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森のクマさんのレビュー
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  • オチケン、ピンチ!!

    オチケン、ピンチ!!

    大倉崇裕

    PHP文芸文庫

    待ってましたの第二巻!

     オチケンシリーズ第二巻。越智健一君ますます快調です。周りの人々に振り回され続け、事件に巻き込まれていきます。何故、「オチケン」と「オチケンピンチ」がオチケン探偵の事件簿の後に出てきたのか、大きな疑問です。絶対おかしい。

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    投稿日: 2017.04.07
  • オチケン!

    オチケン!

    大倉崇裕

    PHP文芸文庫

    ついに出ました!

    待ちに待ったと言ったら大げさでしょうか。オチケンシリーズの第一巻です。イヤー面白かった。って、実本初版の話ですが。落語とミステリーが一緒になるとどうなるか。この作者の別のシリーズでも楽しく読ませてもらいましたが、このシリーズも負けず劣らず楽しく読めます。お勧めですよ。落語好きにも、ミステリー好きにも。

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    投稿日: 2017.04.07
  • 日本酒大図鑑

    日本酒大図鑑

    ゲットナビ編集部

    学研ムック

    興味深く読みました

     この類の本は読まないのですが、最近飲んだ東一の生酒吟醸純米酒がとてもうまかったので、思わず買いました。普段は澤ノ井の純米酒が好きで飲んでいるのですが、三鷹市の碇屋で超お勧めとあったので、思わず購入。これまで飲んだ日本酒の中で、最高のうまさでした。残念ながら、私が飲んだ酒も酒屋も紹介されていなかったのですが、たまには各地にこんな蔵元や酒があるのかという参考になるとは思いました。  ただ、私は、酒屋で自分の好みを説明して、今まで飲んだことの無い酒を紹介してもらう方を選ぶと思います。

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    投稿日: 2017.04.07
  • 白戸修の逃亡

    白戸修の逃亡

    大倉崇裕

    双葉文庫

    ぜひ前作を読んでから本作を読んでください。

    このシリーズは大好きです。「ツール&ストール(白戸修の事件簿)」、「白戸修の狼狽」と読んできました。さすが白戸修というお話です。いいですねえ。本作は、全2作をそんだ後で読んでこそ、その面白さが分かります。この主人公の性格や行動は2冊を読んでこそ納得できると思います。2作目は電子書籍にはなっていないようですが、古書店で安価に購入できると思います。ぜひ読んでみてください。それから本作を読んでいただきたいと思います。思わず顔が緩みます。

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    投稿日: 2016.12.02
  • 【合本版】Dクラッカーズ 全10巻

    【合本版】Dクラッカーズ 全10巻

    あざの耕平,村崎久都

    富士見ファンタジア文庫

    読み応え満点!

    内容は「書籍説明」に譲るとして、4,000頁以上もある本を読んだのは初めての経験でした。電子書籍のありがたさを痛感しました。私には、紙の本だと、京極夏彦氏の京極堂シリーズの1,000頁強の文庫本が、持ち歩いて隙間時間に読める限界です。ですので、ひたすら時間を見つけて読み続けてしまいました。スタートからエンディング、サブストーリーまで、巻の切れ目を気にせず読むことが出来るのは、気持ちがよいものですよ。

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    投稿日: 2016.02.06
  • 旅者の歌 魂の地より

    旅者の歌 魂の地より

    小路幸也

    幻冬舎文庫

    三部作がまとまってしまっていた

     リーダーストアで、三部作としてシリーズ化されて発売(すべて購入)されていたものが、2冊になっていたとは知りませんでした。「書籍説明」では分からず、続きかと思って購入。内容はともかくきちんと説明をすべきだと思います。

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    投稿日: 2016.01.09
  • 幻想探偵社

    幻想探偵社

    堀川アサコ

    講談社文庫

    自分の心を取り戻すとき

    このシリーズは、私にとって、仕事の緊張感・勤務時間中常に張り詰めていなければならない気持ちをほぐしてくれる、大事な物語です。大アクション・スペクタクルはありませんが、読後の、穏やかな自分を取り戻したという気持ちは代えがたいものがあります。もちろん、どの本から読み始めてもよいのですが、出来れば「幻想郵便局」から読み始めることをお勧めします。

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    投稿日: 2015.08.29
  • 宇宙軍士官学校―前哨―1

    宇宙軍士官学校―前哨―1

    鷹見一幸

    ハヤカワ文庫JA

    人類は畑の大根である。できが悪ければ捨てられる。

    こういうシチュエーションは大好きです。また、ハードなSFと違い、とても読みやすい構成です。作者が、一人一人の登場人物の思いをきちんと描いてくれますので、後で、エーそれはないでしょうということもありません。ただし、内容は決して柔な話ではありません。究極の選択を迫られた、というより選ばなければ生きられないという状況の中で、いかに考え行動するか。既刊7巻面白く読ませてもらいました。

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    投稿日: 2015.06.20
  • メルニボネの皇子

    メルニボネの皇子

    マイクル・ムアコック,井辻朱美

    ハヤカワ文庫FT

    ダークファンタジーの代表作だと思います

    大昔に、一巻目を読んで、非常に惹かれる一方、内容が暗く、自分の中にあるいやなものを描かれているような気がしたものです。 久しぶりに読んで、その印象は変わりませんでした。ただ、その間に流れた時間の中で自己を見つめる時間を持ち、限られた時間を使って読むに値する本であることを認識できる自分を発見しました。全巻とは言いませんが、ファンタジー好きな方には、ぜひ読んでみていただきたい本の一冊です。

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    投稿日: 2015.04.01
  • エスケヱプ・スピヰド

    エスケヱプ・スピヰド

    九岡望,吟

    電撃文庫

    未来と過去が一つの物語に

    楽しくて、全巻をほぼ一気に読みました。完成度でいえば及第点は出せないでしょう。ハードSFのように出てくる理論や行動にきちんとした説明はありません。それが納得?出来ない方にはおすすめできないかもしれません。が、私のように何でも読んでみるような方は、ぜひ読んでみてください。戦闘シーンでは、私にはイメージできないような動きも有りです。

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    投稿日: 2015.03.08