
ユージニア
恩田陸,松本コウシ
角川文庫
とても恩田陸的な
とても恩田陸的なミステリ(広い意味で)です。 「夏の名残りの薔薇」や「中庭の出来事」などのメタミステリよりは素直に読めますが、やっぱりストレートなミステリではありません。 ホントのところ、何がおきたのか? があやふやな恩田節といったところです。 ちなみに、素直なミステリが好きな方には「象の耳鳴り」をおすすめしますが、私はこちらの方が好きです。
6投稿日: 2013.10.30世界は密室でできている。
舞城王太郎
講談社文庫
さかさまのビルドゥングロマンス
「新青春エンタ」のキャッチのとおり、ミステリというよりは、ある種のビルドゥングロマンスだと思います。とは言え、主人公は最初から成熟していてその表現が年代とともに変わっていくだけ。寧ろ、主人公の周りの人間が成長していく小説、という気がしました。 きっと、本格の人には受けが悪いだろうな、と思いながら....本格の人は舞城王太郎氏の作品はよまないか。 あまり褒めてないみたいですが、個人的にはとても好きです。舞城王太郎氏の作品の中では読みやすい方だし、おすすめです。
0投稿日: 2013.10.12テスタメントシュピーゲル1
冲方丁,島田フミカネ
角川スニーカー文庫
続きを待っています
紙の初版もってます。冬の京都でよみました。あれから幾年月。。。。 2シリーズの合流編+総決算、ですよね。早く続きが読みたいです。 続き出ますよね.......
1投稿日: 2013.09.28身代わり
西澤保彦
幻冬舎文庫
内容にはふれませんけど
ミステリの掟により、内容にはふれませんけど、人間関係と状況が把握できていれば楽しめるとおもいます。(前の作品と比べると重苦しくないですし) そのためには、「スコッチゲーム」と「依存」(できれば、「黒の貴婦人」も)事前に読んでおくべきです、後書きにもかかれていますけど。
2投稿日: 2013.09.28夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
角川文庫
多分、同じ世界の中で
有頂天家族や四畳半神話大系等と同じような世界で、男の子視線(年齢的には成人男子ですけれど)のお話です。 学生時代を思い出したりしながら楽しみました。 男(の子)はあーゆーものです、的なとこはありますが、女性から見たらどうなんでしょう?
2投稿日: 2013.09.28パーフェクトソフトウエア テストにまつわる幻想
ジェラルド・M・ワインバーグ,伊豆原弓
日経BP
テストの概念が変わるかも
ソフトウェアテストの目的・方法論が変わる、かもしれない本です。
1投稿日: 2013.09.26