パンク侍、斬られて候

町田康 / 角川文庫
(99件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
33
28
25
6
0
  • 良作コメディです。

    パンク侍というタイトルを一見して分かるように時代劇にはあり得ない言葉遣いや小道具がギャップを生み出し、ユーモアを醸成しています。

    語り口は歴史物によくあるように神視点ですが、ラノベ以上にライトで軽妙な掛け合いが面白いです。

    全編にわたってふざけているかというとそうでもなく、キャラクターたちの語る人間観察は勉強になりました。

    やや超常的な出来事に戸惑いも覚えましたが、おおむね書籍説明のとおり圧倒的才能だと思いました。
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    投稿日:2014.12.13

ブクログレビュー

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  • ともちん

    ともちん

    このレビューはネタバレを含みます

    世界観が全く謎な一冊
    超人的刺客の掛十之進はある日
    腹ふり党と勘違いして男を刺し殺し、
    盲目の娘を逃す。
    そこに居合わせた黒和藩の長岡主馬は
    腹ふり党について聞こうとするが、その
    依存的態度が気にくわないと、情報を、あげるかわりに自分を黒和藩で雇うよう条件を出す。
    内藤帯刀の元に迎えられ、内藤は腹ふり党を弾圧し、功績をあげようと目論むが、いつまでたっても腹ふり党は姿を見せない。
    そこで、密偵である江下レの魂次を使いにいかせる。
    そこで腹ふり党は既に消滅したという事実を知り、内藤はインチキでいいから腹ふり党を結成しろと掛に指示する。
    掛は魂次、オサム、幕暮孫兵衞とともに
    元腹ふり党幹部である茶山半郎の元へ訪れる。そこにはろんという綺麗な女性がいた。
    この世は蟯虫の腹の中であり、何も考えずただ腹を振っていればあまりの意味のなさに蟯虫が苦悶し、体内から排泄される。これをおへどと言い、恵愚母のお導きだという。
    茶山は腹ふり党結成を引き受け、掛が思っていた以上の勢力を増し気付いた時には取り返しのつかないほどになっていた。
    喋る猿の大臼(でうす)の案で、日本中の猿を率いて、少数の黒和藩と腹ふり党と戦をするも収集がつかず、掛は逃げる。
    その先にろんと再会し、一緒についていくといわれ喜びに浸るも肝臓を竹ベラで刺され掛けは絶命する。
    ろんは父を殺された復習をずっと目論んでいたのだった。
    1回目見たときは全くクソな内容だと思ったけど、映画も見てるうちに中毒性があるのに納得した。
    ピストルズのアナーキーの曲もこの話に合ってて良かった(^^)
    2019/06/29 08:08

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    投稿日:2021.06.04

  • nur1202

    nur1202

    当時の文学界では一定の評価はあったんだろうけど、ま、実際この手の小説はいくつか読んだし、でも、今読むには古くささというか、陳腐な感じを受けるというのが正直なところ。
    もちろん、先駆者としての評価はするけれど、一過性のものでしたという感じ。
    文学界の枠をちょっと外して、例えば、ケータイ小説とかだったら、また別の印象を受けたと思うんだけど。
    ただ、そのときは読んだかどうかは疑問が残るかな。(^^;
    続きを読む

    投稿日:2020.11.08

  • どぅまめ

    どぅまめ

    2020年3冊目。
    おれは何を読まされていたのか。ずっともやもやしたままだ。読んでいた時も読み終えた後も。時代劇のようで現代社会の風刺でもある。しかも鋭い。まさにパンク侍。その侍も最後には斬られて候。後に残るは朽ちた屍。。
    笑えたのに笑えなくなる。スラスラ読んでいたはずが、読み飛ばせなくなる、一度本を置いてしまう。そんな怖さが潜む。日本のホラー映画みたいに、生きていればいずれ出会う恐怖であり、死ぬまでに静かに必ずやってくる畏怖。
    歯に物が挟まったみたいな、そんな人生の糞の詰まりまで味わえる小説。腹を振ってみようか、という気にさせるからまたこわい。
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    投稿日:2020.01.24

  • aki*

    aki*

    ずーっと屁理屈。ずーっとうるさい。
    なのに、最後だけ妙に静かで怖い。

    作家さんのことをよく知らずに、何でもかんでも気軽に手に取るもんじゃないと学びました…。
    出直します。

    投稿日:2019.07.21

  • 勝犬

    勝犬

    古本で丁度良かった。町田康さんは、初期の少し世間ズレした人物像の方が面白い。ここまでぶっ飛ぶと読み疲れるかな。

    投稿日:2019.02.15

  • keigo3813

    keigo3813

    かなり久し振りの町田康作品。
    作品名通り、パンクでファンキーだった。時代概念も飛び越えて親しみやすいんだかやすくないんだか・・・。
    結局「?」がものすごい渦巻いてます。

    投稿日:2018.10.24

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