新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
藤木稟 / 角川ホラー文庫 (84件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
ツクヨミ
3
血、血、血
シリーズ第5弾の謎は「吸血鬼」。カソリックになじみの薄い日本人でも取っつきやすいテーマとなっています。 神父コンビは今回、偶然訪れた町で吸血鬼の調査をすることになります。テーマがテーマなのっで、流血、…血しぶき、血痕など、血なまぐさい場面には事欠きません。 いつもながら、ひそかに伏線を張りめぐらせて驚くような真相へと収束させる手腕は見事でした。また、これでもかというくらいに詰め込まれた吸血鬼に関する薀蓄も興味深かったです(実生活ではまず役に立たないでしょうが……)。 崖を登る平賀と、なぜかオッサンに好かれるロベルトも読みどころです(笑)続きを読む
投稿日:2013.12.22
報告する
ヴァンパイア マニア コレクション
シリーズ5巻、「血と薔薇と十字架」は吸血鬼がテーマになっています。タイトルの“調査官”通りしっかり調査していて、これだけバトルシーンが少ないのに飽きさせ無い作品も珍しいらしいのではないでしょうか。渾身…の力を感じます。 ヴァンパイア研究のバイブルとさえ言える情報量。吸血鬼ドラキュラの著者B・ストーカーが吸血鬼だった辺りにオリジナル設定が有るもののその他は徹底的にに伝承を分析した気迫を感じます。吸血鬼作品で無い他シリーズ巻に興味が沸く事間違い無しです。 続きを読む
投稿日:2013.10.06
veronica
アウェーで悪戦苦闘の巻き
いつもは神父であることが有利に働く奇跡調査ですが、今回ばかりは英国国教会のホームでのお話なので、完全アウェー。苦労しながらも、久方ぶりのエクソシズムでの活躍が見られて、個人的には満足でした。ヒロインの…シャーロットと平賀のほのぼのした語り合いがほほえましかったです。吸血鬼の蘊蓄もさることながら、ブラム・ストーカーについては、へぇ!という感じでした。ラストは今後の作品への伏線でしょうか。まだまだ先が楽しみです!続きを読む
投稿日:2014.11.24
"powered by"
瑞樹
題材が吸血鬼ってことで、いよいよオカルト展開か?と読み進めるも、いつもの謎解きで終幕。それでもラストに匂わせジュリアが登場で、ソワッてなったし、一応科学的根拠を提示されるも、それだけではないオカルトチ…ックな含みを持たせてる辺りが良かった。続きを読む
投稿日:2024.04.16
ちゅーちゃん
今度こそ本物の吸血鬼かと思いきや科学的に証明され(どこまで理に適っているかは不明)てしまい、ホッとしたような残念なような。 信じる余地があるのが面白いところ。 知識がある人は素敵だ。
投稿日:2024.01.14
tomojuju
吸血鬼ネタ。後引きずる終わり方。 最後はきっちり現実に戻しつつ余韻残す感じ。 2023.2.25 28
投稿日:2023.02.25
goya626
英国のホールデンクスという田舎町で起こる吸血鬼騒動に我らがロベルトと平賀のイケメン神父たちが挑む。壁に吸い付いて登っていって部屋に入り込み金縛りにして相手を襲う吸血鬼。驚異的な跳躍力と怪力を持ち、銃弾…にも平気で、コウモリや狼に変身する。うわー、本当に吸血鬼はいるのかと思わされる。どう解決をつけるのか興味津々だった。最後は意外とあっけなかったけど、物語を堪能した。吸血鬼やケルト神話についての蘊蓄が詳細で凄い。エルトン伯爵とシャルロッテは幸せになれたようでよかったよ。続きを読む
投稿日:2022.08.10
より
図書館で。 みんな大好き吸血鬼のお話。 いろいろうんちくが面白い。そういえば日本にはあまり血を食物にする妖怪っていないかも。いるのかな? それにしてもジュリア神父マメに動いてるな~ 勤勉すぎないか、…彼。続きを読む
投稿日:2019.10.30
kemukemu
流石に今回は奇跡でいいんじゃない? かなり最後の最後で説明いただきましたけど、もう科学特捜番組状態 まぁ、理系はこれが楽しいんだけどね(*´∀`*)
投稿日:2019.09.26
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。