Mr.kさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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幕末時そば伝
鯨統一郎 / 実業之日本社文庫
そんなことないやろ!
1
誰もが知っている江戸時代の大事件その原因が長屋の言動が影響していたという奇想天外なお話です。
読んでて思わずそんなあほなとつぶやいてしまいました。投稿日:2013.09.28
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中途半端な密室
東川篤哉 / 光文社文庫
思い込みは禁物
2
短編が5作ありますが、結果は知ると何だそうなのか!と思わせる作品ばかりです。
ミステリーや推理小説をたくさん読んでいると、文章の流れから勝手に推測をして思い込んでしまいます。
書籍説明に書いている”男…の死体"って言葉を聞くと十中八九被害者と考えますよね?
その時点で作者の術中にはまってしまっているんです。
言葉巧みに、推理を導かれていくような感じですが、最後結末を見るとやられたって感じるんですが悔しさより爽快感があります。 続きを読む投稿日:2013.09.27
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オーシティ
木下半太 / 新潮社
大阪がえらいことに
0
大阪ミナミの町が舞台ですが、何かが違う。
そこは今のミナミとはまったく違う一攫千金を狙う町に変貌しています。
そんな町の中で"耳"という一見なりそうにないものがターゲットになっています。
"耳"に何が…隠されているのか、目が見えないけど聴覚が異様に発達している女の子、普段から漫才をしているような殺し屋の夫婦、主人公が絵本探偵という何とも分からない設定の人物構成ですが、読んでいくうちに引き込まれていきます。
それぞれの人物の視点で物語が進むので話が進んだり戻ったりします。
この作者の小説はこういうパターンが多いです。 続きを読む投稿日:2013.09.27
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密室の鍵貸します
東川篤哉 / 光文社文庫
探偵鵜飼杜夫のレビュー作?
2
本作のメインは戸村流平という映画の好きなしがない大学生。
同じ日に先輩と元恋人の二人がなくなり容疑者にされてしまいます。
読めば読むほど本に飲み込まれていくような感覚であっという間に読んでしまいました…。
そんなトリックありかよっと感じるかもしれませんが、だまされるんでしょうね。 続きを読む投稿日:2013.09.26
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あなた
赤川次郎 / 角川文庫
生まれ育った場所はいいものです
6
いろいろなものを捨てて飛び出した町。
それでも、やっぱり生まれ育った町は懐かしいものです。
成功して町に戻ってはみたものの昔に苦い思い出が・・・。投稿日:2013.09.26
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東野圭吾ミステリースペシャル 分離帯
東野圭吾, 大竹とも / マンサンコミックス