【感想】のぼうの城 下

和田竜 / 小学館
(564件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
179
226
99
15
2
  • 映画から入りましたが。。

    映画を見てから原作を見ました。
    映画にはない戦闘シーンがあり、熱い戦い見たさに戦国時代の話を手に取った私には嬉しい限りです。
    上下巻合わせてもページ数が少なく、読みやすさも相まってとっても短く感じました。
    それでもお話しが楽しいので、個人的には読み応えもバッチリでした。
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    投稿日:2013.10.29

  • のぼうさま最高です。

    あっという間に読んでしまいました。
    映画を見逃していたので、DVDをすぐに借りてみました。最高でしたよ。
    でも映像にはない部分が原作では楽しめるので、やっぱり本はいいなぁと改めて思いました。

    投稿日:2013.10.11

  • 期待通りの歴史大作

    「天下の豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた」をキャッチフレーズに映画も大ヒットしました。
     戦国時代末期。豊臣秀吉の大軍による北条氏攻め。成田氏の忍城攻めを担当は石田三成。当主不在の中、城を預けられた成田長親は、周りからは、「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれる不器用な武将です。下巻では、周囲の心をつかみながら大軍に奮戦する「のぼう様」と個性的な板東武者たちが描かれています。
     主人公は、歴史上ではマイナーな人物ですが、実在の武将で、背景は史実通り。もちろん、内容は、小説(フィクション)ですが、読みやすい文体、「のぼう様」をはじめとする登場人物たちは魅力的で、すらすらと上巻に続いて、最後まで読み切ってしまいました。最近読んだ中では、代表的な歴史大作となっています。
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    投稿日:2014.01.02

  • 歴史にうとい私でも

    実は、ほとんど(学校的な)歴史を知りません。ですが、この本を読んで初めて、「泣かぬなら・・・・ホトトギス」の三者三様の使い分けを理解しました。時代背景を知らなくても、単純に物語を楽しめます。

    投稿日:2013.09.25

  • 歴史物って面白い

    非常に楽しく読みました。お勧めの作品です。もっと歴史物が読みたくなりました。

    投稿日:2014.09.24

  • 初めての和田竜

    ☆3.5くらい。初めて和田竜を読みましたが、さくっと読めて面白いですね。
    「のぼう」って何のことか読む前は全然分かりませんでしたが、読めばなるほど!でした。
    あと、映画化されていたことすら知りませんでしたw。続きを読む

    投稿日:2017.05.01

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ブクログレビュー

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  • TT

    TT

    上巻はスルーして
    面白かったなぁ 歴史物好きやなぁ
    小城に攻めた20000の軍勢を3000で迎え撃つ籠城戦。水攻めにあい絶体絶命の状況での長親のとった行動がなんでなん?みたいなww
    それが結果的にみんなの心がひとつとなり応戦!
    人って結局は人気だね。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.18

  • らんちゅ

    らんちゅ

    めちゃくちゃ面白かった!
    侮られていたとはいえ、相手を圧倒する戦ぶり。
    長親はどこまで先を読んで行動していたのかが気になる。
    全部わかってて行動していたような気もするし、たまたまいい方向に動いたんじゃないかという気もするし。

    とにかく!本当に面白かった!!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • Limei

    Limei

    痛快で何度読んでも楽しい「のぼうの城」。
    のぼう様、好きだわ。
    かっこよさそうじゃないのにかっこいい。

    「成田記」などの文献から引用される文章が随所にあることで、物語を楽しみながら、ああ、この人たちは本当に生きていたんだなと思えるのがいいですね。
    〇〇年 〇〇の戦い 〇〇軍の勝利
    という記録だけではない人間のストーリーが、どうやって生き抜いたとかどういう決断をしたとか、そんなひとつひとつが生きるパワーを与えてくれます。

    忍城跡行きたいな。
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    投稿日:2024.02.29

  • れもん

    れもん

    このレビューはネタバレを含みます

    面白かった。

    人の上に立つとは…人心を掌握すること…いやそんな上からのことばではなくて、当たり前に同じ心を持つこと…そんなことを感じた。

    物語としても面白い。登場人物みんな好きだ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.18

  • cath

    cath

    2万以上の石田三成軍相手に数千の成田勢が打ち破っていく様子は上手く出来過ぎている感がありますが、読んでいて爽快でした。文中所々に作者のツッコミが入っていて歴史小説が読みやすく、登場人物に愛着がわきます。参考資料で忍城近辺の地図が欲しかったです。続きを読む

    投稿日:2024.01.15

  • eicome

    eicome

    ずっと前に貸してもらっていたけど、歴史小説をそれまで読んだことがなく、なかなか手を出すことなくいた本。
    この年末年始にこそ読んで返さなければ、と半ば強制的に読み始めた。

    大河ドラマで『どうする家康』を見ていたので、石田三成や刑部など、画面で動いていた人物と重ねながら読むことができたのは良かった。

    のぼうとは「でくのぼう」からのニックネーム。
    ぼーっとしているのか、単に何も考えていないのか、それともそれは戦略で人に読まれないよう表情を見せていないだけなのか。

    どうやら前者のようだけど、でもここぞというときにみんなが実はそうしたかった、という方向を示せるのがすごい。ぼーっとしていると見せかけてしめるところはしめる。そうじゃないとつっぱねる。
    顔は強面でも、心の中で色々あきらめていた丹波がはっとする。

    でも普段は頼りなくて、みんなが助けなきゃと支える、支えたくなる。有事には、のぼう様のためならと戦に立ち上がるほどの信頼。

    これってめちゃくちゃ有望なリーダー像。。っていう感想ももちろんあると思う。でもまわりにいる丹羽や和泉、靱負がめちゃくちゃ優秀だからこそ成り立つという構図でもあると思う。
    リーダーが1人で全部背負うって無理だ。やはり他にも3人くらい有能で個性的な参謀がいることが成功の秘訣かもしれない。だって、ふだんはちょっとぼーっとできる余地があるから…。

    ということで来週からの仕事を思って気が重くなりつつある。。





    続きを読む

    投稿日:2024.01.04

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