
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
藻谷浩介,NHK広島取材班
角川oneテーマ21
新たな発想
里山から学ぶ循環型経済の構築 新たな発想を起こさせられる本だと思います。 本書のように里山の成功例がどの地域にも当てはまるとは思いませんが 日々の生活で身の回りを見直すきっかけなると思います。 自分が今後どのように行動を起こしていけるか。 それが大事になってくるのかな。
2投稿日: 2014.05.06
インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る
中原圭介
PHP新書
やはりデフレになるのか?
アベノミクスノおかげで株価が上昇したせいか 最近リフレ派と呼ばれるインフレ論者の反対論者がTVから見られなくなったように思います。 最近じわじわと株価が下がってきた感もあり今後どうなるかと思い本書を読みました。 非常にわかりやすく読みやすい著作だと思います。 ドルと円の構造的違いを考慮せずアメリカに倣ってのインフレ政策が日本経済に効果がないこと 円安より円高のほうが国益にかなうこと 今後は、アメリカ発のデフレ経済になること これらのことがわかりやすく述べられています。 これからの経済の流れの参考にはなると思います。
0投稿日: 2014.05.03
模倣の殺意
中町信
創元推理文庫
帯に惹かれて
帯に惹かれて購入しました。 期待が大きかった分結末が何となくいまいちのような気がしました。 解説を読んで「あ~納得」という感じでした。 話の展開の着想は面白いと思いました。 同姓同名の登場人物は活字の盲点をついているなとも思えました。 もっと本文中に丁寧に展開が記載されているともっと面白かったと思います。
0投稿日: 2014.04.26
人類資金VI
福井晴敏
講談社文庫
次巻でラスト
本巻は、回想シーンが多かった。 最後の展開はどのようになるのだろうか? 人類資金の行方はどのようになるのだろうか? 多額のお金にまつわる人物の不幸な話が多かったが お金にかかわる人間の幸せとはなんだろうか? 最終巻が楽しみです。
1投稿日: 2014.04.13
日本経済の明日を読む2014
みずほ総合研究所
東洋経済新報社
日本の未来は明るい?
これまでのアベノミクスの総括から日本経済の今後の展望を考えさせられます。 賃金上昇もなく4月からは消費税増税と財布にこたえる日々が迫ってきているのが実感です。 世界各国の経済状況もよくなるか悪くなるかは状況次第といった感じでしょう。 どっちに転ぶかわからないということなのでしょう。 本書を読む限りでは、不安要素が多い気がします。 日本経済の上昇の鍵は、アベノミクス第3の矢の成長戦略だとのことですが 政策に期待して待つしかない状況ということなのでしょう。 しかし、これまでの政治家、官僚の経済政策を見てはたして期待していいものだろうか 疑問に思います。
0投稿日: 2014.03.16
人類資金V
福井晴敏
講談社文庫
まだまだ続く
M資金のMの意味が分かったのはいいのですが 回想シーンがあったりと話自体が長くなる傾向が M資金の本来の目的が記されていたが お金の使い方に関する問いかけの発信のように感じました。 そう考えるとアベノミクスの金融緩和、財政出動に対する 問題提起なのでしょうか?
1投稿日: 2014.02.23
人類資金III
福井晴敏
講談社文庫
資本主義金融システムへの挑戦?
話の展開は、ロシアを舞台に大がかりな詐欺へ 金利を支払うために経済規模を拡大しなければならないのは 資本主義金融システムの宿命なのだろうか? M資金は、現代のルールにどう挑むのだろう。
0投稿日: 2014.01.26
人類資金II
福井晴敏
講談社文庫
ここから物語のはじまり?
主人公の詐欺師が陰謀に巻き込まれたり逃走劇あったりとスケールの大きな話に 展開しそうな感じです。 今後どこまで進むのだろう?
0投稿日: 2014.01.26
人類資金I
福井晴敏
講談社文庫
1巻から2巻へ
「M資金」については正直よくわかりませんが戦後の日本経済の変遷について 著者の考え方があらわれているように感じました。 M資金が今後の話でどのようにかかわっていくのか興味が惹かれます。 次巻以降のストーリーがとても楽しみです。
0投稿日: 2013.12.22
マリアビートル
伊坂幸太郎
角川文庫
殺し屋たちの共演
個性あふれる殺し屋が新幹線という閉塞された空間で共演する設定が面白かった。 殺し屋というダークなイメージが愛嬌あるキャラクターに設定されているため親近感を感じ読みやすいです。 前作、グラスホッパーを再読して読みましたが、前作と違い誰が主人公なのか当初設定が読めないまま 物語が進むところに引き込まれる部分があり面白い作品でした。
2投稿日: 2013.12.22
