【感想】のぼうの城 下

和田竜 / 小学館
(565件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
180
226
99
15
2
  • 初めての和田竜

    ☆3.5くらい。初めて和田竜を読みましたが、さくっと読めて面白いですね。
    「のぼう」って何のことか読む前は全然分かりませんでしたが、読めばなるほど!でした。
    あと、映画化されていたことすら知りませんでしたw。続きを読む

    投稿日:2017.05.01

  • 下巻は何とも痛快な忍城ゲリラ戦が展開され、続く石田堤(水攻め)の突破口も奇抜。それでも、長親は偉大な将器の持ち主なのかバカなのか分からない。

    下巻はとにかく痛快の一言。小説なので細部はフィクションとは分かりながら、それでも結果は史実なのでリアリティーも十分。成田長親という摩訶不思議なリーダー像も良かった。本当の“のぼう”なのか、将器十分な男か最後の最後まで分からなかったが、こんなリーダー像があっても良いと思う。かなり以前に読んだ高橋克彦氏の『大和朝廷 vs 蝦夷(アテルイ&モレイ)の戦い』を彷彿させる。何につけ判官びいきな日本人にはうってつけの小説。続きを読む

    投稿日:2016.08.17

  • 上下まとめて

    なかなか面白かった 歴史小説らしく一つの物事を細かくわかりやすく読みやすくなってました。 映画も見ましたけどやっぱり本がいいかな

    投稿日:2015.06.11

  • 良い作品

    恐らく伝えられている実話をもとに構想したのだろうが、そのリアリティはあまり関係ない。ときおり挟まる、文献を引用しながらリアリティをだしている。それよりなにより、のぼう様を担ぐ人間たちがとても魅力的だ。小説は人間なり。を地で行く、すがすがしい小説だった。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.16

  • 歴史物って面白い

    非常に楽しく読みました。お勧めの作品です。もっと歴史物が読みたくなりました。

    投稿日:2014.09.24

  • 期待通りの歴史大作

    「天下の豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた」をキャッチフレーズに映画も大ヒットしました。
     戦国時代末期。豊臣秀吉の大軍による北条氏攻め。成田氏の忍城攻めを担当は石田三成。当主不在の中、城を預けられた成田長親は、周りからは、「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれる不器用な武将です。下巻では、周囲の心をつかみながら大軍に奮戦する「のぼう様」と個性的な板東武者たちが描かれています。
     主人公は、歴史上ではマイナーな人物ですが、実在の武将で、背景は史実通り。もちろん、内容は、小説(フィクション)ですが、読みやすい文体、「のぼう様」をはじめとする登場人物たちは魅力的で、すらすらと上巻に続いて、最後まで読み切ってしまいました。最近読んだ中では、代表的な歴史大作となっています。
    続きを読む

    投稿日:2014.01.02

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ブクログレビュー

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  • Kaz

    Kaz

    面白くて一気読みした。敵である三成も憎めない存在だった。
    リーダーとなる存在は強力なリーダーシップを持ち、規律を重んじ、自信でメンバー統率するというイメージを持っていた。しかし、自分自身をさらけ出せる余裕、人間味ある気さくさ、対等に接せられる雰囲気を持つことで、メンバーの心を掌握するリーダーシップもあるのだと知った。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.26

  • TT

    TT

    上巻はスルーして
    面白かったなぁ 歴史物好きやなぁ
    小城に攻めた20000の軍勢を3000で迎え撃つ籠城戦。水攻めにあい絶体絶命の状況での長親のとった行動がなんでなん?みたいなww
    それが結果的にみんなの心がひとつとなり応戦!
    人って結局は人気だね。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.18

  • らんちゅ

    らんちゅ

    めちゃくちゃ面白かった!
    侮られていたとはいえ、相手を圧倒する戦ぶり。
    長親はどこまで先を読んで行動していたのかが気になる。
    全部わかってて行動していたような気もするし、たまたまいい方向に動いたんじゃないかという気もするし。

    とにかく!本当に面白かった!!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • Limei

    Limei

    痛快で何度読んでも楽しい「のぼうの城」。
    のぼう様、好きだわ。
    かっこよさそうじゃないのにかっこいい。

    「成田記」などの文献から引用される文章が随所にあることで、物語を楽しみながら、ああ、この人たちは本当に生きていたんだなと思えるのがいいですね。
    〇〇年 〇〇の戦い 〇〇軍の勝利
    という記録だけではない人間のストーリーが、どうやって生き抜いたとかどういう決断をしたとか、そんなひとつひとつが生きるパワーを与えてくれます。

    忍城跡行きたいな。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • れもん

    れもん

    このレビューはネタバレを含みます

    面白かった。

    人の上に立つとは…人心を掌握すること…いやそんな上からのことばではなくて、当たり前に同じ心を持つこと…そんなことを感じた。

    物語としても面白い。登場人物みんな好きだ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.18

  • cath

    cath

    2万以上の石田三成軍相手に数千の成田勢が打ち破っていく様子は上手く出来過ぎている感がありますが、読んでいて爽快でした。文中所々に作者のツッコミが入っていて歴史小説が読みやすく、登場人物に愛着がわきます。参考資料で忍城近辺の地図が欲しかったです。続きを読む

    投稿日:2024.01.15

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