【感想】ストロベリーナイト

誉田哲也 / 光文社文庫
(1009件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
178
393
309
55
13
  • 連続ドラマとは違う物語展開に興奮

    竹内結子さん主演のテレビドラマ「ストロベリーナイト」の原作。
    私は連続ドラマでしか見ていませんでしたが、独特の世界観に興味を引かれ原作を読んでみました。

    連続ドラマでは、『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』が原作だったそうで、私の原作を読んでみたいという思惑とは違いましたが、独特の世界観は健在。魅力あふれる人物もそのままで読み応えのある本でした。

    この本を読んで、逆に単独テレビドラマとして放送されたのも見てみたくなりました。
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    投稿日:2013.09.24

  • 姫川玲子シリーズ第1作

      累計数百万部と言われる姫川玲子シリーズの第1作!!
      警視庁捜査一課姫川玲子警部補、殺人事件に関わる捜査係の主任として、共通点がなさそうな事件とともに出会った謎の言葉「ストロベリーナイト」! この言葉の意味するところを追って、姫川玲子警部補をはじめ、個性的な登場人物が活躍します。
      姫川警部補は、鋭いカンと嗅覚を持つ若い優秀な警察官ですが、決して名探偵ではなく、人間としての弱さも持っています。スピード感のあるリアルな警察捜査と事件の内容は、この作品の魅力でもありますが、私には、怖く感じる部分が含まれていました。今後の姫川警部補の成長が気になる本作でした。
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    投稿日:2013.12.31

  • ドラマも面白かった

    捜査方法の行き違いや刑事同士の確執など警察小説としても楽しめます。直感で捜査する姫川玲子の過去や、同僚刑事の死など犯人探しの過程で様々な事件が起こります。ラストも意外でしたが、何となく冒頭から怪しいと思わせる人物もいたりと、ミステリー要素も満載でした。殺人ショーの場面が生々しくて気持ち悪い。続きを読む

    投稿日:2014.04.07

  • 事件現場を追う、女の生き様

    誉田哲也の女刑事「姫川玲子のシリーズ」第一弾。あまりに凄惨な殺害現場は、犯人の抑えきれない憎しみの表れか、それとも単なる猟奇性なのか。タイトルの「ストロベリーナイト」は、インターネットで参加者を集って参加者内から犠牲者を決め、ゲームでもするかのようにターゲットを殺害していくという恐ろしき犯罪ショーのこと。遊び半分にも匿名サイトにアクセスして、オンラインで集う様々なコミュニティに気軽に参加できる昨今、突如殺人の標的にされてしまうという設定には寒気がしてしまいました。過去に自らを襲った事件のトラウマを抱え、犯罪を憎む姫川。殺人犯を追う姫川の姿には、警察の正義という論理とは別に、復讐心とも言えるる女の強い憤りが垣間見えてきます。(スタッフO)続きを読む

    投稿日:2013.09.20

  • アンダーグラウンドな世界

    インターネットがはびこる今なら、リアルにあってもおかしくない世界を描いた作品。
    死体の始末の不備から露見し始める、恐ろしい真実。
    狂気の世界を知っていけば知るほど、人間ってこんなに残酷なのだろうかと考えさせられました。続きを読む

    投稿日:2013.09.26

  • 男目線で作られた女性主人公かな?

    ドラマの再放送を見て、遅ればせながら読みました。
    ドラマも所々しか見てないので、初めて見るお話で面白かったです。
    でも、読みながら目を背けるようなところもあり、姫川玲子なんていう女性が主人公でも、あくまでも男性向けの小説だな、と感じました。
    でも、続きはよみますよ。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.03

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ブクログレビュー

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  • 中尊寺森蔵

    中尊寺森蔵

    マリスアングルから本の姫川玲子に久しぶりに出会って、最初か読み直してみようと。
    姫川玲子は二階堂ふみ、菊田が亀梨和也は2019年だった。ドラマでみてた2人はイメージの通り、でも菊田てゴリ男らしい。井岡は加藤涼だったなぁ。
    大塚が亡くなった。事件殺人ショーの首謀者が近くにいた。
    個人的には、母と娘、姉と妹の関係性において「それを言わせるほど、私がだらしないってこと」てひと言に今引っ張られてる。
    続きを読む

    投稿日:2024.07.06

  • 健忘録

    健忘録

    竹内結子が脳内で走り回る 大好きなドラマでした
    原作を数年ぶりに読んだけれどぐんぐん引き込む力はドラマ以上

    投稿日:2024.07.04

  • アリス38

    アリス38

    グロいけど面白くて
    さくっと一気読みしてしまう。

    映画より先に小説みたので
    菊田はもっとゴリラだったのだけど
    西島秀俊はカッコ良すぎませんか!

    事件の犯人が捕まった後も
    色々考えさせられるし
    姫川班の人間関係も織り交ぜ
    テンポよく読ませてくれる

    最新のマリスアングルを予約待ちしながら
    シリーズ一気読み中
    続きを読む

    投稿日:2024.07.03

  • 陽気餅

    陽気餅

    姫川班シリーズの第一作、とても面白かったです。
    なかなかのグロい表現に、目を伏せながら読み進めました。笑
    誰が犯人か、分かった後にもう一度読むのもとても面白かったです。

    投稿日:2024.06.21

  • クロワッサン

    クロワッサン

    姫川シリーズの1作品目。
    紅一点の女刑事がトラウマと戦いながら男社会である警察で奮闘するこのシリーズ。
    キャラクターがたっていて読みやすいが、姫川と菊田パートはいるかなぁという印象。
    シリーズ通して重要な何かに絡んでくるのでしょうか。
    カエル男なんかと進み方が似ている気がしたので、影響を受けたのでしょうか。
    警察内でもっと協力できればもっとスムーズに解決できるのになぁと警察小説読んでいると毎回思う始末です。
    自分の勘でグイグイ進んでいくタイプのストーリーでした。
    続きを読む

    投稿日:2024.06.01

  • hira1

    hira1

    audiobookで読了
    現実にはありえないだろうというような所もあったが、ストーリーはおももろかった。
    これがシリーズ1作目なので、順に読んでいきたい。

    投稿日:2024.05.16

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