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にゃらにゃらさんのレビュー
いいね!された数29
  • 俺と上司のかくしごと

    嘉島ちあき

    俺と上司のかくしごと

    嘉島ちあき

    GUSH COMICS

    絵とテーマは嫌いじゃないけど受けが好きになれない。

    受けは可哀想な子かもしれないけど、やたら自分本位で身勝手なうえにビッチっぽいのがどうにも無理。一々イライラさせられる。当て馬もムカつきます。最初から最後まで振り回される攻めがコメディ調であっても不憫に思える。

    0
    投稿日: 2020.10.28
  • 傲慢皇子と叛逆の花嫁【イラストあり】

    鹿嶋アクタ, 石田要

    傲慢皇子と叛逆の花嫁【イラストあり】

    鹿嶋アクタ,石田要

    ショコラ文庫

    挿し絵付きでした

    表紙から連想するほどエロ重視でなく、ほどよくエロくてほどよくラブく、普通に面白いです。キャラクターも好き。 受けは女ったらしだけど、さっぱりしててフェミニストで美人男前系。攻めは「余は〜」とか言う傲慢で偉そうな王様系で、でもなんか無性に可愛いときがちょいちょいあります。強気×強気。年下攻め。ストレスなくサクサク読めるので読み返したいです。後日談が欲しいなぁ。

    0
    投稿日: 2020.06.07
  • ボナペティ!

    ボナペティ!

    月村奎,木下けい子

    ディアプラス文庫

    4,3

    天涯孤独で世間を知らないままどんどん不幸になってどん底だった受けを、包み込むような優しさで掬い上げる攻め様(見た目外国人風)。受けの自己評価の低さと、攻めの一歩引いた態度ですれ違いな展開、もどかしいけど嫌いじゃないです。てか、大好物です。健気で一生懸命な受け好きはたまらないのでは。読み返したい。

    0
    投稿日: 2020.06.07
  • 【電子限定おまけ付き】 愛しのオオカミ、恋家族

    鳥谷しず, コウキ。

    【電子限定おまけ付き】 愛しのオオカミ、恋家族

    鳥谷しず,コウキ。

    幻冬舎ルチル文庫

    子供らがかわいすぎます!

    もう、この四人をずっと見守っていたくなります。鳥谷さんの本で一番好きです。何回も読み返したくなる。

    0
    投稿日: 2020.06.07
  • 眠りの君と僕とベッド

    眠りの君と僕とベッド

    なえ*淡路

    ビーボーイコミックス

    3本収録されてました。

    目が覚めたらお隣さんのベッドの中!しかも毎日!って掴みが面白そうで読んでみたけど、う~ん…。 読み返す気にはなれません。 三本目のスイカのやつは大分古いんでしょうか。絵が好きではなかったです。

    0
    投稿日: 2020.06.07
  • 花婿をぶっとばせ

    花婿をぶっとばせ

    愁堂れな,高久尚子

    キャラ文庫

    2.7

    なんかもう、展開が読めすぎでした。なのである意味、安心して読んではいられます。 浮気男に二人で復讐しようぜ!ってストーリー自体は面白そうでしたが、結局想像とは全然違いました。仕返しの相談、という名目で会って仲を深めるというだけの話しで、実際になんか二人で復讐したりだとか、それに絡んでのごたごたや深いストーリーがあったりだとかはないです。『仕返しの相談』も、別に仕返しについて話し合ってはなかったな…。長く付き合った恋人に酷い振られ方してショックを受けてるはずの受けが、たった三日で攻めに落ちるのもなんか微妙…。受けがやたら攻めの顔ばかり褒めてるので、顔?顔なの?って気になります。

    0
    投稿日: 2020.06.07
  • 闇の守り手1 ナイトランナーI

    闇の守り手1 ナイトランナーI

    リン・フルエリン,浜名那奈

    C★NOVELSファンタジア

    怒涛のジェットコースターファンタジー

    背景、世界観もかなり作り込まれていてとても面白い、テンポよくサクサク読めます。読み進めていくほどに、先が気になって止まらなくなりました。 ”闇の守り手”は表紙絵の謎の美青年サージルと、純朴な美少年アレク、二人の出会いの章になります。 二人とも無敵というわけではないので、かなりぼろぼろ状態での旅。どの章も結構ギリギリ、読んでる方は毎回ハラハラです。 この主人公の一人のサージルは密偵で、女装したり家に忍び込んだり盗みをしたりで、秘密を探り出すような仕事をしています。アレクはその弟子となります。 次の”光の狩り手”ではほんのりBL風味な部分も出てきて、叶わない切ない恋なんかも味わえます。 魔法らしい魔法は、かなり後半にならないと出てきません。主人公二人が魔法を使えないので、全章とも基本的に剣や弓での戦いです。 二人には神託や運命があり、そこに戦争やら陰謀やらも絡んできて、次々に問題が起こり、読んでて空きません。とりあえず最初の三冊を読んでみてください。 ちなみに、それぞれの上、中、下できちんと終わってはいますが、大きく言うと、”闇の守り手”+”光の狩り手”で一括り、次が”月の反逆者”、その次に”神託の子”+”禁断の書”でまた一括りという風な感じになってます

    1
    投稿日: 2017.03.09
  • 7SEEDS(1)

    7SEEDS(1)

