【感想】ハレーション・ゴースト

笹本祐一 / 創元SF文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
5
7
0
0
  • 妖精作戦の続編であり外伝

    校内に幽霊や怪物が現れドタバタする話
    前作と同じメンバーだが本筋とはほぼ関連がない
    敵対組織がないためか作中メンバーが学校生活を楽しんでいる様子がよく伝わる

    前作よりも文体が読み易くなっており一冊で完結していることから当時人気が出ていたことも納得できる
    最期のオチについては作中で語られるように安易に過ぎるが面白ければそれで良いように思う
    続きを読む

    投稿日:2013.11.04

  • 静かな余韻が残る佳品

    妖精作戦の続編だが、本筋の「妖精作戦」とは関連なし。だからこそ、より学園青春ものっぽさがある。
    こんな個性的な面々が揃う学校に行きたいと、中学生だった私は憧れた。
    登場人物紹介の、榊――主役のはずである。沖田――脇役のはずである。には笑った。
    まさにその通りで、沖田が主人公の外伝的作品。でも外伝的といっても侮ってはいけない。
    書籍説明にもあるが、静かな余韻を残す名編。
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    投稿日:2014.01.04

ブクログレビュー

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  • ちょ

    ちょ

     これなんてビューティフル・ドリーマーって思ったら、最後にリスペクト来た。
     ビューティフル・ドリーマー以前以後ってあると思う。

     と言いつつ、ほとんど見た記憶がないのでいつか見よう。

    投稿日:2016.03.29

  • kazuhisachiba

    kazuhisachiba

    繰り返される非日常.物語とは終わらせることこそハッピィエンドであるというビューティフルドリーマーへのオマージュ.

    投稿日:2015.11.16

  • haruyato

    haruyato

    私が永遠の中学二年生になった原因作です。ここに出てきたオマージュ作を見漁り、気が付いた時には立派なオタクになっておりました。
    私をダークサイドにひきずりこんだ山本先輩お元気でしょうか?
    感謝しております。続きを読む

    投稿日:2014.05.09

  • bishop-ms

    bishop-ms

    グリーンウッドやハルヒに影響与えたのだろうと思われる一作。
    これ自体もビューティフルドリーマーの影響を受けた作品。

    投稿日:2014.03.01

  • いりあ

    いりあ

    笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ第2弾。前作のSFアクションから一転、本作はファンタジーコメディです。学園祭間際の星南大付属高校を舞台に頻発する怪奇現象に翻弄される榊、沖田、真田たちを賑やかに描いています。"うる星やつら"などに代表される80年代のアニメや漫画的なノリを次々とぶっこんできます。今のラノベとかでよく見られる元ネタ知ってるとニヤニヤできるという方式の先駆けではないだろうか。かなり破天荒なストーリーですが、結構細かい部分まで練られていて、またテンポも良いので気になりません。続きを読む

    投稿日:2013.07.22

  • kk90

    kk90

    パート2にして外伝。そしてそれが一番面白いという罠。

    いわゆる(?)メタメタフィクションである。
    作者の「一度やりたかったんだこういうの」感、思わずニヤリとしてしまう
    玉手箱のごとき展開、更には学園祭という舞台設定まで含めて、
    設定にスジが通って、綺麗に纏めあがっております。

    何といってもタイトルがいい。ハレーションとは、強い光を撮影したとき、
    写真やフィルムに輝きの余韻として、焼けついて残ってしまうこと。
    続きを読む

    投稿日:2013.05.15

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