【感想】Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

ケン・シーガル, 林信行, 高橋則明 / NHK出版
(190件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
53
69
41
7
1
  • ジョブズ本としては、正統の1冊

    うわさによるとジョブズにあったこともない著者が乱発していたりするジョブズ本であるが、著者はまさしくiMacに端を発する「i」シリーズを生み出した広告クリエーターのケン・シーガルということで、本当のジョブズが垣間見られる1冊。
    内容はシンプルでいることが重要でどれだけそれが大変なことなのかが書かれている。
    啓発本としては、よくできていると思うが、シンプルでいるということをシンプルに書くと、序章だけで作者の言いたいことが十分語られてしまう。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

  • シンプルへのこだわり

    ジョブズの手掛けたアップルの製品がなぜ我々の心を掴んだのかがよく理解できた。
    仕事をする上でも、やっぱりシンプルって大切だよな〜、と納得。しかし常人がジョブズのレベルにまで達するのは不可能だとも思い知った。エッセンスだけでも参考にしよう。続きを読む

    投稿日:2013.10.01

  • 容赦なく徹底的に

    アイディアもそれを実現するプロセスも「シンプル」であるべき、その当たり前のことがどれだけ大変で、どれだけ容赦なく徹底的に追及しなければいけないかを改めて実感できる、気合いの入る本。
    ただし大半は、ジョブズのようなトップと優秀な少数精鋭が居れば、大抵のことは上手く行くよ、というそれはそうなんだけど。。。という話。続きを読む

    投稿日:2014.05.19

ブクログレビュー

"powered by"

  • funnybook

    funnybook

    経験と知識が増えるにつれて、私たちのやるべき事が複雑化され、更に会社という枠組みに呑まれて私たちは自由な発想を活かすことが出来ない。そんな世の中に何故スティーブ・ジョブスはシンプルという私たちの本質に固執することができたのか。当たり前のようで当たり前ではなくなってしまった私たちのシンプルさを、荒々しいやり方とはいえ、1人の男が果敢に取り戻していく実話。まだまだ世の中はしがらみでいっぱいだが、20年前(現在2022年)と比べるとアップルのお陰で私たちの生活は一変したといって言い。iPhoneが登場した2006年以前の生活様態が全く思い出せないくらい、今はiPhoneにお世話になっている。この感想もiPhoneで書いているのだから。続きを読む

    投稿日:2022.03.21

  • ひらひら

    ひらひら

    製造会社に勤めているが、部長よりアップルのことを理解していないといわれ、なにか一冊読んでみた。
    製造的な話はなかった。ファブレスや設計関係。
    ただ、アップルパイのCMを見てるとシンプルに作られ、製品もそうだったので、この本に書いていることは確かにそうだなっとおもう。
    これが世に受けられたかは実証されているが、今後のアップルにそうなるか不明。
    私が知らないだけかもしれないが、最近のiPhoneはいまいちかなー。アンドロイドと一緒。カメラ良くなったばっかりだね。
    続きを読む

    投稿日:2021.08.27

  • 杉山夏美

    杉山夏美

    ・物事をシンプルなまま保つ能力、そして物事が複雑になるのを防ぐ能力も貴重になる
    ・シンプルさは単なる目標ではなくスキル
    ・率直さはシンプルでありあいまいな言い方は複雑
    ・物事を未解決のまま残しておくと、人は先のことを考えるよりも、過去を振り返ることに多くの時間をかけてしまう
    ・彼はリアルタイムさの正直さを好んだ。何か気にかかることがあればその場で告げた
    ・今あるプロセスに注目して、それを強化するのではなく、どうすれば減らせるかを考える
    ・あらゆる人を喜ばせようとすると、誰も満足させられない
    ・選択肢がないことは決して大きな問題になっていない
    ・シンプルさは人を引き付ける
    続きを読む

    投稿日:2021.06.24

  • ぺき子

    ぺき子

    マネジメントの話なのか
    マーケティングの話なのか、、
    はたまたデザインの話なのか

    恐らくそれら全部
    根っこはみな同じということか

    投稿日:2020.05.26

  • Shunsuke Mitsui

    Shunsuke Mitsui

    2020.19

    ・シンプルであることこそ最上。
    ・シンプルさとはものではなく、概念。全ての物事に当てはめる。
    ・正直に話し、不可能を疑う。少人数にミニマルに動き続ける。

    投稿日:2020.02.18

  • naunow

    naunow

    シンプルであるべきか、複雑であるべきか。シンプルであることは誰が見ても正しいように思えるのに、いざ自ら行動すると簡単に複雑な道へそれてしまう。「複雑」というものは、とても魅力的なのだ。
    あらゆるデザイン、あらゆるオプション、あらゆる価格帯の統一性のない型番の商品の中からひとつの製品を選ばなければならないというのは、考えただけで重い作業であるけれども、iPhoneを選ぶなら、もしくはMacBookを選ぶなら、考えることはとても少ない。これほどユーザーに親切な商品は、作る側に立つと不思議となかなか作れない。
    『Think Simple』では、シンプルを貫くということがいかに難しいかということを延々と語ってくれる。「シンプル」というのは生易しいものではなく、どんなときでもシンプルであることが求められるからだ。気まぐれのようにシンプルを選んだり、誰かの真似のようにシンプルを使っても、その恩恵を受けることはできない。これは信仰にも似たものだと、著者は時折語っている。
    そんな厳しい「シンプル」の申し子がスティーブ・ジョブズだった。スティーブ・ジョブズの振るうシンプルの杖に、私も叩かれてみたいと思った。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.05

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。