いてあって、どんな頭脳をお持ちなのか察しがついた。この頭脳がなければ、いくら筆力があってもこんな壮大な物語はできまい、とつくづく思った。 バルサとチャグムが再び、試練を共にすることとなって、わくわくせずにはいられない!すぐにでも第2部へ突入したくなる本作たっだ。
投稿日:2022.07.19
こじゃいあん
守り人シリーズ、そして旅人シリーズの集大成となる最後の物語。今までの話が統合されて出てくる感じで、一気読みしてきた身としては感慨深いものがある。何年もかけて読んでいたら登場人物を忘れてそう(笑) チャグムの足跡を追いかけて、いつもぎりぎりのところまでたどり着くのになかなか会えずにもどかしく感じたが、最後にああなってこうなって、うーん序章にぴったりだという展開とオチ。 しかし世界観が広がりすぎたせいもあるかと思うが、タルシュ帝国がロタ王国に感づかれてほしくなかったことをチャグムはイーハンに教えたかどうか、というところが省略されていたり、チャグムの追手がそれだけしかいなかったの!?と疑問に思ったりする場面もあった。追手といえば、バルサが人を殺したのは(このシリーズでは)初めてじゃないかな…。それだけ緊迫感があったということか。
投稿日:2020.01.12
まちか
チャグムのことを大切に思う人達の気持ちに涙が止まらなくて。。 間違いなくシリーズの中で一番おもしろい本作に鳥肌が立った。 もうとにかく次が読みたい。
投稿日:2018.07.21
plumiyu
守り人シリーズにはまってしまい、軽装版を全巻揃えてしまいました。じっくり何度も読んでいきたいです。 息子にも大きくなったら読んで欲しいな。
投稿日:2017.07.24
katsukatsu0201
蒼路の旅人のチャグムの話から再びバルサのストーリーへ。ここで2人の人生がまた重なり合う。情報を得ながら、時に命の危険に身をさらしながらチャグムを追うバルサ。そしてバルサが襲撃にあうチャグムの命を助け、チャグムの成長振りに驚く。 ここからまた2人のたびが始まる。そのたびを見届けたい気持ちでいっぱいになる。
投稿日:2016.09.08
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