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Ta2Yaさんのレビュー
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  • はじめての精進料理 基礎から学ぶ野菜の料理

    はじめての精進料理 基礎から学ぶ野菜の料理

    高梨尚之

    東京書籍

    精進料理のイメージが変わった

    精進料理と言うと、質素や素朴で味付けも淡泊なイメージだったが、本書を読んでみたら全然違った。 お粥やおひたし、和え物、漬け物といった基本的なものも載っているが、豆腐を炒って肉に見立てたけんちん汁、中華丼、カレーやチャーハン、大根ステーキ、白菜クリーム煮、アクアパッツァなども家で普通にご飯のおかずとして食べられるメニューもいろいろ載っている。精進料理なので肉は使ってないし、素材の持ち味を生かす部分ではマクロビオティックにも近いが、調味料はマクロビほど制限がないのでこちらの方が普通の人には食べて美味しく感じる味付けだと思う。

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    投稿日: 2016.06.11
  • 50℃洗い

    50℃洗い

    平山一政

    小学館

    わずか32ページの本。価値があるのは見開きの食材一覧ページのみ……それが高いか安いかは人それぞれ

    本書はわずか32ページしかなく、内容はどちらかと言えば薄い。 野菜編や肉編、魚編でいくつかの食材の50℃洗いを個別に紹介しているが、洗っている写真は各1点のみ。 説明文も短く要点のみ。 本書に価値があるとすれば、見開きに一覧で載っている50℃洗いできる71食材の洗う時間と洗い方の部分だけ。 これに価格の価値を見出せるなら買っても損はないと思う。

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    投稿日: 2016.06.11
  • すし手帳

    すし手帳

    坂本一男

    東京書籍

    寿司ネタ本として収録内容は可もなく不可もなし

    東京書籍の手帳シリーズの寿司ネタの本。収録している寿司は94貫で、普通のお寿司屋さんで出会えるネタの大半はカバーしている……ただし、回転寿司向きのネタの収録は少ない。例えば、マグロはクロマグロ(本鮪)とミナミマグロ(インドマグロ)のみだし、カツオは初ガツオのみ。また収録順も光りもの、白身、赤身、いか・たこ、エビ・カニ、貝類、魚卵と、ちょっと独特。 各ネタページには、写真や解説文と共に和名、旬の時期、地方での呼び名、分類、主な産地、そのネタの全体写真などが掲載されている。巻末にはネタの旬の時期の一覧も収録。 他に寿司ネタ本を持っているなら、あえてこの本を買う必要はないかもしれないが、また1冊も持っていないならセールで安いときなら初めの1冊として買っても損はない。

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    投稿日: 2016.06.07
  • 築地魚河岸 寿司ダネ手帖 知ればもっとおいしい! 食通の常識

    築地魚河岸 寿司ダネ手帖 知ればもっとおいしい! 食通の常識

    福地享子

    世界文化社

    海外からの友人と寿司屋に行くならこの1冊

    世界文化社の刊行だけあって紹介している寿司の写真が綺麗でおいしそう。築地魚河岸を謳うのもあって紹介しているネタ数は江戸前の88貫と厳選しているが、収録しているネタは定番も多く収録内容のバランスが良い。 また本書は各ネタのページに大きめの写真、和名と英名(英文)、分類、旬の時期、サイズ、主な産地などと共にその寿司ネタの特徴が英語でも解説されているのが特徴。巻末にはネタのローマ字表記と英語での魚の名称のインデックスもあるので、海外の方と一緒に寿司屋に行くときでもネタの説明がしやすい。マグロや築地などのコラムも各16ページを割いて紹介しており、読み物としても十分楽しめる。

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    投稿日: 2016.06.07
  • 焼肉手帳

    焼肉手帳

    東京書籍出版編集部

    東京書籍

    焼肉・焼き鳥屋のお供に!

    牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉、鴨肉とモツ(内臓)で網羅したまさに焼肉・焼き鳥の辞典。すべての部位が写真付きで1ページ1つずつ紹介されている。解説は紹介文のほかに部位の位置、値段や希少度の目安も載っている。 すべての部位が完全に紹介されている訳ではないが、本書に掲載以外の部位はお店で買ったり食べたりする機会はそうそうないので、これ一冊持ってれば、ジビエ系のお店以外はメニューを見ても困ることはないと思う。

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    投稿日: 2016.06.07
  • すし図鑑

    すし図鑑

    ぼうずコンニャク(藤原昌高)

    マイナビ出版

    掲載しているネタの種類がスゴイ!

