さくらもちさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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探偵が早すぎる (上)
井上真偽 / 講談社タイガ
事件を防ぐ探偵
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設定はもちろん荒唐無稽なんですが、それがちゃんとハマっていてよかったです。どのようなトリックだったかちゃんと説明してくれるのも良い。
ただ、利用された子供のその後についてはちょっと無責任じゃないです…かね… 続きを読む投稿日:2022.11.06
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秘密結社ペンギン同盟 あるいは南国ホテルの幸福な朝食
鳩見すた / メディアワークス文庫
動物に意外と本気で向き合うほのぼの系ファンタジー
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1作目を読まずにこれだけ読んでしまいましたが、冒頭部分でキャラクターが誰なのかわかりにくい点を除けば特に問題ありません。
ファンタジー系日常連作ミステリーというか、ミステリー部分はファンタジーではあ…りません。癒され系。
ただ、この巻のあとが2年近く出ていないということは、この続きはないのかなというのが気になります。 続きを読む投稿日:2022.11.06
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火のみち(上)
乃南アサ / 講談社文庫
バランスがいまいちかも?
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下巻の最後まで読んだ感想です。
上巻は主人公の刑務所の話と家族の話が主体で、下巻は陶芸の話が主体なんですが、上と下で印象が全く違うため、家族の話を掘り下げて読みたいと思ったりすると肩すかしかもしれま…せん。 続きを読む投稿日:2022.11.05
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旅鉄BOOKS 021 1960年代鉄道の記録 特急「こだま」から新幹線へ
辻阪 昭浩 / 天夢人
ガチな人むけ
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ページのほとんどが写真なのですが、写真の完成度が高すぎるというか、「列車の写真として美しい」ものが多いため、私のように写真に写り込んだ60年代の駅とか、人の服装や様子を見たいような場合はちょっと物足り…ません。 続きを読む
投稿日:2022.10.18
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日蝕の檻(上)
小林久三 / 講談社文庫
終戦直後の日本映画界
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あらすじに「現在の事件からさかのぼり」と書かれていますが、ここでいう「現在」は昭和50年ぐらいです。
展開がゆっくりなため上巻は話がどこに進むのかわかりにくい部分がありますが、上巻の終わり頃から、ま…さに「戦後映画史の暗黒部」が描かれていきます。
最近、実際に「原爆投下直後の写真が見つかった」あるいは「公開された」というニュースをよく見かける気がするのですが、この暗黒部は現在ともリンクする部分があるのではと思わされます。
内面描写がややくどく、スピード感をもってストーリーが展開するタイプの作品ではないので、最近の小説に慣れた人にはもどかしい感じもするかもしれませんが、読み応えがあります。
続きを読む投稿日:2020.11.16
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フラジャイル(18)
恵三朗, 草水敏 / アフタヌーン
弁護士が面白い
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弁護士のキャラがありがちなんですが面白い。
海外ドラマなんかだと典型的ですが、法律家って演出なんですよね。
それにしても窪田くんは専門違いとは言えアメリカで勉強したはずなのに頼りなさすぎないで…しょうか。 続きを読む投稿日:2020.08.28