本作だけでは中途半端な印象。キャラがやっと出揃ったところ？ でも面白そう

コミックスに疎い私でも本作の存在は知っていました。 面白いはずだとおもってはいましたが、さすが でした。 面白い小説は小説で読むべきですし 面白いコミックスはコミックスで読むべきなのだと 強く感じる作品でした。

医療モノを描く場合に邪魔になるのが 金と権力 の匂いだが 本作では最初の設定で 金と権力 を根源的に排除している。 現実には有り得ないかもしれないが 凄い設定だと思う。

まさに 任侠映画を学園コミックに当てはめた感じ。 バカで一途な感じが 危うくてハラハラする。 主人公の女の子が良くいるタイプで リアリティを感じる反面、真似して傷つく子が出ないか心配。 大人が過去を懐かしんで読むのが良い。

はにかんでぶっきらぼうな男の子と ちょっと強気な女の子のお話し。

民族主義の秘密結社やスパイ、自衛隊が出てくる話。キャラが魅力的。（ユダヤ･プロトコル／コワルスキー）

テロ組織に育てられた子供が愛と平和に目覚めてゆく...的なストーリー。読みやすいし 面白い。（タケル／アトラ･ハシース）

日本のスパイ小説のように始まるが 終盤 唐突に推理小説へと転換。 驚ろきよりも唐突さが先行してしまっている印象。 もうひとヒネリ欲しい。

よくある成人向け小説のファンタジー版。 成人男性向けの週刊誌で連載してそうな内容。

たった７７ページだが、楽しい気持ちで読み終えることが出来る。 本編は多分 産業革命期っぽい世界を舞台にしたＳＦだと思うが 本作はそれらキャラを使ったコメディーになっている。