
神様刑事 ~警視庁犯罪被害者ケア係・神野現人の横暴~
関口暁人,ma2
TO文庫
神様と公言する刑事登場!!
タイトルが目に入り偶然手に取った本でした。 まず、結末には驚きました。面白い!!!! 小野 皇子は友人女性を事件から守れなかった後悔から刑事から犯罪被害者のケアを担当する部署へ異動 その部署の上司は警視庁総監の息子でやりたい放題の神野 現人 横暴な神野に振り回されながらも、たしかな捜査能力を使い徐々に事件の真相を明らかしていきます。 被害者遺族の心情も交えながら描かれています。 あり得ない展開と結末をぜひ体験してみてください。
3投稿日: 2015.06.03
月影骨董鑑定帖
谷崎泉,宝井理人
富士見L文庫
骨董贋作ミステリー
全体的にオーソドックスな事件です。 主人公 晴が骨董絡みの殺人事件に巻き込まれます。 過去に祖父と喧嘩別れし、将来を諦めてしまうまでになった事が骨董贋作事件とどう関わって解決していくのかという内容です。 居候の蒼一郎、幼馴染みの国崇のキャラの絡みもあり、いろいろ個性溢れる人たちばかりが登場します。 個人的には骨董に関してそれなりに知識が書かれていて良かったですが、文章が私には読みにくい感じでした。 まだまだキャラそれぞれの過去がわかっていないため今後を期待しています。
0投稿日: 2015.06.02
セクメト
太田忠司
中公文庫
非現実的な事件
あっという間に読了しました。 まず、「セクメト」とは何か不明で読みはじめましたが、内容に引き込まれました!! 刑事の和賀さんは殺人事件現場で不思議な女子高生に会い、謎の言葉を残すものの真相がわからぬまま、少女が驚異的力の持ち主だと知ります。 事件の容疑者たちは,おだやかな性格で幸せな生活を送っている人たちばかり、しかし臓器移植を境にどうして殺人鬼に変貌していまうのか! 後半は特別な力を持ってしまった人と臓器移植に関連した内容で展開が早く読みやすいです。
1投稿日: 2015.05.30
怪ほどき屋
南澤径,vient
角川ホラー文庫
生き餌 として
単純な性格、三流の霊能力もちの多賀宮さん。 「業の深さが怪をひきつける」と言われ、便利な道具として扱われながらもトラブルを解決していくお話です。 相棒はテンション高い奈さんと秘書の西條さんのコンビ! それぞれに秘密があり徐々にあかされていく感じです。 美少年の奈さんの行動は人を食った感じがちょっと気になりますが、あっさり読む事ができました。
1投稿日: 2015.05.12
バー・コントレイルの相談事
小竹清彦,しのとうこ
富士見L文庫
カクテルが飲みたくなります
お酒が飲めない人でも行ってみたくなる、バーが舞台のお悩み解決話です。 主人公 緑は仕事で嫌なことがあり、気になっていたバーに思いきって入ってみます。そこでバーテンダー、料理人、お客さんとの出会いから心が癒されていきます。 中でも、緑の父が亡くなる前に娘に飲ませたかったカクテルを解いていく話がとても良かったです。 バーテンダーの羽鳥さんと緑さんの関係も今後楽しみです。
0投稿日: 2015.05.12
うちの執事が言うことには 4
高里椎奈
角川文庫
微笑ましい関係
今回も読みやすく面白かった。 特に最後の話にほっこりさせられました。(とってもいい話ですよ♪) 花頴と木更目のお互いを思いやっている主従関係が微笑ましいです。 今後もどうなるか楽しみです。
1投稿日: 2015.05.11
目白台サイドキック 五色の事件簿
太田忠司
角川文庫
北小路さんの能力!!発揮
シリーズ3作目 無藤刑事と北小路さんのコンビでゴーストバスターズ!! いろいろな幽霊が登場し、オカルト色がでてきた感じです。 無藤さんが今回は頑張っています☆☆赤尾さんとの関係もどうなるのか、気になります。 このシリーズは読みやすく、それぞれのキャラの雰囲気も大好きです。
0投稿日: 2015.04.26
幽落町おばけ駄菓子屋 思い出めぐりの幻灯機
蒼月海里
角川ホラー文庫
謎の新キャラ登場
シリーズ2巻目 「みちのくのいえ」の内容が特によかったです。故人を偲ぶ主人公 彼方くんのおじいさんのお話で心があたたかくなる内容です。 また、今回から水脈さんの過去に関わる謎の医者 都築さん( 怖!!)登場で今後も何か起こりそうな雰囲気です。 幽楽町に新しい住人も増えてますます楽しみです。
0投稿日: 2015.04.26
幽落町おばけ駄菓子屋
蒼月海里
角川ホラー文庫
浮世と常世の狭間でのほっこり人情話
大学生になり一人暮らしに選んでしまった物件は、「有楽町」ではなく「幽楽町」だった! 妖怪と幽霊と人間が住んでいる町でアパートの大家(駄菓子屋)の水脈さん、主人公 彼方を騙して連れてきたジローとともに、さ迷う幽霊の悩み事を解決していく話です。 ゆったりした内容で読みやすく楽しめました。
9投稿日: 2015.04.26
お坊さんとお茶を 孤月寺茶寮はじめての客
真堂樹,木下けい子
集英社オレンジ文庫
個性豊かなトリオのお話
リストラされ行き倒れた先は貧乏寺の弧月寺。 美形僧侶の空円、男気たっぷりの坊主の覚悟に助けられ、主人公 三久は見習い僧として居候。日々、お寺での世界を体感します。 毎日の寺での三人の生活がおもしろ、おかしく描かれていて読みやすくよかったです。 檀家さんとの人情味溢れるお話にホッとします。 仏教の世界を体験できますよ☆
1投稿日: 2015.04.24
