さくらもちさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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日輪の賦
澤田瞳子 / 幻冬舎文庫
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羊羹合戦
火坂雅志 / 小学館文庫
誤字がひどい
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表題作の羊羹を作るところはすごくいいし、他の作品も短編歴史小説らしくて好きです。
内容はいいのですが、紙の本をスキャンしたのか、トンデモな誤字が頻発して読みにくい。投稿日:2023.01.25
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父の秘密
吉屋信子 / ROMANBOOKS
少女小説ではありません
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作者の名前に騙されて少女小説かその系統だと思ったら大間違い。
戦地での秘密をかかえて生きる男性の話でした。
作者の作品としては注目度が低そうですが、これが映画化されなかったのは不思議。投稿日:2023.01.18
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黒衣の外科医たち
アーノルド・ファン・デ・ラール, 福井久美子, 鈴木晃仁 / 晶文社
意外とまじめな外科の歴史
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センセーショナルなあおり文句がついてる感じですが、内容はかなり真面目です。
すごく昔の話ばかりではなく、たとえばケネディが狙撃された直後の処置の様子などがさすがに著者が外科医だけあって詳しく書かれて…いて興味深いです。
ただ、あとがきで知ったんですが英語からの重訳みたいで、それは個人的には残念。
続きを読む投稿日:2023.01.17
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大阪の風
畔柳二美 / ROMANBOOKS
昭和30年の空気
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昭和30年ごろの男子高校生の成長物語みたいな。
作品紹介のあらすじにほぼラストが書かれているのが気になるものの、昭和の空気がそのまま味わえる作品です。
ストーリーはややまだるっこしいというか、「そ…こに気づかないの!?」と思わせられたりもしますが…。
主人公がちょっと理想的すぎる感じもしますが、この時代の将来への期待感がよく感じられます。
新かなづかいではありますが、拗音や促音が小さくありません。これがレーベルの特色なのか作者さんの書き方なのかは不明です。 続きを読む投稿日:2023.01.17
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玩具修理者
小林泰三 / 角川ホラー文庫
懐かしめのSF風味
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短編と、長めの中編の二編です。
短編の内容は作品紹介にほぼ全部書かれているような…。グロ強め。
中編の方は時間SFっぽくて面白い。
初版が96年ということで、全体に懐かしい雰囲気です。投稿日:2022.11.07