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  • 保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」

    保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」

    須賀義一

    PHP文庫

    よくまとまって分かりやすいです

    著者のブログを拝読しているので、購入してみました。 子育て本は何冊か読んでいますが、これは納得の内容です。 叱らない子育て、ではなくて、叱るようなことをしない子に育つ子育て、という意味です。 要点が簡潔で、わかりやすい例も書かれていて、日々の子育てに役立ちそうです。 時々読み返そうと思います。

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    投稿日: 2015.02.24
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

    クレヨン王国月のたまご-PART1

    福永令三,三木由記子

    講談社青い鳥文庫

    初めて読んだ恋愛小説

    小学生の時にはまった思い出の本です。続きが読みたくて本屋さんに買いに行く気持ちは、 この本で初めて知りました。 冒険あり、恋あり、個性的な脇役キャラ(これが好きだった)あり、文章のいっぷう変わった雰囲気が いつのまにか、物語世界に読む人を誘いこみます。 小学生女子に大変おすすめ。

    0
    投稿日: 2015.02.20
  • はじめての構造主義

    はじめての構造主義

    橋爪大三郎

    講談社現代新書

    良書です

    学生時代に読みました。読みやすい語り口で、でも要点はしっかり頭に入るというか。 行列式の例は、なーるーほーどー!と、頭の中でパラダイムシフトが起きました。 知的刺激に満ちています。

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    投稿日: 2015.01.30
  • 3月のライオン 10巻

    3月のライオン 10巻

    羽海野チカ

    ヤングアニマル

    新刊まってました

    早速購入しました。 主人公に関しては、最初の頃の孤独でキリキリ胸苦しい青春はだいぶ和らいできた雰囲気で、リラックスして読めました。 既刊の書籍紹介に「ラブストーリー」と書いてあって、どこが??と思っていましたが、ここにきてやっと、そういうことか~!と思う展開に。 かなり唐突ですが。。そういう性格だもんね。がんばれ主人公。次巻も楽しみです。

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    投稿日: 2015.01.07
  • コウノドリ(1)

    コウノドリ(1)

    鈴ノ木ユウ

    モーニング

    出産前に読むと面白さ倍増かも

    産婦人科が舞台のマンガです。某産婦人科医師の連載コラムで絶賛されていたので、手に取りました。 みんなひと癖ある登場人物が面白いだけでなく、出産にまつわる知識もいろいろ詰め込まれていて勉強になります。 あまり頭でっかちになるのもよくありませんが、出産前に夫婦で読むとフムフムそうなのかーと大変参考になるとおもいます。

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    投稿日: 2014.09.11
  • 銃・病原菌・鉄 上巻

    銃・病原菌・鉄 上巻

    ジャレド・ダイアモンド

    草思社

    なるほど!

    多くの人は、現在の世界はヨーロッパ文化が主流なのはなぜ?と疑問を感じることは多々あれど、突き詰めて考えることはあまりないのではないでしょうか。 私もそんな一人ですが…この本を読んで、なるほど!!と納得がいきました。 人種間の能力差ではないんですね。多くの環境要因がこの差を作ったという論拠が次々述べられていき、知的好奇心を満足させてくれました。 硬派な本なのに、面白くてどんどん読み進められました。

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    投稿日: 2014.08.06
  • 3月のライオン 1巻

    3月のライオン 1巻

    羽海野チカ

    ヤングアニマル

    おいしそうな物がいっぱいでてきます…

    人とかかわるのが苦手な主人公少年をみるにつけ、学校に馴染めないつらさや、同級生との間の見えない緊張、いじめ、、そういったものを思い出しました。あの頃は苦しくて必死だったのに、大人になると、だんだん忘れてしまう(うまくやっていく術を身に着けていく)もので。 そして、そんな少年を見守ってくれる家族が現れます。都会の真ん中の古い文化住宅に、おじいちゃんと3姉妹。その家族もまた、沢山の葛藤を抱えているけれど、だからこそ主人公を受け入れられるのでしょうか。ちゃぶ台を囲んで毎日のおいしそうな御飯や、生活に溶け込んだ季節の行事。とても雰囲気がよくて、なんだかうらやましくなってしまうのでした。登場したメニューがおいしそうで、思わずつくってしまいました…。

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    投稿日: 2014.06.14
  • さようなら、オレンジ

    さようなら、オレンジ

    岩城けい

    筑摩書房

    生き方を模索する女性二人の物語

    オーストラリアが舞台ですが、日本における働く女性の心の叫びを体現したような二人の女性。 サリマは、「女だから何もできない」と言われ続けてきた自分を、職につき、英語を初歩から始めることで、少しずつ変えていきます。泣いたり悩んだりしながら。 ハリネズミは、学歴も能力もありながら、夫の仕事の都合に振り回されることへの不満や、子供を預けてまで自分の仕事をすることへの罪悪感で苦しみます。サリマと出会い、サリマの強さに触れ、やっぱり泣いたり悩んだりしながら、少しずつ前進していきます。 英語社会の中でネイティブでない人間が苦労する構図は、男性社会の中で女性がもがきながら自己実現しようと格闘している現代日本と似ているかもしれません。 悩み苦しみながら、精一杯の力で進んでいく二人の姿を尊く思いました。

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    投稿日: 2014.04.17
  • ヤノマミ

    ヤノマミ

    国分拓

    NHK出版

    私たちの祖先もこんな風に生きていたのでしょう

    都会の風景を見ながら、「この建物群が建つずっと前、ここはどんな風景だったんだろう。人はどう暮らしていたんだろう。自分がそこに生まれていたら、ちゃんと生きていけただろうか」と思うことがあります。 このルポは、そんな森の中の素朴で厳しい生活を疑似体験させてくれました。 ただ、語り手は現代日本人の視点から抜けられず、全編、異質なものを見る目で語られた、という印象です。 嬰児殺しは昔の日本でも行われ、この環境で生きている人々にとっては当然のことであろうと思うので、衝撃は感じませんでした。どちらかというと、その選択を負うヤノマミの女性たちに共感を覚えました。

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    投稿日: 2014.02.23
  • 7SEEDS(1)

    7SEEDS(1)

    田村由美

    月刊flowers

    面白い

    BASARAが面白かったので、同じ作者の近作であるこちらも読んでみました。 第1巻~3巻は正直、うーん、面白い、かなあ…という感じだったのですが…4巻からハマり、25巻まで一気読みしました。 お財布にはきついですが、面白くて満足! 落ちこぼれだった登場人物達が、過酷な世界でそれぞれ持ち味を出しながら、少しずつ強くなっていくのがいいです。 まだ完結していないので、この先どうなるのかわくわくです。

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    投稿日: 2013.12.27