【感想】アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II

深町秋生 / 幻冬舎文庫
(81件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
44
24
1
0
  • 姫川○子もいいけど

    美人刑事さんがとんでもない活躍をするシリーズの第2作にあたります。バイオレンスものに入ると思いますが、登場人物たちの超人的な身体能力が、ギリギリ、「こんな人間いるかも・・・」と思わせるレベルで止まっているので、ストーリーのリアリティを損なうことなく、サスペンスとしての面白さを醸し出していますし、テンポも良くて、つい、先を急いで読んでしまう、そんな作品です。
    タイトルにある美人刑事の物語も良いのでしょうが、こちらの破天荒な美人刑事の活躍も十分堪能できると思います。
    続きを読む

    投稿日:2013.11.10

  • 最後まで突走りの瑛子姉さん!

    アウトバーン読み終わり、次の2作品読破しました。アウトバーンだけでは消化不良を起こします。アウトバーンを読んだ方は是非アウトクラッシュ・アウトサイダーまで読まなければダメ!と作者の罠に嵌ります。
    後の作品の方がハードボイルド系に成って来てる様に思います。
    よくジェットコースタームービーといった言い方がされる映画が有りますが、当作品もジェットコースターに乗った如く読み切れます。
    このところの評判の良い女性主役の作品のヒロインは、モデルでも通用するスレンダー美人が、ボコボコにされながら死ぬこともなく自分の敵に立ち向かうと云うシチュエーションが多い様に思います。弱い男(作者?)の願望が込められているのでしょうか(笑)?自分の代わりに悪党を退治してくれるお姉さん(Love)。
    作品中でも八神瑛子は「姉さん」と呼ばれています。姉さんのMとSの切り替えが凄い!会ってみたいほど面白い!
    続きを読む

    投稿日:2015.02.23

  • すわ中南米の犯罪組織

    突如のグローバルな展開にも現実感を失うことなく、中だるみさせることのないシリーズ第2部作。

    投稿日:2013.09.24

  • この展開最高!

    前作ですっかり瑛子ファンになってしまったので、続編を入手するのは自然の流れでした。そして、期待を裏切らない内容だったと思います。面白かった。
    自分はこういう、どう考えてもこの敵には勝ち目ないでしょ! みたいなのに立ち向かっていく展開、大好きです。里美さんの活躍の仕方も良かった。比嘉の設定はこのためだったか、と納得しました。
    ただ、ラストがちょっと消化不良かな・・あれだけの敵に打ち勝つには、やっぱり唸ってしまうような伏線の回収で終わって欲しかった。残念!
    けど、此処まで来たら3も行ってしまいます。がんばれ瑛子! 次こそは怪我しないように! ・・無理か。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.21

  • 火炎瓶から手榴弾まで出てくるゲリラ戦へ。

    アウトバーンの続編。破天荒な刑事ドラマ風の前作からパワーアップしてハリウッド映画の趣。火炎瓶から手榴弾まで出てくるゲリラ戦へ。ますます強くなる瑛子。背後から刺されそうな緊張感が心地よい。

    投稿日:2014.01.05

  • 瑛子さんの生存本能と言うか生命力がはんぱない

    他の方が書いているように、普通の男(特定の職業も含む)が太刀打ちできないダイ・ハードな主人公。

    彼女の行動原理には狂気が含まれていますが、突き動かすエネルギーは復讐。


    何しろくじけない彼女に誰もが惚れてしまう事でしょう。 

    シリーズ全巻読了しました
    続きを読む

    投稿日:2016.12.09

ブクログレビュー

"powered by"

  • jerico

    jerico

    クライマックスの所が、意外にあっさりと終わってしまった様な印象ではあるが、メキシコのヒットマンがターミネーター的な恐ろしさも感じさせ、楽しませてくれた。
    そういう意味では王道と言えば王道のストーリー。

    投稿日:2024.01.07

  • につ

    につ

    このレビューはネタバレを含みます

    感想
    八神瑛子シリーズ第二弾。美人の割にえげつない。目的のために手段は選ばず。かっこいい。

    今回も署長から差し向けられた辞め刑事のマークを簡単にくぐり抜け、対するはメキシコの殺し屋。到底勝てそうにない死戦をくぐり抜け、夫の死に関する情報を手に入れる。これは次の巻も見逃せない。

    それにしてもこの巻は警察はほとんど何もしなかったな。警察こんなアマゾネスみたいな人がいたら頼もしいけど。

    あらすじ
    物語は八神が、覚醒剤の売人夫婦を捕まえるところから始まる。メキシコ産の安い覚醒剤が大量に出回り、警察も対応に追われていた。

    瑛子は前回の事件で千波組の組長の娘が殺害されたつながりで、組長の有嶋に会い、夫が殺害された事件の情報を聞き出そうとするも、メキシコ・カルテルの麻薬ルートを壊滅させることが条件と言われる。

    その頃、上野で人間の手と舌の一部が発見される。有嶋の話によれば、メキシコ・カルテルの腕利きの殺し屋のグラニソが、裏切り者の始末に来たとのことだった。特殊部隊並の殺人技術を持ったグラニソと瑛子の闘いが始まる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.10.29

  • small-face

    small-face

    シリーズものの2作目。映像的な描写でスピード感ある展開が心地よい。各人物の背景等、掘り下げられるところも軽く触れる程度に留めており、その分深みが足りないとも言えるが、本作はその方が良いのかもしれない。シリーズ最大の謎は次回作に持ち越し。続きを読む

    投稿日:2023.06.25

  • hosinotuki

    hosinotuki

    目的のためには手段を選ばない八神瑛子。頭も腕も切れる彼女が裏社会とうまくつながりながら殺し屋に立ち向かう。鋼鉄の意志の前にバイオレンス炸裂。
    殺し屋グラニソの過去を知るとやり切れない気持ちになった。

    投稿日:2022.10.10

  • 音あん

    音あん

    八神瑛子の切れ物の具合と殺し屋との格闘は読み応えありでした。夫を殺した犯人への手がかりも少し手に入り、この先の展開が気になるところで終わっていました。次回作も読まないと!

    投稿日:2022.10.04

  • 桂日之石

    桂日之石

    アクション映画をみたあとのような気分になる 二作目なので登場人物をすでに知っているということもあるが、それ以外の人物についてもキャラが立っていて良い 一作目にも出てきた元プロレスラーの里美というただ強いだけの女がとってもキュートで出てくるとうれしい続きを読む

    投稿日:2022.08.25

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。