ＮＨＫで土曜日５時３０分からアニメ放送されています。この作品は「小説家になろう」で読むことも可能な作品だけど、加筆・修正されているのでこちらを読むほうがいいと思います。

宇宙の色は何色？宇宙で花火を打ち上げるとどうなるの？そもそも太陽や地球の重さってどうやったらわかるの？など・・・・ ハヤブサやイプシロンで宇宙に関することに興味を持ち始めまして、でも、何から読んだらいいのかわからず本書をとった次第です。１つの質問に対する答えは１～２ページと短く、簡潔でわかりやすかったです。　

文章はいたってシンプルです。あとがきで和辻哲郎が言っているように”大人のなかに子どもが入っていって、書いたような文章”です。この作品を参考にしている作家さんは多いのではないでしょうか。阿刀田高氏が作品を書いていて、筆がのりすぎると、文章が乱れがちになる、そんなときに「銀の匙」をペラペラめくって数ページ読み、気持ちを落ち着かせて文章を整えると言っていました。

作者の松井優征さんは脳噛ネウロの作者さんです。ネウロのころから作品のプロットはうまいなぁ、と思っていましたが、今回の連載でもそのうまさを発揮していると思います。なぜ先生は担任になったのか、んんとなくわかりそうで、わかりません。ただ、落ちこぼれと言われる生徒たちが、先生との交流により、少しずつ成長する課程がいいですね。先生のとぼけた顔が個人的には好きです。

宮崎駿氏の映画「風たちぬ」はここからとられています。出てくる少女はこの作品に登場する女の子がモデルです。文章は流れるように美しいですが、冒頭から少女の不運を覆う暗い影が作品に投げかけれられており、なんとも重苦しい雰囲気を漂わせています。

巨人の絵が純粋な子どもみたいで、怖いです。１巻でアニメの６、７話までいきます。

日本人の苦手なa/theや関係詞、名詞の加算、不加算、完了形などを日本人がまちがいやすい例をあげながら解説する。なぜ、ＵＳＡにはtheがつくのか。この本を読んではじめて知りました。なんだ、そんなことだったの？というようなことですが、それを学校では習わなかったんですよね・・・・

アニメを見て、おもしろい！と思い原作を購入しました。ちはやたちの心情と百人一首の情感をうまくマッチさせて、なおかつスポ魂漫画にしている点が、ただの少女マンガのドロドロしている点と一線を画しています。わたしも小さなときにうちこめる何かを見つけたかった・・・