ぬたぁ~んさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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64(ロクヨン)(上)
横山秀夫 / 文春文庫
重量感の展開
2
主人公三上は、地方警察署の広報官という職業。一言で警察と言っても警務課と刑事課との派閥があるとは知らなかった。そのほかにも本店、支店の上下関係、記者クラブとの対立
64とは昭和最後の年64年1月7日ま…で。その七日間におきた未解決の幼女誘拐殺人事件、ロクヨン。事件は14年前に起き時効寸前に警察庁長官のおでましによる段どりを任された三上、遺族側からは拒否される
三上の3か月前一人娘のあゆみが失踪し、遺体確認の為に他県の警察署の遺体安置所でシートをめくる場面から始まったので重いな~、別人でよかったけどね、それで帰ってきて早々記者クラブとの抗争こじれこじれまくり問題が山積。でも読ませるんだな~次が気になるので下にいきます。
続きを読む投稿日:2015.04.16
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GOSICK BLUE
桜庭一樹 / 角川書店単行本
帝国軍人の三男卒業
2
冒頭で北欧神話の一文があるが、意味不明。物語中別の物語があって理解に苦しみながら読み続けて終ったら納得。ツンデレヴィクトリカと一弥の物語がずーと続きますように。
投稿日:2015.04.29
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お茶が運ばれてくるまでに ~A Book At Cafe~
時雨沢恵一, 黒星紅白 / メディアワークス文庫
絵本
2
久しぶりの絵本でした、なんかとてもいい感じの詩が18編構成されて、じーんときたり、グッと来たり、潤っとしたりする。ちょっとした心の入れ替えにもいいですね。おすすめです。
投稿日:2015.11.20
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天使の囀り
貴志祐介 / 角川ホラー文庫
線虫
2
貴志祐介さんの作品なので、グロテスクな描写はある程度の覚悟はしていたが、それをも超えられて気持ち悪い。真相究明後主人公が余命少ないエイズ患者に線虫を投与する行為は、薬漬けで良い事が無かった彼に初めて幸…福感を与えられたのではなかろうか。残りの線虫は一匹残らず処分を願う。 続きを読む
投稿日:2015.09.19
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金脈 The OILSHOCK!
嶽本野ばら / 小学館
面白かったです
2
以前下妻物語をテレビで観て同じ作者だったので買って読んで見ました。はじめプロローグの様な感じの文章だったので、いつ本編始まるのかな?と思いながら読み進むうちに吹き出しました。なので、人前では読まないほ…うがいいでしょう。度々吹き出す箇所がありますので要注意です。あまり語るとネタバレしますのでこの辺で終わります。 続きを読む
投稿日:2014.11.09
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青の炎
貴志祐介 / 角川文庫