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森本あんり / 新潮選書 (72件のレビュー)
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総合評価:
Shuttle0131
5
これが本場の反知性主義? 日本のは確かに違う
私には本当にわからないキリスト教からの道徳規範形成。でもこの本によりマックス・ヴェーバーの比較宗教社会学から見た宗教倫理からの資本主義の産出と同じくらい納得感ありました。かの国と我が国はどのように「親…密な同盟国」なのか?この目線から正直わかりません。わが国の反知性主義はどうやらこれとは違うようなので別考察が必要かも。とはいえ、この本は目を通しておいて損はないと思います。続きを読む
投稿日:2016.01.02
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パドラッパ
3
切ないほどの変節の歴史
反知性主義という言葉は、元来は新天地・アメリカにおける教会の権威に対し本来の福音を説く相当の覚悟の要る立場であった。それが次第に布教パフォーマンスになり、やがて巡回セールスのモデルにさえなっていく経緯…が克明に語られる。ここから現状の日本型政治利用へは、一直線ではないが地続きだと感じた。続きを読む
投稿日:2015.09.16
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taiyaki
政教分離後エンタメ化した伝道集会が熱狂を呼び、ナショナリズムや平等意識と相性が良く、権力と知性の世襲が嫌われた。誰でも回心してまじめに生きれば救われる、帰依すれば聖書にないことは否定しなければいけない…。それが今のアメリカの一部だと理解しました。続きを読む
投稿日:2024.02.10
marmelow
アメリカにおいてのキリスト教について、詳しく知ることができた。私はこの一冊だけではいまいち「反知性主義」についてうまく飲み込めず理解できなかったので、著者の別の本も読んでさらに理解を深めたいと思いまし…た。続きを読む
投稿日:2023.11.30
kaz.f
みんな高評価で長文の感想書いてる意味がわからない。 高学歴な宗教的指導者のアンチテーゼとしてポピュリズム的な低学歴宗教的指導者の人気になるというストーリーと反知性主義のつながりが理解できない。米国の短…いプロテスタント史とは関係なく世の中の半分の人は偏差値50以下なんだから古今東西問わずバカにマッチする文化や風習は存在するはず。 南部バプテストをベースとしたキリスト教系の高校と大学を出て、卒業後もキリスト教や聖書について普通の人よりも興味を持って能動的に知識を得てきたつもりだが、本書の内容が全く理解できない。 続きを読む
投稿日:2023.11.28
hiro-9
アメリカを理解する視点として、このキーワードが実に重要なことがわかりやすく書かれていた。実に自分がものを知らないかがわかったというのもおかしな話ではあるが、このことを教えてくれることはいわゆる学校では…ないように思う。続きを読む
投稿日:2023.11.25
mm
いまを知るためには歴史を知る必要があるし、歴史を知るためにはその中で大きな役割を果たしてきた宗教について知ることが欠かせない。アメリカがなぜ「アメリカ」なのか、本書を読んでようやく理解することができた…。 サンデー以降、現代につながる流れや、他国での思想についても学びたい。続きを読む
投稿日:2023.06.09
smatoga
反知性とは、その訳のとおりアンチ知性なのだということが分かった。最近使われているような知性がないということではなく、それはノン知性になってしまうわけで。権力への反抗であったり、知性と権力が結び付くこと…への嫌悪感というものなのだということがわかった。 アメリカ社会に通底する平等主義、独立主義、それは一見夜郎自大にも思えてしまうような自己主張の強さ、正しいと信じてやまない姿勢のうらにこの反知性主義があるのだなということが分かった。 キリスト教がなんというかアメリカでアメリカ教のようになっているのがおもしろく、アメリカでいうところの「政教分離」は、政治が宗教の影響を受けないようにという発想ではなく、どの宗教を信じても政治に邪魔されないようにという発想のもとに制定されたというのが興味深い。日本の感覚とは異なるところ。続きを読む
投稿日:2023.02.05
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