
清須会議
三谷幸喜
幻冬舎
清州会議の裏側
三谷さんの映画、小説はなんとなく苦手だったので、もう一度トライしようと思って読んでみた作品。清須会議の結末は史実では知っていたので、ストーリー性を楽しむというよりは、人物の描写を楽しむといったところなんだろうと自分では理解したがやはり頭に入ってこない。もちろん合う人はいるのだと思うが、私の中の時代小説の先入観がこの作品に漂うどことない現代っ子感がなんとも合わない。
0投稿日: 2015.12.29あるキング
伊坂幸太郎
徳間文庫
野球と童話
天才野球選手は、何をおもって野球をするのか? すごく不思議な話である。解説の通り今までの著者の作品とは全く違う。 何を背負っているのかは、本当に悲しいものがある。
0投稿日: 2015.12.27神狩り
山田正紀
角川文庫
すごいタイトル
小説の名前インパクトはすごい。謎の組織に、謎の敵に、謎の味方。最終的には勘違いした中ボスを倒すような展開でした。 最初のほうのわくわく感はすごい。しかし、謎は謎のまま。主人公が、無意味にとがっている気がして、なんともいえない。続きがあるそうなのでそちらも読んでみようかなーとは思うの一巻目としてはよいのかも。
1投稿日: 2015.12.27任侠病院
今野敏
中央公論新社
シリーズの中で最も好き。
この任侠シリーズの中で最も好きなのがこの任侠病院である。今回は本当に敵がめんどくさそうなやつらで、いつもの組長人脈解決パターンでもない。いつも、こんないい人まるだしなやくざはいないだろう思うが、気軽に楽しめる小説。日村の中間管理職な苦労もおもしろい。 ただ、いつかこのシリーズでいつも留守番の健一が活躍する日はくるのだろうか。今度はそんなストーリをいれた新作をお願いします。
1投稿日: 2015.12.27任侠書房
今野敏
中央公論新社
すぐに読める
エンタメ小説とでもいうのだろうか。まあ、こんなことはありえないと思いながらも許容できる面白さ。リアリティさを追求している方には おすすめできないが、気軽に楽しめる小説である。
3投稿日: 2015.12.27