鍵のかかった部屋

貴志祐介 / 角川文庫
(147件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
8
38
65
18
3
  • 締まりのいい密室トリック集

    「硝子のハンマー」(シリーズ1作目)を読了した後ウッカリ本書を読んでしまい、途中で2作目を読み忘れていた事に気付くという迂闊な真似をしてしまったが。
    連作短編シリーズのメリットというか、割とそういう点に気を遣わずに読了できた(収録最終話は、流石に以前に事件のあった劇団ネタだったので若干厳しかったが)。
    連作短編故に、防犯探偵・榎本と青砥弁護士の2人のキャラさえ最低限把握していればいいし、短編で密室トリックを扱っているためキャラの背景事情や関係性などを掘り下げるような、ある意味「寄り道」が無く、純粋に知的遊戯たるトリックの謎解きに集中して楽しめる。
    「黒い家」等のホラーサスペンスや、「新世界より」のようなSF、「悪の教典」のようなピカレスクでもない、推理作家としての貴志祐介を気軽に満喫できるシリーズだと思う。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.11

  • 防犯探偵・榎本シリーズ 短編集

    弁護士青砥純子と防犯コンサルタント榎本径が謎を解いていく短編集です。
    硝子のハンマーを先に読んだほうがいいと思います。
    狐火の家とはどちらが先でもよいです。
    内容は、さくっと読めると思います。

    投稿日:2014.01.24

  • 密室の謎解き

    4話の短編物でそれぞれ場所、登場人物の特技、仕事を踏まえ完璧な密室を作り上げさその密室を主人公が推理と現場確認を繰り返し、容疑者を追い詰めて行きます。密室の謎解きは面白いですが、容疑者が最初からほぼわかる展開、密室謎解き重視、なので犯人は誰?という推理小説の楽しみの一つがちょっと弱い感想です。続きを読む

    投稿日:2013.10.29

  • 強引な謎解き小説

    密室殺人事件簿のシリーズ3冊目。
    知的な謎の防犯コンサルタント榎本と突拍子もない事を言い出す女弁護士青砥の掛け合いが楽しめます。
    それぞれの事件に対する榎本の解決が方法が面白いですが、なんだか2冊目と同様、「そんな事本当にできるのか?」
    と疑問に思うトリックです。作者はある程度、確認したのでしょうかね?まぁ、小説だから良しとしましょうかね。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.02

ブクログレビュー

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  • 四季

    四季

    このレビューはネタバレを含みます

    防犯探偵シリーズ第三弾

    青砥先生…どんどん可哀想なキャラになっているような…?
    でもそこが味であり、榎本と良いコンビでいられる所以なのかも知れないですね(笑)

    今作も色々な密室が用意されていましたが、密室だけではなくトリックそのものも奇想天外なものが多かったです。
    謎が解けるにつれ感心したりビックリしたりと一話一話楽しく読めました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.07.12

  • ultraman719

    ultraman719

    防犯探偵シリーズ第3弾!

    青砥さん…何か始めとイメージ変わって来てる…
    美人の敏腕弁護士って感じやったのに、少しおとぼけ要素が入って来てるような…まぁ、可愛い感じで良しとしよう。
    密室殺人ばかりの4作品。
    小説の中でも、もう密室殺人事件なら、青砥弁護士(with 榎本さん)が定着してそう。
    2人の掛け合いも面白い!
    今回の短編集は、被害者、犯人の心情とかを描くより、密室殺人のトリックを解くのに特化したような話やな。
    まぁ、こんな防犯知識もないので、「う〜ん…そうなんや…(−_−;)」で終わってしまうんやけど…
    よう、こんなトリック思い付くなぁ…
    トリックとは、別に青砥さんの壊れ具合も!笑。
    シリーズは、まだ続くので、今後の壊れ具合も楽しみの一つかも^^;
    続きを読む

    投稿日:2021.07.10

  • さま

    さま

    四つの短編から構成。初めての貴志祐介でした。ドラマを少しだけ見たことあったので、表題作は分かりました。トリックが難しくて図を見てもいまいち…。しかも当方小説に図が入ってると萎えるタイプなのでそんなにハマりませんでした。犯人のキャラクター的には2本目が1番好きかな。怖かった。逆に一番最後は全くよくわからなすぎて読み飛ばしてしまった。これがシリーズ第三作なのか〜。続きを読む

    投稿日:2021.06.25

  • かとのひも

    かとのひも

    コロンボ系ミステリー。
    弁護士・青砥純子、防犯コンサルト(たぶん泥棒)が、密室に見える事件に挑む。…が、基本脇役。犯人(達)が主役。

    「佇む男」
    …親族遺産系。ドロドロって、面白いね!

    「鍵のかかった部屋」
    …兄妹の絆。ワルい犯人。スカッと、だけど切ない。

    「歪んだ箱」
    …こじらせ犯人。このタイプは、いつもなぜ殺人という方法をとるんだ。と、ミステリー小説だけど思う。

    「密室劇場」
    …貴志センセイ、何があったんだ。と、つぶやかずにいられないくらいヒドかったぜ!もっとやれ~。※探偵二人が壊れてた。

    まさかのシリーズ3作目から読んでしまった。1巻から読もう。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.25

  • tomojuju

    tomojuju

    ドラマで見てたのでトリックは先にわかってた。
    逆にドラマ見てなかったら、イメージつかないトリックもあったかも。。。

    2021.4.11
    50

    投稿日:2021.04.11

  • mmitomi666

    mmitomi666

    胡散臭い防犯コンサルタント榎本と弁護士青砥のコンビによる密室トリックシリーズ第三弾。
    短編集であるが、それぞれについては特に書かない。

    この本には4編収められているのだが、いずれの作品もいわゆる『密室』ものであり、
    ザックリ言ってしまえば、それらを榎本がスッキリと解決する物語である。
    時折挟まる、青砥の「わかった!」が全然的外れであるのも楽しむポイント。

    それにしても、まあよくもこんなトリックを犯人達は考えたなぁと思わざるを得ない。
    (実際は貴志裕介が考えたのだが)
    大体、ピッチングマシンで…なんて、考え付いても実行しなさそうな気がするのだが。
    何回も試して「いける」と思ったのなら別だが。

    また、部屋の形状などが細かく描写されているが、正直想像しづらい。
    たまに図示されているのは助かるが。
    なので実写向けなように感じる。
    実際、ドラマの方がわかり易かったりする。

    しかし最後に収められていた短編は、何というか無駄にふざけているような気がしてたまらない。
    人が死んでいるのに、あのハチャメチャ具合はどうも。。。

    出来れば、思いっきりシリアスにしてしまうか、
    榎本、青砥の両名の人間味を前面に出したような作品が読みたいものである。
    せっかく面白いキャラクターなのだから。


    続きを読む

    投稿日:2021.03.14

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