【感想】ボーン・コレクター(下)

ジェフリー・ディーヴァー, 池田真紀子 / 文春文庫
(100件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
25
46
19
1
1
  • 生きる希望

    話も後半。犯人は更なる誘拐と殺人を企てていく。その謎を解いていくライムたちの活動。
    首から下は動かない主人公、自殺を考えているが、犯人との対決を通じ、そして、アメリア・サックス巡査との関係を通じて、
    生きていく希望に目覚めていく。その過程が面白い。
    そして、犯人は誰なのか?犯行を防ぐことができるのか?映画とは異なる犯人の動機は何だったのか?
    そして、事件が解決したと思いきや、さらなる事件が・・・ ライムは死のうにも、死ねないという、これから始まるリンカーンライムシリーズの1作目。
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    投稿日:2015.09.11

  • 下巻になって面白さが加速する!

    下巻に入っても勢いは衰えず。
    まさに息もつかせぬジェットコースター・サスペンス。
    映画とは若干ストーリーが異なるため、既に映画を観ていても充分楽しめる。
    むしろ、映画の脚本がかなりちゃっちく感じるぐらい原作はボリュームがある。
    映画ではアンジェリーナ・ジョリーとデンゼル・ワシントンのコンビだが、なかなかナイスなキャスティングかも。
    続きを読む

    投稿日:2017.08.16

  • 正にジェットコースター

    新聞の書評で興味を持って購読。
    作者の作品は初めて。
    四肢麻痺となった元NY市警の科学捜査部長や美貌とガッツを備えた警官という魅力的なキャラに加え、全く飽きさせない展開が後半になるにつれ加速し、怒涛の終盤に雪崩込み、驚愕の結末が待っていた。
    エンタメとして最高!
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    投稿日:2022.02.16

ブクログレビュー

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  • 海外おやじ

    海外おやじ

    このレビューはネタバレを含みます

    上巻から読んできた皆様、お疲れさまでした。
    なかなかハラハラしましたかね? 下巻もなかなかなものですよ。

    ・・・
    後半で光ると私が感じたのは、ニューヨークのトリビア。

    言ってもニューヨークなぞ行ったこともありませんが。

    それでも、事件の背後を読む際は、その土壌を調べたり、その土壌を判断するにはニューヨーク(マンハッタン島)の歴史を知っていなければ推理・判断ができないということ。

    こうした個別の事実が次第にconnecting dotsとなり、犯人像や犯人のメッセージ、あるいは次の事件現場が次第に明らかになってゆきます。

    事象の連関が読みながら次第に理解できる点が何ともa-ha体験でありました。数回「なるほど」と独りごちたかもしれません。

    ・・・
    また、モデル級美女の警羅課の警官と四肢麻痺患者が一瞬恋愛関係の手前に迫ったシーンもありましたね。どんだけ美しかったのかは、映画化でサックス巡査を誰が演じたかをお調べください。個人的には納得!

    まあでも、こうしたエンタメ的味付けも上手だなあと感じました。

    ・・・
    ということで久しぶりの洋モノでした。

    映画化もされていましたので、そちらを見てみても良いかもしれませんね。なかなか大部(上下とも350P、合計700P程度)で2日程度は読了にかかりました。連休予定がなくってエンタメ系読書をしたいような方にはお勧めできるかもしれません。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.17

  • せにやん

    せにやん

    どんでん返しが最後まで続いて
    最後まで面白く読み上げた。
    海外作家ならではのジョークがたくさんで
    普段の読書では楽しめない時間を味わえた。
    ライムとサックスのコンビも良いし
    ライムの気持ちが動いて欲しいと思う
    続編も即購入したので読んでみます
    続きを読む

    投稿日:2023.09.03

  • dai-4

    dai-4

    いやいや、最後まで目が離せず、怒涛の展開が繰り広げられました。ミステリに意外な犯人はつきものだけど、最後の真相に至るまで、ハラハラさせられっぱなし。ただ、比較的王道の展開だと思えなくもなく、20年以上前の作品という、時の流れを感じてしまうのでした。続きを読む

    投稿日:2023.05.01

  • ゆいちゃん

    ゆいちゃん

    四肢麻痺捜査官のリンカーンライムシリーズ。
    いわゆる安楽椅子探偵もの。

    被害にあう様子があまりにエグくてグロで、なかなか読むのが進まなかったけど、下巻はまさに一気読み。犯人、そうきたか!!!!
    ほかのシリーズも読んでみたい!続きを読む

    投稿日:2023.04.29

  • まふゆん

    まふゆん

    タクシーに乗った男女が行方不明となった翌朝、土の中から片腕だけを出した状態で男だけが発見された。通報を受けて現場に駆けつけたアメリアは、四肢麻痺の科学捜査専門家、リンカーンの手足となり鑑識をする羽目になるが……。

    リンカーン・ライムシリーズ記念すべき1冊目!キャラもストーリーも私好みでぐいぐい引き込まれた。
    口が悪く不器用なリンカーン・ライムに万年巡査の父を持つ気が強いアメリア・サックス。
    見た目に反して優しいセリットーに一言多いお人好しのバンクス。そしてリンカーンに負けない口の悪さで→

    リンカーンを介護し支えるトム。
    他にも濃いキャラがたくさん!

    ストーリーもしっかりハラハラしながらの謎解きあり、伏線あり。ラストは綺麗に伏線回収からのごろごろ転がるー!!楽しいぃぃぃ!

    ライム&サックスのキャラにハマると最高に楽しい一冊じゃなかろうか?
    私は次も読む!

    ただし、描写はグロい。なんせ敵が“ボーン・コレクター”だから。骨蒐集家。やばいよね。まぁまぁ皮剥いだりなんちゃらしたり。
    グロ耐性ない方にはオススメしにくいかも。

    これ……映像化したんだよなぁ。マイルドにしたのかな……想像するだけでアレなんだが。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.11

  • ケロンボ

    ケロンボ

    20年くらい前に映画化作品を観た記憶があるのだが、
    そんなに面白かった印象がなかった。
    ストーリーも忘れているから原作本を読む読んでみた。
    面白い!引き込まれるストーリーと個性的な登場人物。
    文章もおもしろい表現がある。次作も読んでみよう。続きを読む

    投稿日:2023.01.25

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