
盟約のリヴァイアサン
丈月城,仁村有志
MF文庫J
軽いノリと凝った設定
確かに前作と被る印象はありますが、基本的に設定はまったくのオリジナル。最初から東京が壊滅状態なんて酷すぎます。女の子の書き分けがもはや神レベルのハーレム作品です。
0投稿日: 2014.01.27天翔虎の軍師
上総朋大,庄名泉石
富士見ファンタジア文庫
あえて好評価レビューを
他の方のレビューご指摘はもっともです。戦国合戦ものなどと比べれば確かに細かい詰めに欠け、ご都合主義も強いとは思います。 しかししかしかなり凝ってはいますよ?隣国設定や戦術、キャラ達の活躍に無理はありません。現史実を改したような現実感はありませんが、一から史実を構成しようとすればこんなものではないでしょうか。進みながら進化していく気配もあります。
1投稿日: 2014.01.27ぜんぶ彼女に「視」られてる?1
淺沼広太,すぶり
ファミ通文庫
超能力萌え?!の異色作
人どころか物の過去まで読んでしまう八神花梨のパワーを使うときの苦労が笑えます。少ないエネルギーで読める時はいいのですが、一生懸命やらなきゃいけない時には暑くなるのです。身体が暑く暑くなったらどうしますか……(笑)ホニャラ萌にシリアススパイスの文字通り新感覚ラブコメです。
1投稿日: 2014.01.27バカとテストと召喚獣3
井上堅二,葉賀ユイ
ファミ通文庫
学園もの定番のお泊り校外学習
明久が狙われています。解決の為に女子風呂のぞきを学年男子全員で決行します。考えてみればこのシリーズ、意外にもエッチ度は低め。ムッツリーニも盗撮専門だし露骨な描写は有りません。
0投稿日: 2014.01.07バカとテストと召喚獣2
井上堅二,葉賀ユイ
ファミ通文庫
学園もの定番の学園祭でも勢いとまらず
とにかく笑える文体が最初から最後まで。明久と雄二の力関係がいまいち分からないのもご愛嬌。クラス出し物と召喚大会の並行進行でも分かりにくさはありません。かなりヤバい事件有り、定番とはいえどんでん返しありで本当に笑えます。
0投稿日: 2014.01.07バカとテストと召喚獣
井上堅二,葉賀ユイ
ファミ通文庫
アニメ原作☆アニメファンな必ず要チェック
いきなりアニメを見るとピンと来なかった召喚獣設定も原作で良く分かり、原作だけではわかりずらい召喚風景はアニメだと良く分かるわざとやっているのかと思うほど両作の補完性。 召喚戦争の話しもさることながら、この著者様のギャグセンスは飛びぬけています。アニメラストのテストは原作から。マジ笑えます。
2投稿日: 2014.01.07新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 下
葵せきな,狗神煌
富士見ファンタジア文庫
碧陽学園生徒会再びの②
全新キャラ4人の内2人は上巻で、残り2人がこの下巻で登場します。が、その内1人は上巻の早い時期に登場済。なのに登場マーク無し(本を読むとなんのことかわかります)。実は隠された属性が。上巻でも振られていましたが、あららと共になるほどで終わるなかなかのストーリー。相変わらず萌えています。
0投稿日: 2014.01.07新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上
葵せきな,ファンタジア文庫編集部,狗神煌
富士見ファンタジア文庫
碧陽学園生徒会再びの①
テンポ良い文章に萌えイラストが融合して萌え萌え化している生徒会の一存続編。学校に残っている杉崎はもちろん登場しますが、他は基本的に新キャラでこれだけ読んでも楽しめます。あくまでも上下巻セットですから、念のため。上巻だけでは話がまとまりません。
0投稿日: 2014.01.07FULLMOONにささやいて(1)
真東砂波
MiChao!
ヴァンパイア マニア コレクション
完全にBLなのにかわいい女の子も登場する異色作品。作者様は基本的にBLを得意とするようですが女の子画もなかなかです。 と言っても男におすすめする理由は有りません。BL系のハードシーンが無いので読めば読める、と言ったレベルです。あくまでも女の子向けでしょう。 掲載誌が廃刊になって継続出来ず同プロットで描かれた@Full Moonに引き継がれたと言う経緯も異色。画がキレイで読みやすい作品です。と言うよりソニーさんの電子書籍化基準がよく分かりませんw。
1投稿日: 2013.12.19夜叉姫伝(1)吸血麗華団の章
菊地秀行
祥伝社文庫
ヴァンパイア マニア コレクション
30巻を超える魔界都市ブルースシリーズの比較的初期に位置する作品で夜叉姫伝4巻がひとくくりになっています。中国から来た吸血鬼と高い戦闘力を持つせつら・メフィストが戦う…言ってしまえばそれがストーリーですが、そもそも”魔界都市 新宿”の異様とも異常とも言える設定、奇想天外では表しきれない"美姫"達の登場シーン等、著者菊地秀行先生の代表作にふさわしい決してマネ出来ない世界観は同シリーズ他作であっても一読していただかないと到底説明出来るものではありません。 シリーズ慣れしていないと若干理解しにくい作品かも知れません。しかしじっくり読み込んで行けば大抵の方が楽しめる内容であり、世界観と独特の文体に慣れた頃、むしろ魔界都市フリークになっていることでしょう。 もともと吸血鬼大好きの菊池先生。バンパイアハンターDを出すまでもなく有名な話です。ちなみに魔界都市〈新宿〉にはもともと吸血鬼が集団で暮らしている地区があり、魔界都市ブルースシリーズ自体が吸血鬼系と言えるかもしれません。軽いタッチのラノベに満足出来なくなってきた時、まずは挑戦してほしい一作品です。
2投稿日: 2013.12.19