    田村由美

    月刊flowers

    小学館漫画賞作品

    小学館の漫画賞を取った作品です。こちらの作家さんは、『バサラ』でも漫画賞をとっています。実力のある作家さんなので読んで間違いはありません。 いつも通り自分の部屋の自分のベッドで眠ったはずなのに・・・目が覚めると嵐の海の真っただ中で溺れかけているような状況から始まります。引きこもりであったり、暴力事件を起こしていたりと、何かしら問題を抱えた少年少女達が第一部の主人公達です。見知らぬ者どうしでようやくたどり着いた島、そこには見たことも聞いたこともない動植物があふれ、果たして日本かどうかもわからない。2巻の序盤で彼らに何が起こったのかが判明します。 スケールの大きな話です。ストーリーは二人のヒロインをメインに、交互に展開していきます。 水や食べ物を得るのも命がけ。服も道具も、今手にあるもの以外なにもありません。どうやって食べ物を得るか、どうやって害獣を避けるか、どうやって生活していくか。どうやって日々生き延びるか。 命がけの彼らの生活にドキドキハラハラさせられながら、生きる、生かされているということについて深く考えさせられます。 序盤は映画にありそうなサバイバルモノっぽいですが、巻が進み過去に起こったことが明らかになるにつれ、ありきたりなサバイバルものなんかじゃないとつくづく思わされます。ところどころ泣ける巻も多いです。 4巻も辛いですが、10巻.11巻がとくに怖いです。そしてとても悲しい。 過去の人々の悲しい出来事がある一方で、今必死に生きる少年少女達の変化が、とても力強く鮮やかです。出来れば21巻まで読んでほしいです。今のところ、一番好きな巻なので。 絵柄は好き嫌いがあるかもしれませんが、そんなことは些細に思えるほど面白いです。むしろこの迫力を出すにはこの絵でないと、という気さえしてきます。 男女関係なく楽しめる内容だと思いますので、男性の方も是非読んでみてください。

    2
    投稿日: 2014.04.30
  • 完璧☆彼氏彼女(1)

    完璧☆彼氏彼女(1)

    三次マキ

    別冊フレンド

    美男美女ではないけれど、彼も彼女も可愛い

    『イタズラなキス』を思い出しました。 元気でややアホな女の子が、振られてもめげずに彼を追いかける、という構図が。 ただし彼は超完璧男、というわけではなく、イケメン(風)なキンけし好きの同級生で、告白した夏に向かって平気で「俺メンクイだから」みたいなことを言ってしまうようなヤツ。 小学生のような趣味を持つ、まだ恋を知らない彼なわけですが、そばにいる夏にしだいに気持ちが移っていきます。 お決まりのような切ないシーンもありますが、全体にほんわかした優しい感じの話です。 一条も夏も、おバカですが好感が持てて、読んでいてほのぼのした気持ちになれます。ちょろっと読むにはちょうどいいです。

    1
    投稿日: 2014.04.28
  • 嘘喰い 1

    嘘喰い 1

    迫稔雄

    週刊ヤングジャンプ

    知略でのし上がる

    31巻まで一気読みしました。 ギャンブル漫画というと、ポーカーだのルーレットだのがメインの話しに思えますが、そういったのとは違いました。 カードを使った賭けも出てきますが、毎回趣向をこらしたさまざまなゲームで賭けます。 迷路ゲームであったり、数当てゲームであったり、ババ抜きだったりいろいろです。億の金が飛び交い、足りなければ命で足す、そういう勝負です。 主人公の獏は力はへなちょこですが、悪魔のように頭がよく相手の心理を巧みに誘導します。 相手は血を見るのが大好きな悪い金持ち、みたいなのが多いです。もちろんさまざまなイカサマをしているわけですが、それを見抜いてさらに利用してしまう獏の手腕の鮮やかなこと。劣勢に思えたのが、想像もしないような手で勝ちをかっさらう様は圧巻です。 読者側は、相手がどんなイカサマをしているのかがまずわかりません。それを獏がどうやってひっくり返したのかはもっとわからないです。一番最後に種明かしをされるわけですが、それがミステリーの謎が解けたときのような爽快感があります。 獏はイカサマを見抜けるわけですが、それを申告せずあえて毎回乗るわけです。申告して運だけの勝負になると負けるかもしれないから、と。その辺のふてぶてしさが最高です。 ゲームには毎回、蜻蛉という秘密結社から立会人が派遣されてきます。ゲームのルールを守らせる審判役です。負けた方から金や命を、力でもって強制的に取り上げます。この立会人達も見た目も性格も個性豊かで、しかも立会人同士で競り合う関係にもあったりします。 蜻蛉内部の立会人同志の戦い、政府や警察、海外の闇組織、様々な思惑が絡み合いながら物語は進みます。複雑すぎて一気読みした私は混乱しました。 ギャンブルだけじゃなく、バトルもかなり激しいです。獏なんかは激弱なので、かなりハラハラさせられます。うまく頭をつかって切り抜けていますが。 激弱といえば、獏に拾われた梶ですが、彼も後半にいくにつれて成長していきます。カモだった梶がこんなに強い子に・・・。と、なんだか親心を覚えて嬉しくなります。 『善人』は出てきません。主人公の獏も悪い人じゃないけど、良い人ではないです。梶も、人はいいかもしれませんが、善人とは言いきれず。蜻蛉のボスさえも悪い奴のようで、裏事情を見てしまうとそうでもないような…でもいい人ってわけではけっしてなく・・・。いいもわるいもなく、善悪のすべては混沌としています。 後の巻に行くほどゲームが複雑で、解説されても確立の問題とかなにがなにやらわからないのもありますが、そのへんは読み流しつつも面白かったです。絵も少しずつ変わって、後に行くほど見やすくなります。

    1
    投稿日: 2014.04.28