【小説21巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
11
3
3
0
0
  • 物語の厚みが呼ぶ感動の深さに感謝

    波瀾万丈の第四部ラストを、Web版に対する大幅な加筆とプロローグ&SSの追加で、厚く深く飾る一冊になっています。
    本作の中で屈指のミステリィ要素もスピード感があって面白い。
    また、電子版でも折り込みチラシ入りで、新情報満載です。
    第五部の展開が書籍版でどのように書き込まれていくのか、とても楽しみです。
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    投稿日:2019.12.11

ブクログレビュー

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  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    逆らえない王命により、アーレンスバッハへ旅立つフェルディナンドとエックハルト、ユストクスのために、聖典の最後に載っている全属性の美しい魔方陣を描き出すローゼマイン。
    何度読んでも、この別離には涙が出ちゃいます。

    口絵も表紙も秀逸です。
    このシリーズの中で、つらいけれど大好きな巻の一つです。
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    投稿日:2023.01.18

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    すごい
    今回の表紙の絵と口絵が好き
    特に表紙の絵が好き
    実写では表現できない
    向き合う男女が一枚の絵になり
    そこにある魔法陣が
    二部から三部に移るときの祝福とは全く違う
    成長した証がここに描かれ
    心の違い瞳の見つめるものの
    あの時との違いを感じる
    隠し部屋で二人で過ごして
    仕方ないと納得させたけど
    仕方ないだけでは終わらないからこそ
    その時の祈りの気持ち
    自分の力だけではできないことを知っているからこそ
    全ての神に祈る気持ちが
    この表情と魔法陣を描いてくれる
    絵の力に持っていかれます

    全てを守ってくれて
    全てを包んでくれて
    行く道を示してくれた人との別離
    わかっているし
    立場としてわからなければいけないことはわかっているけど
    それだけじゃ足りないからこそ
    祈り願う

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    投稿日:2022.09.27

  • kaaazunoko

    kaaazunoko

    このレビューはネタバレを含みます

    イタリアンレストランでの食事の和やかさから怒涛の展開にテンションが忙しかったですね。別れはほんとに悲しい…イラストも相まって胸が痛かったです。フラン視点の書き下ろしがとてもグッときましたね…そしてローゼマインとフェルディナンドの距離が明確に如実に近づいてるのがわかってつらいけれどニヤニヤしてしまいます。

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    投稿日:2022.08.18

  • コプ眠

    コプ眠

    ついにフェルナンディドとの別れが。今回もカラー口絵と表紙の語りがスゴくて、うっとりしてしまいました。二人の絆が今後どのように進むのでしょう。巫女→聖女→女神みたいに、グルトリスハイトを手に入れて平民→貴族→王族になるんだよね?楽しみ、楽しみ。
    エピローグが長めなのですが、どの視点からも理解深まる感じで良かったです。特にコルネリウスがローゼマインとフェルナンディドの贈り物について思ったのと、カミルの決心に両親が涙ぐむ所。今回もあちこちで落涙です。
    しかし、ヴェローニカも遅効性の毒攻撃してたらしいけど、ゲオルギーネも何人屠ってるんだか。フェルナンディド魔王が魔女の巣窟アーレンスバッハでどう立ち回るのか、女神編が早く読みたい!
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    投稿日:2022.07.19

  • isutabi

    isutabi

    ★君にエーレンフェストを任せる。(p.226)
     神殿を留守にした間に聖典が盗まれ灰色神官四人が誘拐された。その行方は? 犯人は? ゲオルギーネは関与しているのか? そらまあしてるでしょう。《灰色神官達を預かる孤児院長として、神殿長として、ここは逃げてはいけないところだと思う》(p.111)。ローゼマインには覚悟があった。ヴィルフリートあたりとはと違って。そしてフェルディナンドは孤独な闘いへとおもむく。誰も彼が敵になるとは考えてないんやなあ。

    今後の展開を想像するとポイントは・・・
    ・フェルディナンドは帰ってくるだろうけど、いつ?
    ・ローゼマインとヴィルフリートの婚約解消はいつ?
    ・ゲオルギーネの本格攻勢はいつ?
    ・ローゼマインは中央に行くだろうがいつどういう形で?
    ・次期領主はヴィルフリート? シャルロッテ? シャルロッテがいいと思う。女性でもローゼマインの支援はできる。シャルロッテ、レティーツィア、ハンネローネあたりが領主になったら少し国内が平和になると思われる。
    ・流れとしては、婚約解消→中央行き→フェルディナンド帰還→ゲオルギーネ攻勢→領主決定。あたりと想像してます。
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    投稿日:2022.05.13

  • あんず

    あんず

    このレビューはネタバレを含みます

    第四部の最終巻。
    フェルディナンドがアーレンスバッハへ婿入りの為にとうとう行ってしまった。
    表紙も口絵もフェルディナンドがあまりにも
    美しくて、うっとり。基本図書館で借りて読んでいるけれど、この巻は買おうかと思ったほど。
    別れの時が迫る中、しっぽり切なく物語は進むと思いきや、聖典の盗難騒動が勃発したりきな臭い展開もあって、もう面白すぎる!
    フェルディナンドが去り、旧ヴェローニカ派の粛清が行われたり、社会の従来の規則や在り方、価値観などが変化していくけれど、ローゼマインが更にどう成長して周りをひっかきまわしていくか、第五部もますます楽しみ。

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    投稿日:2021.11.13

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