
スレイヤーズすぺしゃる18 跡継騒動 森林レンジャー
神坂一,あらいずみるい
富士見ファンタジア文庫
希望はある
ゼルの外伝があります。長編の第一部終了後の一人旅の様子が書かれて、ゼルがリナ達との旅で得たものが明らかになります。全体的に雰囲気がシリアスで良いです。 他の短編は登場人物が全員タチが悪く、オチは予想外にブラックで衝撃的でした。読後感はもったり (!?) なお他に本編のキャラが出てくるのは、すぺしゃる13巻と21巻です。
0投稿日: 2015.08.07
スレイヤーズすぺしゃる19 るなてく・へすてばる
神坂一,あらいずみるい
富士見ファンタジア文庫
ペット禁止
表題作では純魔族が出てきます。突然の登場に一転、雰囲気がシリアスになりますが、やっぱりすぐに戻りました (笑)。 すぺしゃるなので純魔族もおそろしく変なヤツです。それとカタート山脈も意外とせちがらいようです。書き下ろしの続編と合わせて、これは面白かったです。 ちなみにゼロスが出てきます。純魔族が少し言及する程度ですので期待してはいけません。 なお他に本編のキャラが出てくるのは、すぺしゃる13巻、18巻、21巻です。
0投稿日: 2015.08.07
七つの大罪(15)
鈴木央
週刊少年マガジン
いよいよ物語が動き出す……!! (多分)
第二部に入って魔神族<十戒>が復活し、その影響で各地に眠っていた魔神族の兵器も復活しました。<十戒>の強さは規格外れでメリオダスですら叶わず、兵器も巨大で凶悪、闘級は<七つの大罪>を越えます。まさに世界の終わりが始まりました。 振り返ると第一部は物語のプロローグといった感じで、トントン拍子にストーリーが進む中、次から次へとキーワードや伏線が提示されていて、「世界観の説明」のためのお話でした。それなりに強い敵を倒したものの、成果は一国のお家騒動が一段落したぐらい。 読者が世界を理解したところで始まった第二部でようやく、主人公も苦戦するほどの凶悪な敵が出るようになりました。今までひょうひょうとしていたメリオダスも焦りなどの感情を見せるようになります。今後の展開が楽しみです。 ちなみに各キャラの強さの数値が「闘級3000!!」みたいに表示されるようになりました。賛否両論でしょうが、話のスケールの大きさが伝わりやすくて私は良いと思います。 気になるのが展開の早さです。第一部と同じかそれ以上のペースで進んでいるように感じます。どうか第二部もプロローグでありませんように……
1投稿日: 2015.07.17
私がモテてどうすんだ(1)
ぢゅん子
別冊フレンド
腐女子とイケメンのまさかの関係
デブな腐女子が突然痩せて美少女になり、イケメン達にモテだす漫画。 オタクなネタを随所にちりばめ、ハイテンションで強引に展開を持っていく。主人公のオタクぶりが強烈で、最初はドン引きだったイケメン達が次第にオタク文化に順応していく姿が印象的。続く巻ではイケメン達がコミケでBL本のお遣いしてましたよ… 本当に面白い。6巻まで一気に読んで、どの巻も読んでて楽しかったです。次が出たらまた買います。
1投稿日: 2015.06.19
