話の内容もかなり盛り上がって面白いですし気に入っているシーンも多いのですがやはり、表紙以外に絵がない。そこが読んでいてとてつもなく残念な気分になります。

内容はなろうで連載していた頃からなろうらしくない珍しい作風に惹かれて楽しませてもらってました。そのため今回の書籍化は期待していたのですがまさか表紙以外に絵がないだなんて残念な事になっているとは思いもしませんでした。

エルフの施設の自爆は勿体ないけど作者さんの別作品に繋げられそうな技術が移民船に入手される下りは興味深いです。後、直ぐに別口で補充されたとはいえweb版で色々事件を引き寄せたパーツをポイしたのには笑いました。主人公がようやく自分の行動でまずい状況になってるのを知って追い込まれる所もあり面白い巻でした（どうして自分から行動を起こさないんだってのには相変わらずはぐらかしてたのはアレですが）。

マリエとかほかのキャラたちは努力しているので読んでいて印象が改善します。主人公は相変わらずアレな言動で読者にストレス攻撃をしてきます、敵国の王女の方がマシに見えます、ただ、本人が全く思ってないのがアレですが演説はマシでしたWebで無名だったキャラに台詞が増えたりも面白いです。

事態が最大限悪化したところでチートで殴ってSEKKYOUが主人公の常套手段です。主人公の消極的で自分から学ぼうとしない性格にはかなりストレスがたまりますが、世界観や伏線等は非常に丁寧に作られていて面白いです。

エロ本指定になってるけどいつもの描写を隠さずに前から書いてるだけなので普通に読めます。

実に一昔前の大長編ラノベのテンプレ的主人公が無事召喚されます。冒険の旅1歩目から愉快な勇者メンバーが実に忠実に再現されていて笑えます。そして世界観の説明もいい感じにされています。

床一面スライム、スライムの核に顔っぽいものがあって不思議な感じ。空間魔法は難しくて衰退分野らしい。公爵家や関わりのある人は現代人的な倫理観の善人でその紹介だからか、今の所ほぼ安全な人としか関わってないけど役所とかを見る限り一般はそうでもないみたい。後半廃坑で戦闘も有り。

ダンジョンは異種姦孕ませモンスターに溢れているエロゲ風世界だったことが判明、主人公は無事異種交配スキルを入手出来ました。そして、さらっと魔族の主食が人間というビックリ設定が出てきたりしたのにはホモ外道や借金兵士以上に驚きました。

猫に犯されることを夢見る変態性癖のエロフに主人公が拾われます。エロフは人型のモンスターも嫌っているので異種姦好きというよりは猫専のようです。後、アナ雪が登場します。