【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
19
13
7
0
0
  • これまでよりはるかにシリアスな展開、なのに笑える!

    これまで同様に笑え、これまで以上にシリアスな一冊です。
    これまで以上にマインの命が風前の灯になってきて、内容としてはさらにシリアスになり、非情な決断を下さなければならなくなります。しかし、そこからがこの作品の面白さ。マインの本への愛が流れを大きく変え、さらに事態はどんどん飛んでいきます。その展開のもたらされ具合がすごく笑えますし、その場面場面での決断はいったいどうなっていくのかと非常にハラハラさせられます。
    また、シリアスな場面だからこそのギュンターのかっこよさみたいなのがでてきます。これまではオットーに嫉妬してたりすのが印象的なギュンターですが、この巻ではとてもかっこいいです。
    他にもマインがさらに商人らしくなっていることやこの作品の世界での神への祈りのシーンを想像したりなど笑えるシーンも数えきれないぐらい有ります。
    ページ数も1000ページ以上あり、内容も盛りだくさん。内容も大満足で、最高に満足できる一冊だと思います。
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    投稿日:2017.09.02

  • マイン本領発揮⁉マインの暴走で大きく物語が動きます。

    今巻ではお菓子作りに、紙作り、洗礼式と盛りだくさんの内容です。洗礼式の可愛らしい描写とマインの静かな大騒ぎが見所です。そして物語の転換点とも言うべきマインの暴走!本の為なら考えなしに突っ走るマインの本領発揮です。

    それにしてもこの物語、連載元ではかなりの長編になりつつありますが、先まで読んで改めて読みなおすと、だいぶ先で活きてくるキーワードがそこらじゅうに散らばっていて、ニヤリとしてしまいます。世界観、ストーリーが作者の中できっちりできているからこそですね。

    書下ろしはルッツの商人見習いの日常と、ギルド長の独白が読めます。ルッツの日常はルッツの置かれている状況やマインへの想い等、ちょっとした描写を楽しむ作品となっていて、こういった細かな描写こそ、この作品の私が好きなところです。ギルド長の独白ではギルド長なりにいろいろ考えているんだなあと知ることができると同時にギルベルト商会のベンノに対して悉く裏目に出ていることで笑えます。

    しかしあのポーズには、その様を想像するたびにニヤニヤ口元がゆがむ。 神に祈りを!
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    投稿日:2015.08.02

  • 全ては本のために(^^)d

    本の入手が困難な異世界に転生した本好きなヒロインが、試行錯誤して本を作ろうとしていくストーリーです。

    本を作るだけではなく、生活環境を改善するために考え付いたことが商人の目にとまってお金も稼いだり、本人にとっては何でもない知識がもとで色々と騒動を起こしたりと話の幅が広がって面白かったです。

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    投稿日:2015.07.26

ブクログレビュー

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  • kitano

    kitano

    このレビューはネタバレを含みます

    色々とこのファンタジー世界観が明確になる巻
    マインの宿痾である「身食い」による急な命の
    危機、熱に倒れたマインをフリーダの家で用意
    された魔術具のおかげで一命をとりとめた
    この病は完治することはなく、日々彼女の中で
    暴発を待つだけとなり、今回のような救命措置
    は次回は叶わない、貴族に身売りするか朽ちる
    究極の二択しかなく余命1年と宣告される
    そして・・・フリーダとの緊張ある友情と打算
    家族への真実公開、特別な洗礼式、ルッツの独
    立、事業の成功と工房長就任(と、神殿勤務)
    何と言ってもフェルナンドとの運命的出会い
    (ギルド長の善意=当社比の行為がベンノには
    悪意・陰謀に満ちて見えたという謎解きは牽強
    付会すぎたw)

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    投稿日:2023.12.23

  • haruco

    haruco

    兵士の娘編、最終巻。
    果てるまで家族と過ごすことを決めたマインが、洗礼式を超えて新たな生き方を見つけるまでの一区切りついた感じ。
    最後の方からウェブで読んでないところに入ってきたので、先入観なしで読めた。
    虚弱体質であることを逆手に取るのが上手い。
    神殿長の貴族としての手のひらを返したような感じ悪さは、腹立つけどこんなもんなんやろうなぁー。
    いよいよ、次から神殿での巫女として生活が始まるので、これまた楽しみ。

    巻末の短編で、いろんな人たちのいろんな角度からのストーリーが読めてお得感あった。ギルド長が思いやりから各種縁談を勧めてたってところは、ちょっと考えられないし周りが止めると思うので、後日談としても違和感あった。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.17

  • min

    min

    周回組です。
    怒涛の展開。2巻の終わりと今巻の終わりで状況が180°変わっていて、どうしてそうなった!?と目を剥いてしまいます。
    この巻の個人的クライマックスは、やっぱり家族で上の身分に立ち向かうシーン。この作品のテーマの一つは家族愛だと思いますが、それをすごく感じて、何回読んでもつい涙しちゃいます。続きを読む

    投稿日:2023.12.05

  • さら

    さら

    このレビューはネタバレを含みます

     身食いの熱で倒れたマインでしたが、フリーダの為の魔術具のおかげで助かりました。しかし、身食いが治ったわけではなく、一年もすればまた身食いの熱にとりこまれてしまうだろうと言われ、貴族に頼り一生飼われるか、家族と暮らしそのまま朽ちるか選択を迫られることになります。
     マインは家族と共に暮らすことを選びますが、洗礼式で神殿に行った時、神殿の中の図書館を見つけ巫女見習いになろうとします。両親に反対されますが、マインの身食いの為には神殿で魔力を抑制した方が良いのです。
    ベンノのアドバイスを受け、出来るだけ有利な条件で巫女見習いになれるよう交渉するのですが――。

     マイン一家を見下す神殿長に立ち向かったギュンター、かっこよかったです。そして家族を傷付けられた怒りのため魔力を解放してしまったマイン。神官長の言葉で何とか理性を取り戻し、大事にならずにすみました。
    神官長が話が通じる人で良かった。

    しかし、神殿に通うとなるとルッツとずっと一緒にはいられません。ルッツが裏切られた気持ちになるのも分かります。仕方ないけれど切ないです。

    ベンノの店のマルクさん視点の話やギルド長視点の話等、面白かったです。ギルド長は悪い人ではなかったのですね。ただちょっと不器用で言葉が足らなかっただけで。
    今後の物語が楽しみです。

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    投稿日:2023.11.12

  • finger0217

    finger0217

    余命宣告を受けていたような状況でしたが、前世での知識と持ち前の猪突猛進ぶりでなんとか活路を開いたマイン。
    彼女の周りの男たち(主にルッツとベンノ)は振り回されて大変そうですが、この後の第二部にむけて、いわば「マインの仲間たち」の結束が固まったことが印象的なストーリー展開でした。

    一方で、いわば「敵」として現れることが多かったギルド長も一概に悪い人というわけではなさそうですし、マインが身を寄せることになる神殿にもいろいろと複雑な事情がありそうで、これからの展開にも目が離せません。

    そこまで期待せずに読み始めたシリーズですがすっかりはまってしまいました。
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    投稿日:2023.11.12

  • mai

    mai

    このレビューはネタバレを含みます

    フリーダに対してよくマインがここまで普通の友だちらしく接せるなと思った。命がかかった場面で自分たちのいいように騙そうとする時点である程度いい距離で接したくなるよね。あと、やっぱり神殿でのあらゆる出会いが目白押し回。神官長とも出会い、新しい生活が始まるね。(web版読了済)

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    投稿日:2023.09.21

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