友だち幻想 ――人と人の〈つながり〉を考える

菅野仁 / ちくまプリマー新書
(174件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
27
64
55
8
1
  • 読んで欲しい層に伝わるか

    中学・高校生の 一番読んで欲しい世代に伝わるのか…。
    内容が難しいわけではないが、この内容を信じてもらえるかどうか、

    そんなことを考えながら読みました。
    よほど信頼している人が勧めたらとも思うが、そもそもそんな大人がそばにいてくれれば、悩みも解決に向けて動きだしているだろうし。続きを読む

    投稿日:2018.11.30

ブクログレビュー

"powered by"

  • RN

    RN

    このレビューはネタバレを含みます

    自分と他者は別の人格で、生まれた場所も生きてきた環境も違うのだから、考え方は違っていて当たり前なのに、どうもそれを許せない人が多いんですよね。
    わたし自身にも、そういう側面があるなと再認識させられました。
    十人十色という四字熟語や、金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」にある「みんなちがってみんないい」という言葉に代表されるように、昔から言われているはずの感覚にもかかわらず、他者を自己と同一視してはいけないというのは、常に気をつけていないとすぐに抜け落ちてしまう意識なんだと感じました。

    ・他者と無理にわかりあおうとしない。
    ・他者の考えを好きになろうとしなくていい。
    ・やりすごすことを覚える。
    ・その上で円滑に物事を進める術を身につける。
    ・協調性は親しさとは関係ない。

    いわゆる「上辺の関係」で付き合うことを悪としないのは、かなり心が救われた気持ちになります。

    ただ、こんなこと言ってしまうと本末転倒ですが、かなり理想論だな、とも思いました。
    ここに書かれていることは、全世界の人間にとって目指すべきゴールでありながら、未だに誰も達成できていないことだからです。
    他者と協調し、お互いにお互いのことを慮り、尊重しあえたら、極論ですが戦争だって起こりませんからね。
    押し付けすぎて争いになるか、相手の気持ちを邪推しすぎて疲弊するかの違いだけな気がします。
    ですが、切り捨てるには勿体ない。確実に、人が人として生きていくために身につけ、よりよい世界にしていくために広まってほしい考え方です。

    自分も気をつけていきたいですし、人にも勧めていきたいと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.07.03

  • あるふれっと

    あるふれっと

    話題の本だが、タイトルに全てを込めてあるので、淡々と読める。友だちに期待することが、時代とともに変化していることと、現代人が考える友だちを再定義する行為が必要なのかもしれない。

    投稿日:2019.07.01

  • 148センチの日常@koyukiusagi

    148センチの日常@koyukiusagi

    中学生~高校生、親、学校の先生や先生を目指す方に特におすすめの本です。

    言い回しがちょっとわかりにくい所もありますが、「ともたち関係」に悩むおとなにもこどもにも助けになる本です。

    自分と他者は違う人間なんだ、ということをちゃんと自覚することが大切なことを思い出させてくれます。

    気が合わない人と同じ空間にいなければならないとき、よくその人を好きになろう、いいところを見つけよう、という本も見かける中で、この本は「やりすごす」という考えもあっていいと教えてくれました。

    気が合わない人と会ったとき、無視するのではなく、最低限の挨拶をして距離をたもちながら一緒の空間にいる、そういう作法を身につけることが社会で生きていく上でとても大事になると、教えてもらいました。

    学校での先生の役割についての筆者の考えにも、同感です。
    学校や会社に居ることがつらい人に、本当におすすめしたい本です。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.27

  • castagna

    castagna

    人は一人でも生きていけるが、一人だけではなんとなく空しい29

    抽象的共同性 貨幣に媒介された人間関係

    並存性という考え方

    定位家族と生殖家族

    投稿日:2019.06.26

  • ha3

    ha3

    このレビューはネタバレを含みます

    【読了日】
    2019年6月24日(月) (~2019年6月??日)

    【きっかけ】
    ・初耳学(2018/7/29放送)でその存在を初めて知った。その後、書店で度々目にしていた。
    ・中高生のPOPコンクールの課題図書であった。(2019年度)

    【感想】
    読みやすかった。

    【気づいたこと】
    コミュニケーション阻害語(きもい、うざい、むかつくなど)=この言葉を使う時点で、コミュニケーションを断ち切っているし、自分の感情をうまく表現できない原因にもなっている。もっといろいろな言葉を知って、自分の感情を上手に表現することが大事ではないのか。

    友達は基本的に「他者」である。そもそもの認識を改めること。(100%分かってくれる人はいない)

    読書について。読書は辛抱が求められることではあるが、その辛抱がなければ他者とコミュニケーションできない。その意味でも、読書はコミュニケーションの訓練にもなる。齋藤孝先生も同じようなことを言ってた。兼好法師も(読書は故人との対話)。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.06.24

  • rafmon44

    rafmon44

    目新しい事は書いておらず、内容は薄い。しかし、集団の同調圧力の中で生きていかなければ落ち着かぬという事や、だけれども集団に属する事こそがルサンチマンの源泉だという表現は、極めて的確。距離を置こう。敵か味方かではなく、態度を保留しよう。学校教育も理想論だけ語らず、限界に触れていこうとする主張は正しいように読めた。続きを読む

    投稿日:2019.06.23

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。