通りすがりの読書好きさんのレビュー
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78
このユーザーのレビュー
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フィッシュストーリー
伊坂幸太郎 / 新潮社
どこかで誰かが繋がっていて。。。
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四篇からなる短編集ですが、表題作の『フィッシュストーリー』がとにかく面白い。
どこかで誰かが繋がっていて、それぞれ人助けをしているという設定が良い。伊坂作品ならではの楽しさ。投稿日:2014.04.07
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グラスホッパー
伊坂幸太郎 / 角川文庫
単なる殺し屋の物語ではないところがいいな
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伊坂幸太郎作品をの中でも、全然旗色が違うかも。
三人の殺し屋と主人公の鈴木が段々と繋がっていく後半は凄く面白い。
殺人や、自殺する場面の描写が生々しいのが痛いな。投稿日:2014.04.02
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陽気なギャングが地球を回す
伊坂幸太郎 / 祥伝社文庫
登場人物たちの才能に注目!
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ストーリーよりも4人が会話をしているシーンの方が面白いかも。
漫才のようにボケ、ツッコミの役割が出来ていたり、読んでいて楽しい。
それだけでも読む価値はあると思う。
投稿日:2014.04.02
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憑神
浅田次郎 / 新潮文庫
最後まで読まないと感動を味わえないかも
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『憑神』と言うタイトルなだけあって、貧乏神、疫病神、死神に憑かれてしまう侍の話ですが、明治維新間近の侍の心意気や、人情を持った神様達が繰り広げる物語が面白い。ラストは感動して涙が出そうになった。彦四郎…や貧乏神を映画で演じていた妻夫木聡、西田敏行を想像しながら読んでいたから余計に感情移入してしまいました。
映画版より先に読んでいて良かった。残念ながら映画はイマイチだったので。。。 続きを読む投稿日:2014.04.02
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チルドレン
伊坂幸太郎 / 講談社文庫
伊坂幸太郎作品で一番好き!
4
『バンク』、『チルドレン』、『レトリーバー』、『チルドレンⅡ』、『イン』の5編からなる短編集です。
日常的な出来事を綴った話ですが、とにかく面白い!日常的だけど、謎解きや銀行強盗の現場に巻き込まれたり…と変化に富んでいます。思わずクスッとか、ニヤッとしてしまうような作品です。
短編集なのに同じ登場人物が各編に散りばめられ、その中でも一人の人物(一応脇役?影の主役?)が全てに登場し、色々波紋を呼びながらも話を面白、可笑しくしています。 続きを読む投稿日:2014.04.02
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硝子のハンマー
貴志祐介 / 角川文庫
トリックが難し過ぎる。。。
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ストーリーは2部構成になっていて前半は密室殺人がが起きてから謎解きの鍵を見付けるまで。後半は事件が起きるまでの背景や生い立ちなどが描かれてます。推理小説らしく登場人物全てが怪しく思えて、こいつが犯人か…?それともこいつか?など読んで行くうちに謎は深まるばかり。タイトルの『硝子のハンマー』がヒントになっているような、なっていないような。。。 続きを読む
投稿日:2014.03.23