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RillTrillさんのレビュー
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  • ひるねねのききねね

    ひるねねのききねね

    関根パン,小路あゆむ

    ファミ通文庫

    地味系女の子の頑張り

    地味で人前でしゃべると声がすごく小さい女の子が頑張って放送委員をする話です。陰キャ学生生活を送った身として全体通してひるねさんを応援してました。 欠点として主人公の独白(というか妄想)が寒かったです,,,

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    投稿日: 2018.12.21
  • 愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う?

    愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う?

    雪瀬ひうろ,籠目

    ファミ通文庫

    小説ならではの仕掛け

    どんな話なのか先が見えない感じはテンプレラノベが溢れる昨今では珍しく良かったです。魔法少女ものかと思ったらアホの子と楽しむ日常コメディになり、恋愛小説になり、最後は怒涛の伏線回収とメタ展開でした。 「機械仕掛けの神」と「小説の地の文を読む」能力が小説という物語媒体にとても合っていましたね。前半で「ラノベの主人公みたい~」、「フラグが~」といったセリフが多く若干予想はしていましたが...やはり、とニヤリとしてしまいました。

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    投稿日: 2018.09.14
  • 冬の巨人

    冬の巨人

    古橋秀之,藤城陽

    富士見L文庫

    シナリオ本筋が薄い

    主人公がレーナ(ヒロイン1)と会うまでは世界観説明でこれからストーリーが動き出すのかな〜という所で100/150ページ経過。 結果、素晴らしい世界観を作り上げるのには成功していますが、本筋のストーリーが駆け足で薄くなっています。 良かった点 ・ロシアっぽい冬の雰囲気 ・ディストピア的な格差社会と世紀末感の描写 ・人間が動く巨人に寄生して生活しているという設定 ・ヒロイン2人 いまいちだった点 ・主人公が上級国民を「話せば理解してくれる」と信用しすぎている ・レーナ、巨人の謎が明かされない ・後半描写が薄い

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    投稿日: 2018.09.12
  • 闇の奥

    闇の奥

    コンラッド,黒原敏行

    光文社古典新訳文庫

    有名だが

    クトゥルフ系の古典にハマっていた時に一度読み、今回「Spec Ops the line」というゲームの原作という情報を聞いて再読しました。 翻訳は丁寧で話はわかりやすいです。密林の雰囲気などもよく書かれています。 ストーリーとしては「クルツが何故密林の闇に魅入られたのか」みたいな終わり方ですが正直オチがないです。 古典研究として読む分にはいいと思いますが、闇の奥に影響を受けそれをさらにブラッシュアップさせた後世の本は沢山あるので、エンターテインメントとしての過度の期待は注意です。

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    投稿日: 2018.09.12
  • あんハピ♪ 8巻

    あんハピ♪ 8巻

    琴慈

    まんがタイムきららフォワード

    ヒバリちゃんのお泊まり回が最高

    お話は大きく、体育祭の続き、読書回、ヒバリが杏の家へお泊まり、ハロウィンパーティーです。 自閉症・不安障害持ちの私はいつもヒバリちゃん・椿ちゃん目線で読んでいますがこんな優しい青春を送っていたらと体育祭後のお茶会、お泊まりのシーンでは泣いてしまいました。 あと、ヒバリちゃんのサキュバスコスが激カワです。

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    投稿日: 2018.09.03
  • 人形遣い(イラスト簡略版)

    人形遣い(イラスト簡略版)

    賽目和七,マニャ子

    ガガガ文庫

    種族を超えた百合

    タイトルからドール的なのを『ローゼン』や『恋する乙女と想いの奇跡』想像していましたが、読んでみると人間vs人外の世界観の主人公と吸血鬼の百合ものでした。 ただし、二人の心情描写、しがらみからの解放、謀略などがよく書かれており、すらすらと楽しみながら読めました。二人の同棲生活が特に良かったです〇

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    投稿日: 2018.08.27
  • MONUMENT あるいは自分自身の怪物

    MONUMENT あるいは自分自身の怪物

    滝川廉治,鍋島テツヒロ

    ダッシュエックス文庫DIGITAL

    最後以外はよかった

    能力ものは嫌いなのですが、「俺TUEEE」や「奇跡でパワーアップ(笑)」、「後出しジャンケン」でなく最初の能力説明だけで戦っていたため不快感はありませんでした。モニュメント探索まではわくわくしながら読めましたが、最後の「タイムスリップ&世界を救う」はありきたりすぎて少しがっかりでした。 主人公の思想的になんで世界を救いたいのかよくわからなかった...

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    投稿日: 2018.08.24
  • 双子喫茶と悪魔の料理書2

    双子喫茶と悪魔の料理書2

    望月唯一,necomi

    講談社ラノベ文庫

    キキの出番が...

    ラブコメものとしては可もなく不可もなくというところ。 天然ロリババアという貴重なキャラがいるのでもうキキの話があるとよかった。 また、舞台の喫茶店に若干ブラック臭を感じた... ラビットハウスみたいのを想像していたorz

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    投稿日: 2018.08.24
  • 絶対女王にゃー様(イラスト簡略版)

    絶対女王にゃー様(イラスト簡略版)

    J・さいろー,しろ

    ガガガ文庫

    いい意味で想定外

    ゆずソフトの人という認識であらすじからギャグラノベかと思って購入しました。 蓋を開けるともやもやした思春期の感じがよく書けていて感心しました。裏サイト・チャットなどの一昔前の雰囲気も懐かしくてよかったです。続刊も読もうと思います。

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    投稿日: 2018.08.24
  • キモイマン2

    キモイマン2

    中沢健,荻pote

    ガガガ文庫

    聖ちゃんが心配

    人間関係が微妙な感じで終わってしまったので続編があれば読みたいです。 特撮オタクのオタサーの姫状態になってしまった聖ちゃんの今後が心配です。オタク内の嫉妬心やゲスい感情とかがしっかり書かれていてよかったです。 また1巻ラストの終わり方が凄く好きだっただけに、美織とのその後について陰鬱な感じで書かれるのかなと期待していましたが、そこら辺の描写はなしだったのが少し残念でした。

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    投稿日: 2018.07.22