    寿司のネタに関する電子書籍は、この「すし図鑑」と東京書籍の「すし手帳」、世界文化社の「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」の3冊を買ってみたが、紹介しているネタ数とネタの情報は本書がもっとも詳しいと思う。掲載している寿司の種類は「すし手帳」は94貫、「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」が88貫なのに対して、本書は321貫と非常に多い。このため、例えばマグロは「すし手帳」の場合はクロマグロ(本鮪)とミナミマグロ(インドマグロ)の2種類、「築地魚河岸 寿司ダネ手帖」はメバチマグロとキハダマグロを加えた4種類しか掲載してないが、本書はビンチョウマグロやコシナガマグロまで掲載している。 他の2書が比較的高級な寿司屋向けなのに対して、本書は回転寿司などのリーズナブルなお店から地方でしか食べられないようなネタや玉子焼きまで載せているので、この1冊でたいていのお店の寿司ネタは分かる。唯一残念なのは本書だけ、ネタの旬な時期が掲載されていない事。それを差し引いてもこれだけのネタをすべて写真付きで載せているのだから、1冊持っていても損はない。

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    投稿日: 2016.06.07
  • タミヤRC40年間の全記録

    タミヤRC40年間の全記録

    ル・ボラン別冊編集部

    学研

    タミヤのラジコンの歴史の集大成!

    田宮模型~タミヤのラジコンの歴史が網羅された1冊。 総ページ数は300ページを超え、40年間に発売されたすべてのラジコンが1ページ1~6つずつ写真と解説付きで紹介されている。 年代別のシリーズの特徴やボックスアート、バッテリーやモーターのヒストリー、全パーツリスト、78年の最初のRCガイドブックも復刻版も収録された正に集大成!

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    投稿日: 2016.04.11
  • 本当に旨いスパゲッティの作り方100

    本当に旨いスパゲッティの作り方100

    ホテルニューオータニ

    イカロス出版

    日本のちょっとお洒落なスパゲッティ料理

    ホテルニューオータニ監修ですが、同ホテル内のレストランやコーヒーショップ、ビュッフェバーなどで実際に提供されているレシピ自体は2割程度で、残りはニューオータニ風のレシピという感じなのは前作「本当に旨いサンドウィッチの作り方100」と一緒。 1冊まるまるニューオータニのレシピと思って買うとガッカリしますが、写真も綺麗でレシピのアイデアは参考になります。ただイタリア料理のスパゲッティレシピというよりは、日本のちょっとお洒落なスパゲッティ料理という感じ。写真は綺麗なのだが、肝心の作り方は写真の下に文字で10行程度の簡素なものなのがちょっと残念。

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    投稿日: 2016.04.11
  • 中国茶の教科書

    中国茶の教科書

    今間智子,北京東方国芸国際茶文化交流中心

    誠文堂新光社

    中国茶の基本を知る1冊として

    「中国茶の教科書」というタイトルだが、教科書というよりはガイドに近い。茶葉の紹介が約100ページに対して、淹れ方が約15ページ、基礎知識や効能、食事やお茶漬け、通販のガイドなどで約60ページという構成。 茶葉の紹介は「カラー新書 中国茶図鑑」の方が詳しく種類も多いが、同著は日本で入手が難しい茶葉も多いの対して、こちらは比較的日本でも入手しやすい茶葉が多く、その点は便利。ただ「カラー新書 中国茶図鑑」は茶葉の単独の形状や淹れた際のお茶の色まで紹介しているのに対して、こちらはまとまった茶葉を俯瞰で撮影した写真のみなので、写真を掲載する意味があまりない感じ。淹れ方の部分はページ数を減らした分、小さい写真を1ページに多数掲載するレイアウトでタブレットでも少し見にくい。書籍版をそのままスキャンしたものなので、文字はかなり小さめでスマホで読むのは厳しいかも。 ただReader Storeでは中国茶の本は皆無なので、中国茶系の入門書ならこれを買うしかない。

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    投稿日: 2016.04.11
  • 御朱印案内

    御朱印案内

    JTBパブリッシング

    JTBパブリッシング

    御朱印集めの初めの1冊にはいいかも。

    御朱印集めをこれから初めてみようと思ってる人に最適の一冊。 内容的には他の出版社から出ている同種の本を抜粋してまとめた感じで、神社と寺院でそれぞれでの御朱印のいただき方、テーマ別や期間限定などに部類された御朱印図鑑、四国巡礼や西国巡礼、江ノ電でまわる巡り旅……など一通り網羅している。 御朱印は基本的に1ページ1~2点(一部3点もある)と大きめに掲載され、その周囲に御朱印の解説やその神社・寺院の基本情報も掲載。御朱印以外の文字は小さめなので、スマホでは見づらくタブレット推奨。

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    投稿日: 2016.04.11